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冬場に欠かせないホットカーペット
寒さ厳しい冬場は、暖かなアイテムを上手に活用して乗り切りたいものです。ホットカーペットは、幅広い範囲の床面積を均一に暖めてくれるので、持っていると重宝するアイテムといえます。
しかし、使い方を間違えてしまうと、思わぬトラブルを招いてしまうかもしれません。けがや故障を防ぐためにも、NGな使用方法を事前にチェックしておきましょう。
ホットカーペットの『間違った使い方』5選!
ホットカーペットを使用するときに注意すべき、NGな使い方をご紹介します。
1.重いものを置くなどの強い衝撃を与える
ホットカーペットの上に乗せても大丈夫なものは、テーブルやソファといった比較的軽い家具に限定されます。
タンスなどの一人で移動できないほどの重さの家具を乗せてしまうと、カーペット内の発熱体を傷つけてしまい、暖かくない部分が発生してしまうリスクが高くなります。強い衝撃やキャスター付きの椅子の使用もNGです。
2.低温やけどの可能性がある人が長時間使用する
低温やけどをしてしまうリスクがある人は、以下の通りです。
- 乳幼児
- 過労状態の人
- からだが不自由な人
- 泥酔している人
- 温度調節ができない人
- 睡眠薬や風邪薬を服用している人
- お年寄り
- 皮膚が弱い人
上記に当てはまる場合は、ホットカーペットの使い方を間違えると低温やけどを負ってしまう可能性があるので注意してください。
3.就寝用に使用する
ホットカーペットは、寝転ぶと暖かくてついウトウトしがちです。就寝時に使えば、最初から暖かい布団で寝られるため、寝つきがいいかもと思うかもしれません。
しかし、ホットカーペットを就寝時に使用すると、低温やけどを負ってしまう可能性があります。布団内の温度が上がりすぎて寝汗をかき、風邪を引く原因にもつながるので就寝時の使用はNGです。
4.フローリングに直接ホットカーペットを敷く
フローリングに直接ホットカーペットを置くと、以下のことが起こるかもしれません。
- 変色・変形する
- フローリングの板に隙間が生じる
- フローリングが反り返る
フローリングが変形してしまったら、隙間風が入り非常に生活しにくい状態になってしまいます。修理にも大きなお金がかかるため、直接ホットカーペットを敷かないよう注意しましょう。
5.異変を感じつつ継続使用する
ホットカーペットに下記のような異変がみられた場合、使用と中止してください。
- 暖かい部分と冷たい部分がある
- 勝手に電源が切れる
- プラグやコンセント部分が異様な熱を持っている
- 焦げ臭い
- 電気の通りがよくない
異変があるにもかかわらずホットカーペットを継続使用すると、発火する恐れがあります。
ホットカーペットの効果的な使い方
ホットカーペットを効率よく使用するためには、以下のポイントに注意してみてください。
- ほかの敷物を敷いた上に、ホットカーペットを敷く…床を守り、寒さを軽減するため
- ひざ掛けなどを使用し、暖かさを逃さない
- 掃除機や水拭きを行い、こまめにメンテナンスを行う
- 重いものは極力置かない
- 操作パネルを踏まないよう気を付ける
- つけっぱなしにしない
- ホットカーペットの上で寝ない
ホットカーペットは電気を使うものなので、強い衝撃などを与えないよう注意しながら使用しましょう。健康を害さないためにも、うたた寝は厳禁!長く使用するためにもこまめに手を入れ、きれいな状態をキープしましょう。
まとめ
ホットカーペットは、とっても簡単に使用できる便利なアイテムです。大切に使用し、賢く冬を乗り切りましょう。