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年齢を重ねると大人としての品格が求められる
年齢を重ねるにつれて大人としての品格が求められるようになると実感することはありませんか。特に食事の際には、一緒に食事をする人に対する配慮や食事時のマナーに気をつけなければいけません。
食事の時に配慮の足りない行動をしたり、大人として「それはどうなの?」と思われるようなタブー行為をしたりすることで、育ちが悪いと思われてしまう恐れも…。すると、その人に対する評価がガクッと下がってしまうこともあり、大人として致命的です。
育ちが悪いと思われる『食事中のNG行為』5選
では、一般的に「育ちが悪いな」と周りから評価が下がってしまう行為とは、どのような行為が当てはまるのでしょうか。今回は食事中に焦点を絞り、大人として避けたいタブー行為を紹介します。
1.猫背になってお皿に顔を近づけて食べる
食事をする時に「食べにくいから」とテーブルの上に置かれているお皿に顔を近づけるようにして食べていませんか。食事中に猫背になって食べている様子は、とても見苦しく「マナーがなっていない」「育ちが悪そう」と思われる要因となります。
大人として、食事をする際は基本的に箸やフォーク、スプーンできれいに料理をとり、口に運ぶ所作を身につけておくと安心です。
2.頬杖をついて食事する
昔から机の上に肘をついて食事をすることは、行儀が悪いとされてきました。幼い頃、親から「行事が悪いからやめなさい」と注意されたことがある人も多いのではないでしょうか。
大人になっても頬杖をついて食事をしていると、周囲から「行儀が悪いな」「教えられてこなかったのかな」と育ちが悪そうと思われてしまいます。
頬杖をついて食べている人を見ると、どことなく態度も悪そうに見えてしまうため、一緒に食事している人に不快な思いをさせないためにも控えましょう。
3.口に食べ物を入れた状態で喋る
食事中、つい会話に花が咲いてしまい、口に食べ物を入れた状態で喋っている人をよく見かけます。しかし、口に食べ物を入れた状態で喋ると、一緒に食事をしている人に不快な思いをさせてしまう恐れがあります。
例えば、口に食べ物を入れて喋ると、誤って咀嚼した口内の食べ物が唾と一緒に飛び出てしまう可能性があります。また、咀嚼しながら喋ると「くちゃくちゃ」と不快な咀嚼音がより大きく響いてしまうため、行儀が悪いと感じる人は多いです。
口の中で咀嚼されている食べ物が見え隠れする様子も、端から見ると不快に感じやすいです。口に食べ物を入れた状態では喋らず、飲み込んでから会話を再開しましょう。
4.一度に口に入らない量を無理に詰め込む
食べ物を口に運ぶ時、一度に口に入らない量を運んでいませんか。口に入りきらないほど多くの量を入れようとすると、口の周りが汚れてしまったり、咀嚼する時の音が大きくなったりと様々なタブーを犯してしまいがちです。
また、口に運んだはいいものの、入りきらずに口から飛び出ている…という光景は、大人として非常にみっともないと感じる人は多いでしょう。
料理を口に運ぶ時は、一度に口に入るサイズに切り分けるなどし、余裕を持って運ぶようにしましょう。
5.あまりにも箸の使い方が悪い
箸の使い方は大人であれば正しく使えるように矯正したいところです。あまりにも箸の使い方が悪いと、他の所作が綺麗でも「育ちが悪いのかな」と残念に思う人は多いです。
箸の持ち方は大人になってから矯正できないということはありません。いつからでも直すことは可能です。気になっている人は、ぜひ今日からでも箸の持ち方を改善しましょう。
大人として意識したい最低限の食事マナー
大人として、一緒に食事をする人に不快な思いをさせるような食事の仕方は避けるべきです。大人として、以下の食事マナーは最低限意識するようにしましょう。
- 姿勢を正して食事する
- 料理は箸で小さくしてから口に運ぶ
- 口に物を入れているときは喋らない
- お箸を正しく持つよう意識する
- 15cm以内の小さなお皿は手に持ってOK
食事をしている最中の姿勢は、その人の印象を大きく変えます。猫背や肘をつくなど姿勢が悪ければ印象も下がってしまいますし、反対に姿勢良く食べていると「所作が綺麗だな」と好印象を持ってもらうきっかけにもなります。
また、料理の食べ方にも注意が必要です。慌てて食べると様々なタブーを犯しがちなので、なるべくゆっくり余裕を持って食べるようにしましょう。余裕を持って食べることで、より食事も美味しく感じるはずです。
大人として恥ずかしくない食事マナーを身につけよう
いかがでしたか。大人になるといろんな人と食事する機会が増えるため、大人として恥ずかしくないマナーを身につけておくことが大切です。正しい食事マナーを身につけておくだけでも、品のある人という印象を持ってもらうことができます。