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朝なかなか子どもが起きない!
朝、大人でもすんなり起きるのは難しいものです。子どもであれば、大人以上に困難かもしれません。しかし、そんなことをいっているわけにもいかないのが現状です。
まずは、子どもが朝起きないときにやってはいけないNG行為をチェック!毎日の朝の様子を思い返しながら、子どもへの接し方を考えるきっかけにしてみてください。子どもがスッキリ起きられるような方法も、紹介しています。
朝起きない子どもにするべきではない『NG行為』4選
朝子どもが起きないときに、親がついやってしまいがちなNG行為をまとめました。
1.無理やり起こす
子どもが起きないからといって、無理やり布団から引きずり出したり、布団をはぎ取ってしまうのはNG。子どもの心の準備ができていないため、強いストレスを感じる原因になります。機嫌を損ねてしまうため、起きたあとの準備もスムーズに進みにくくなってしまいますよ。
2.怒って起こす
子どもがなかなか起きてこないとなると、つい苛立ってしまって怒鳴り声をあげてしまうこともあると思います。本当に朝ぎりぎりまで寝ているとなると、怒りたくなりますよね。
しかし、怒りたい気持ちをグッと我慢!遅刻も人生経験のひとつです。子ども自身も遅刻ギリギリや遅刻してしまったとなると、それを教訓にして早寝の大切さを知るきっかけになります。
3.準備を全部手伝う
朝寝坊常習犯の自分の子どもが遅刻しないようにと、あれこれと手をかけてあげてしまうのはよくありません。朝の準備は親がやって当然となってしまうと、子どもの自立を促しにくくなってしまいます。
4.とにかく急かす
学校や幼稚園に行く時間が差し迫ってくると、つい子どもに「急いで!」といってしまいがちです。子どもは急かされれば急かされるほど失敗しやすく、焦りがちになります。できるだけ「急いで」という単語は使わないよう心がけてください。
時間ギリギリになっていきなり急かすよりも、かなり余裕を持って「終わりそうかな?」「どんな具合?」など声掛けをして、子ども自身に時間を意識させるようにしましょう。
子どもが朝スッキリ目覚めるための工夫
子どもには、できるだけ朝スッキリ起きてほしいものです。眠い目をこすって、いつまでも布団から出てこないとなると親も大変!子どもも気持ちよく朝の時間を過ごせるよう、以下のポイントに注意してみてください。
- 十分な睡眠時間を確保する
- 遮光カーテンを使わず、太陽光で自然と目が覚めるようにする
- 寝る前に子どもと翌朝の朝食のメニューを決めておく…好きなものを用意
- 子どもが自分で起きてきたときは褒める
子どもは、親から褒めてもらえると、とてもハッピーな気持ちになります。朝自分で起きてきたときに大好きな親に褒めてもらえるとなると、頑張って自分で起きようという気持ちが芽生えやすくなりますよ。朝食は子どもの好きなものを揃えてあげると、スムーズに進みやすくなります。
まとめ
子どもが朝起きられないときは、子ども自身に怒ってしまうのはNG。子どもがよく眠れていない原因と、睡眠時間を見直して、子どもがスッキリ起きられるような環境を整えてあげられるよう配慮してあげてくださいね。