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読み終わった雑誌、全部古紙で捨ててしまうのはNG!
読み終わった本や、なにかの包み紙など、私たちの身の回りにはさまざまな紙が存在しています。どれも大きく括れば紙なので、使わなくなった紙はすべて古紙として出してしまうのは、実はNG!
紙にもいろいろな種類があるため、古紙として再利用できないものが多数あります。間違えて古紙として処分してしまわないよう、どのようなものがNGなのかをチェックしましょう。
古紙に出してはいけない『リサイクル不可な紙』3選
古紙として処分していない種類の紙は、以下の通りです。
1.リサイクルできない紙
素材そのものは紙ですが、再利用はできない紙は以下の通りです。
- 芳香剤やせっけん、お線香のニオイがついているもの
- バッグや靴詰めている紙
- 昇華転写紙…アイロンプリント紙、捺染紙など
- 感熱性発泡紙…点字などが印刷されているもの
- ワックス付き段ボール
上記のものは、紙であっても古紙として処分するのはNG。可燃ごみとして処理しましょう。
2.紙と認識しやすい、紙ではない素材
紙ではない素材のものは、古紙として処分できないので混ぜ込まないようにしましょう。
- おむつ・ペットシート・生理用品…未使用でも破棄は不可
- 合成紙
- ストーンペーパー
- 不織布製品
紙のように薄いものであっても、紙ではないためリサイクルできません。自治体の指示に従って、処分すべきです。
3.再利用に適していないものが付着している紙
古紙として回収して再利用するには、ふさわしくない紙もあります。
- 箔押しされたもの
- シールやテープがついているもの
- 防水加工されたも
- 圧着はがき
- ラミネート紙
- 写真やアルバム
- カーボン紙・ノーカーボン紙
- 食べものや汚れが付着しているもの
上記のような紙は、再利用できません。
古紙に出してもよい紙類とは
古紙として回収場所に出せるものは、以下のものがあげられます。
- 新聞・チラシ
- 段ボール雑誌…週刊誌・カタログなど
- 上質紙…コピー用紙・模造紙など
上記のほかにも、牛乳パックを出すことができる場所もあります。古紙を出す場合、回収する場所が分けられていることがあります。古紙だからといって、すべてひとまとめにしてしまうのはNG!
収集する人の手間を増やさないためにも、指定された場所に古紙を振り分けましょう。新聞紙や雑誌は、紙ひもで縛って収集場所に持ち込むのがルールです。紙ひもでまとめていないと、回収時にばらけて時間がかかってしまいます。
まとめ
古紙を出す場合は、ある程度の量をため込んで出すことが多いと思います。収集場所に古紙を出す前に紙ひも縛ってまとめ、自然と人にやさしい状態にしましょう。