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スタッドレスタイヤを使うタイミング
スタッドレスタイヤは、冬になると全国どこでも必ず使うべきというものではありません。以下のような路面状態になる場合は、スタッドレスタイヤを使いましょう。
- 路面が凍結している
- 雪が積もっていて、日中も解けない日が何日も続く
スタッドレスタイヤを使う季節は冬であり、適切な環境で使わなければ劣化を早めてしまうかも。タイヤの寿命を縮める保存方法も、併せてご紹介します。
スタッドレスタイヤにしてはいけない『NG行為』4選!
スタッドレスタイヤにすべきではない、NG行為は以下の通りです。
1.夏場に使用する
スタッドレスタイヤは、夏場の使用には不向きなタイヤです。
- 燃費が落ちる…柔らかなゴムを使っているため
- 安全性が落ちる…雨や乾いた道路での使用は不向き
- 急ハンドルやブレーキに対応しきれないことがある
- 摩擦が大きくなると劣化が進む
夏は、スタッドレスタイヤにとって過酷な時期です。雪解けが進み、路面凍結がみられなくなってきたらノーマルタイヤと交換しましょう。
2.劣化していても使い続ける
スタッドレスタイヤは、安価なものではありません。頻繁に買い替えるとなると、負担が大きくなりますよね。しかし、明らかに劣化しているにもかかわらず、スタッドレスタイヤを継続使用するのは危険です。
- スリップサインが出ている
- 溝が浅くなってきている
- ひび割れがみられる
- 偏った摩擦がみられる
上記のサインがみられるようであれば、買い替えを検討してください。
3.劣化を速める場所で保存する
スタッドレスタイヤの寿命を縮めてしまう、NGな保存場所は以下のような場所になります。
- 高温多湿になる
- 紫外線がタイヤに当たる
- タイヤの近くに水気がある
- タイヤを縦向きに保存する
スタッドレスタイヤを保存期間中に劣化させてしまうと、冬すぐに使用できなくなっているかもしれません。
4.ワックスやクリーナーを塗る
車のボディのように、タイヤも美しく輝いてほしいと願うあまり、ワックスやクリーナーを塗ってしまうのはNG。タイヤを劣化させてしまう可能性があるため、ワックスなどを使用したいのであれば専門店のスタッフに相談するのが無難です。
スタッドレスタイヤの正しい保存方法
スタッドレスタイヤは、正しく保存することで使用期間を延ばすことが可能です。
- 保存する前に、タイヤを水洗いし、余分な水分を拭き取って風通しのよう場所で日陰干しする
- カバーをかけ、ほこりや水が当たらないようガード
- 直射日光を避け、高温多湿にならない場所にタイヤを置く
- タイヤの空気圧を半分程度に調整し、横向きにして積み上げて保管
スタッドレスタイヤは、決して安価なものではありません。正しい方法で保管し、頻繁に買い替えなくて済むような工夫を実践してみてください。
使用していない期間であっても、保存環境が適切ではないと劣化が進んでしまうため注意しましょう。
まとめ
路面凍結や積雪がある地域では、スタッドレスタイヤが必須!長く使用するためにも、劣化しにくい保存方法で保管してくださいね。