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不成就日とは「何事も成就しない日」
お祝い事や何かを新しく始める時、縁起の良い日や悪い日を気にする人は意外と多いです。昔から婚姻関連や引越しなどは、縁起の悪い日を避けるべきとされていますが、中でも『不成就日(ふじょうじゅび)』は避けるべき日として有名です。
不成就日とは、古来より「何事も成就しない日」として知られており、新しく何かを始めたり、お祝い事をこの日に決めたりしてはいけないと言われています。
この不成就日は、十干十二支の組み合わせによって吉凶が判断されており、「仏滅」や「大安」などが用いられる『六曜』とは違います。毎年、不成就日は異なるため、その年に大きなお祝い事や新しく始めることがある人は、その年の不成就日を確認しましょう。
2022年の不成就日はこちら
ちなみに、今年2022年の不成就日は、以下の通りです。
- 【1月】8日、16日、24日
- 【2月】3日、11日、19日、27日
- 【3月】4日、12日、20日、28日
- 【4月】1日、9日、17日、25日
- 【5月】4日、12日、20日、28日
- 【6月】3日、11日、19日、27日
- 【7月】4日、12日、20日、28日、31日
- 【8月】8日、16日、24日、28日
- 【9月】5日、13日、21日、26日
- 【10月】4日、12日、20日、28日
- 【11月】5日、13日、21日、28日
- 【12月】6日、14日、22日、28日
これらの不成就日にお祝い事をするのは、できる限り避けるべきでしょう。
不成就日にしてはいけない『絶対NG行為』5選
では、具体的に不成就日にはどのような事をしてはいけないのでしょうか。一般的に「これはやめた方が良い」と考えられている絶対NG行為をご紹介します。
1.願い事
不成就日とは「何事も成就しない日」を指します。つまり、この日に願い事などをしてしまうと、その願いが叶わなくなる可能性が高くなるのです。
例えば、神社に参拝し神様にお願い事をしたり、本殿で祈祷を受けるといったことは避けるべきでしょう。そこでお願いしたことが叶わなくなってしまうかもしれません。
2.婚姻関連
不成就日にしてはいけないこととして有名な行為が、婚姻にまつわる事柄です。入籍や結婚式、結納などが当てはまります。
この日に結婚したり、結婚式を挙げたりしてしまうと、その結婚が後々上手くいかなくなると考えられているため、結婚式を予定している場合、あらかじめ不成就日でないかどうかを確認するカップルが多いです。
結婚式場によっては、六曜の「仏滅」と同様、不成就日の結婚式が割引されるといったサービスを行っているところもあるほどです。
3.子どもの命名
子どもの命名や出生書の届け出なども不成就日に行わない方が良いとされることが多いです。出産は日にちを選ぶことができませんが、命名や出生書の届け出は、ある程度、時間が設けられているため、命名する日や届け出す日は夫婦で選ぶことができます。
そのため、子どもの将来の安泰を願って、不成就日は避けるというご夫婦が多いようです。
4.引越し
引越しは、心機一転、新しい生活を始める事を意味しています。そのため、「何事も成就しなくなる日」である不成就日に引越しは避けるべきと考えられています。
引越し先で災難に見舞われてしまったり、一緒に同棲する相手と不仲になってしまったりと、不幸に遭ってしまうことを恐れて避ける人が多いようです。
5.新しい事を始める
新しいものを購入したり、事業を始めたり、転職したりといった行動も不成就日は避けるのが無難です。
不成就日に新しいものを購入してしまうと、その物が悪運を呼び寄せてしまったり、事業開始後に上手くいかなくなってしまったりと、縁起が悪いと考えられているからです。
不成就日は「何事も成就しない日」とされているため、新しい事を始めるのは、別の日にするのが無難でしょう。
不成就日はお祝い事や新しい事を避けるべき!
いかがでしたか。不成就日は「何事も物事が成就しなくなる」と考えられているため、お祝い事や新しく何かを始める事は避けるべきと考えられています。とはいえ、捉え方は人ぞれぞれです。頭の片隅に入れておき、できる範囲で避けることをおすすめします。