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スーパーやホテルで見かけるトイレットペーパーの三角折り
スーパーやホテルのトイレを使うと、トイレットペーパーが三角形に整えられていることがありますよね。トイレットペーパーの形が整っていると、トイレを使ったときにちょっと得をしたような嬉しい気持ちになるものです。
この気持ちを次の人にも味わってほしいと思う気持ちはわかりますが、自分が使ったあとのトイレットペーパーを三角形にしてしまうのはNG。どうしてNGなのか、理由を解説します。
三角折りがNGな2つの理由
トイレットペーパーの三角折りがNGな理由は、以下の通りです。
1.不衛生な手でトイレットペーパーに触れるため
トイレットペーパーを三角形にするとき、手はどんな状態なのかを振り返ってみてください。用を足して、自分がトイレットペーパーを使用した直後であることが圧倒的に多いですよね。
体調不良ではなかったとしても、用を足したあとの手でトイレットペーパーに触れるのは絶対NG。今は体調不良ではなくても、なにかのウイルスに感染していて、のちに体調を崩す可能性もあります。
見ず知らずの人にウイルスをまき散らさないよう、またあとから使う人が気持ちよくトイレットペーパーを使用できるよう配慮したら、ペーパーホルダー内のトイレットペーパーには触れないのが1番です。
2.掃除完了サインが三角折りだから
トイレットペーパーの三角折りは、清掃員の人が掃除完了のサインのために作っているものです。したがって、トイレを使用した人が清掃完了サインである三角折りをしてしまうと、掃除をしたかどうかを清掃員が見極められなくなってしまいます。
使用後のトイレは、紙をちぎってそのままの姿にしておきましょう。トイレットペーパーの切れ方が乱雑だった場合は、ミシン目できれいに切ってまっすぐできれいな状態に整えるだけで十分です。
トイレをみんなが気持ちよく使うための工夫
スーパーやホテルなどのトイレは、たくさんの人が使用する場です。自分以外の人が気持ちよく使うためにも、以下の点に注意しましょう。
- トイレットペーパーを使い終わったら、次の人が困らないよう新しいものに入れ替える
- 便座が汚れていないか、使用後に確認する
- 使用後のトイレが流れているか確認する
- 忘れ物がないか、個室を出る前に確認する
- 使用済サニタリーグッズの処理を終わらせているか確認する
いろいろな人が気持ちよく使用するためには、清潔な状態を保つことが一番です。使用前のようなきれいな状態になっているかを確認し、忘れ物がないかを確認して退室するよう心がけてくださいね。
まとめ
お店や病院、ホテルのトイレは、不特定多数の人が使用する場所です。幅広い年齢層の人が気持ちよくトイレを使用するためにも、使用前のきれいな状態を保てるよう配慮しましょう。