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服の畳み方や収納方法は、衣類の寿命にかかわっている!
洋服は毎日使うため、洗濯して乾いたら畳んで保管することが大半です。だからこそ、畳み方や保管方法を間違えてしまうと、服そのものの寿命を縮めてしまう可能性があります。
お気に入りの洋服を長く着用するためにも、やってはいけないNGな畳み方や収納方法をチェックしておきましょう。
服の寿命を縮めている『畳み方・収納方法』5選!
服の寿命を縮めてしまう、NGな管理方法についてまとめました。
1.しわを伸ばさずに畳む
拭くにしわがついているにもかかわらず、そのまま畳んでしまうのはNG。しわがさらに深くなり、服を着たときによれよれになってしまう可能性があります。
深いしわがついてしまうと、洗い直しをするしかなくなってしまうことが多くなるため要注意!何度も頻繁に洗濯を繰り返していると、布の劣化につながります。
2.畳んだ衣類に香水をつける
服から香水の香りが漂うと、自分が香水をつける手間が省けるため便利だと思っていませんか?服に直接香水をかけてしまうと、服に香りが強く残りやすくなります。再度着用したときには柔軟剤の香りと混ざり合って、よくわからない臭いになっているかもしれません。
また、香水の水分によってシミができることがもあり、香水のシミはとれにくいものがほとんどです。香水は衣類ではなく、素肌に少量つけるのがベスト!
3.タンスに衣類を詰め込む
タンスの中に、服をぎゅうぎゅうパンパンに詰め込んでしまうと、深いしわを作ってしまう可能性があります。衣類が圧迫されるため、服そのものがぺしゃんこになってしまい、型崩れしやすくなるので要注意!
4.ハンガーにかけるべきではない衣類を、ハンガーにかけて収納
ハンガーに服をかけると、畳む手間がないためとっても便利ですよね。しかし、以下のものをハンガーにかけて収納するのはおすすめできません。
- ニット素材の衣類
- コートなどのアウター
- 柔らかな生地の衣類
- パーカーなどの重い素材
重さのある素材をハンガーにかけて収納すると、重力の引っ張られて素材が伸びて型崩れしやすくなります。
5.衣類を洗わずに仕舞う
冬場は汗をかくことが少なく、着用時間が短かった服は、つい洗わずに畳んでしまいこみがちです。汗をかいていなくても、着用することによって皮脂や汚れが付着しています。ほかの衣類に臭いが移る可能性があるので、洗っていない服をタンスに入れるのはNG!
服の寿命を長くする正しい畳み方と収納方法
服の寿命を延ばし、いつまでも美しい状態をキープするためには、正しい畳み方を身に着けるのが一番です。
- Tシャツ・カットソー…縫い目をそろえて手アイロンをかけ、襟もとを目印にして左右の身丈を折って、袖を縫い目に沿って折り込み真ん中から裾を織り上げる
- ジャージ・スウェット…袖を肩と平行に左右折り込み、裾を織り上げる。フードはふちをもって左右を内側に折り込む
コートやブラウス、しわが付きやすいデリケート素材のものは、畳むのではなくハンガーでつるして保存しましょう。
タンスに畳んだ衣類を収納するときは、重いものが下、軽いものが上になるよう配慮し、同じ大きさの衣類を重ねるとコンパクトに収納しやすくなりますよ。
まとめ
服は、畳まなければしわが深くついてしまうため、できるだけしわを作らないよう管理することが重要です。正しい収納方法も身に着け、衣類に負担の少ない管理方法を目指してくださいね。