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ペットは基本的に手間と時間がかかるもの
普段の生活の中に癒しが欲しいと思ったとき、ペットを飼うという選択が脳裏をよぎることは誰にでもあります。ペットと一口にいっても、飼育できる動物は種類が豊富です。
昨今は、ペットショップや専門店に行かなくても、ホームセンターなどで小動物であれば購入できる場所が増えています。
しかし、ペットも人間と同じひとつの命。飼育にはお金や手間がかかることを承知の上で、飼育するかどうか検討しましょう。
飼うのが大変と言われているペットランキングトップ5!
初めてペットを飼おうと思っている人必見の、飼育が難しい動物についてまとめました。
5位. 昆虫
昆虫と聞くと、虫かごの中に入れっぱなしで楽だと思う人が多いのではないでしょうか。実際の昆虫飼育は、手間とお金がかかります。
- 生体・幼虫共に温度管理が必須
- なつかず、飛んで脱走し、捕まえるのが難しい
- 土の交換や越冬準備などでお金がかかる
- 手や指などに昆虫がとまると、かぎ爪が衣類や皮膚に食い込んで剝がしにくい
- かまれたり挟まれるとけがをする
昆虫にも種類があるため、お金のかかり方には幅があります。
4位.猫
ペットの代表ともいえる猫ですが、どんな人でも飼いやすいというわけではありません。
- 気まぐれで、いうことを聞かない
- 夜行性なので、夜になると暴れる
- 繁殖力が強く、避妊・去勢必須
- 毛づくろいによる吐き戻しがみられるなど
猫は犬ほど従順ではないため、引っかいたりかみつくことがあります。
3位.犬
ペットの代表ともいえる犬ですが、長く家を空ける人には不向きな動物です。
- しつけに失敗すると、犬から吠えられたりかまれるなどの被害を被る
- 鳴き声が大きく、近隣住民から苦情が来る可能性がある
- 毎日の散歩が欠かせない
- 長時間留守番をさせると、寂しさでストレスを抱えて病気になることも
犬は猫よりも種類に幅があり、大きさもさまざまあります。大型犬になると、暴れだしたら手が付けられないこともあるので要注意!
2位. 鳥類
鳥類は、犬や猫のように手をかけなくてもよいと思う人もいますが、そうではありません。
- 餌の種類が豊富で、種類によっては発情を助長させることがある
- ストレス解消のため、室内で放鳥する必要がある
- 温度管理が欠かせない
- 鳴き声が想像以上に大きい
- 種類によって、なつきにくい
- つつかれるとけがをする
- 放鳥すると飛び立つ前にフンをする
- 専門医を見つけるのが難しい
鳥といえば、おしゃべりインコなどが有名ですが、どんな鳥もなにもせず賢くなるわけではありません。
1位. 小動物
ホームセンターなどで昨今よくみられるのが、ハムスターやモルモット、モモンガやフェレットといった小動物です。犬や猫は飼えないけれど、体の小さな動物だったら簡単と思うのは大間違い!
- 脱走したら捕まえるのが大変
- なつきにくい
- 温度管理が必要
- 家具や壁を破壊することがある
- 専門医を見つけるのが難しい
- 預け先のペットホテルが見つからない可能性がある
- 同伴でのお出かけや宿泊が難しい
小動物の中には、フンが臭かったり病気になりやすいものもいます。
ペットを飼う前に知っておくべきこと
ペット全般にいえる、ペットを迎え入れる前に知っておくべきことをご紹介します。
- 予防接種の有無
- 動物病院で診てもらえるか
- 伝染病、かかりやすい病気の有無
- ゲージ、水入れなどの生活必需品の買いそろえ
- 毎月かかる餌代
- 消耗品の種類の確認
- 一緒にお出かけできるか
- お留守番が苦痛ではないか
- ペットホテルに預けられるかなど
犬や猫などペットとして多くの人に認識され、専門の施設などが充実しているものもあれば、動物病院選びで苦戦するような生き物もいます。飼育したいという思いだけで勢いに乗ってペットを購入するのではなく、飼ったペットが健康で幸せに生活できるかを考慮しましょう。
まとめ
ペットを飼うということは、自分や家族だけを中心とした生活ではなくなることを指します。ペットを飼うことは楽しいことだけではないということを、知っておきましょう。