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かわいいわが子は、何歳になっても心配なもの
自分の子どもは、どんなに年月が流れても誕生間もないころの幼さを感じて手を貸してあげたいという気持ちになりますよね。子どもにはいつでも笑顔で、苦労や悲しい思いをさせたくないと思うのが親心といえます。
しかし、いつまでも過保護に育てていると、子どもの成長に悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。
『過保護すぎる親』の特徴4選!
過保護すぎる親は、どのように子どもと接しているのでしょうか。
1.子どもの身の回りのことをすべてやってあげる
生まれて間もない子どもであれば、子どもの身の回りの世話を親がやるのは当たり前です。しかし、幼稚園や小学校と進学していってもなお子どもの身の回りの世話をすべて親がやってしまうのはNG。
子どもは失敗を繰り返しながら学習するため、身の回りの世話をすべて親がやってしまうと学習の機会を奪ってしまいます。
2.甘やかしすぎる
わが子のわがままは、いつまでたってもかわいいと思えるものです。だからといって、子どものわがままを何歳になっても全て受け止めてしまうのはNG!
甘やかしすぎると、わがままが通る環境が当たり前になってしまうため、子どもの人格形成がうまくいかなくなってしまうかもしれません。
3.常に一緒に行動する
子どもと仲良しの、友達のような関係はとてもよいものです。だからといって、子どもがどこかに行くとき必ず同伴するというのはよくありません。子ども同士の遊びや買い物などは、ある程度以上の年齢になったら同伴すべきではありません。
家族とはまた別の、横のつながりを持ち、いろいろなことが学べる環境を整えてあげるべきです。
4.交友関係を気にしすぎる
子どもがよくない友人との付き合いにどっぷりはまってしまったらと考えると、評判のよくない子と友人関係ではないか確認したくなりますよね。人間関係のいざこざや出来事は、経験しなければ学習ができません。過保護になっていろいろ詮索するのはNG。
過保護になりすぎないように注意すべきこと
過保護に育てられた子どもは、以下のような状態になってしまうかもしれません。
- 自分から取り組まず、指示待ちになる
- 分が悪いことが起こったら、他人のせいにする
- 責任がある立場に立ちたがらない
- 社会性に乏しく、うつなどの精神疾患を患いやすくなる
上記のようにならないためにも、子どもには過保護になりすぎないよう注意しましょう。子どもの年齢に合わせて、接し方をシフトチェンジしていくのがおすすめです。
- 交友関係に干渉しすぎない
- 相談されていない出来事に首を突っ込んで、不要なアドバイスを押し付ける
- 子どもの理不尽なわがままを聞き入れず、同じ人間として話し合いの場を設ける
子どもが社会に出ても苦労しないためには、学生時代子ども自身である程度の問題を解決する能力を身に着けることが重要!
まとめ
自分にとってはいつまでも幼くてかわいらしいと思いがちなわが子であっても、世間一般的な常識などを身につけなければ、周囲にはなじめません。子どもと適切な距離を取りながら、成長を見守って支えてあげるのが親の役目です。