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ヨーグルトは発酵食品の中でも特に人気の高い食品
ヨーグルトは古くから世界中で愛されている発酵食品の1つです。特に腸内環境の改善に効果があると言われており、便秘が解消されることや肌荒れを改善する効果、さらにはビールなどに含まれるプリン体の吸収を抑制する効果など、ダイエットや美容に良い効果をもたらしてくれます。
また、健康を維持する上でもさまざまな効能が期待できるため、女性だけでなく老若男女問わず多くの人が積極的に摂取したい食品でもあります。
理由も解説!ヨーグルトにNGな『保存方法』4選
健康や美容に良い効果をもたらしてくれるヨーグルトですが、一般的に市販のヨーグルトは未開封で約1週間、開封後は1〜2日と日持ちしにくい食品です。保存方法を間違えると、より傷みやすくなってしまうため、以下の保存方法はやめましょう。
1.プレーンヨーグルトをそのまま冷凍保存
ヨーグルトは冷凍することで1ヶ月ほど長持ちすると言われていますが、プレーンヨーグルトをそのまま冷凍保存してしまうと、ヨーグルトが分離してしまうのでやめましょう。
後ほど冷凍保存方法についても解説しますが、ヨーグルトは一度分離してしまうと元には戻らないため、冷凍保存する際は間違えて保存しないよう注意が必要です。
2.冷蔵室のドアポケットに収納する
ヨーグルトの鮮度を保つためには、衝撃を与えないことが大切です。揺らしたり落としたりして衝撃を与えてしまうと、水分が出てきてしまい、分離してしまう原因となります。また、ヨーグルトの品質も劣化してしまいます。
冷蔵室はヨーグルトの保存に最適な空間ですが、冷蔵室のドアポケット部分は、冷蔵庫の扉を開けるたびに振動で揺れ、衝撃が走ります。ヨーグルトの保存場所としては適していないので、避けてください。
3.蓋を密閉せずに保存する
ヨーグルトを保存する際、必ず蓋を密閉した状態で保存します。少しでも隙間が空いていると、そこから空気が入り込み、空気に紛れていた雑菌がヨーグルト内に侵入してしまいます。
ヨーグルトに雑菌が入り込むことで、風味が損なわれ、カビが生えてしまう恐れがあります。また、蓋が開いていることで、他の食品の匂いなどが移る恐れもあり、美味しさが減少してしまう原因にもなります。
ヨーグルトは必ず密閉した状態で保存するようにしましょう。一度開封してしまったヨーグルトは、タッパーなどの密閉容器に入れて保存するようにしてください。
4.常温で長時間放置してしまう
ヨーグルトは10℃以下の冷蔵室で保存することが推奨されています。そのため、10℃以上の常温で長時間放置してしまうのは避けてください。
高い温度下で放置してしまうと、乳酸菌が活発化し分離してしまう原因となります。全体が分離してしまうことで、ヨーグルトの味も変わってしまったり、舌触りが悪くなったりと本来の美味しさを楽しめなくなってしまいます。
夏場であれば、食中毒を引き起こす危険性もあるため、常温で放置するのは絶対に避け、家に持ち帰ったら、まずは冷蔵庫に保存するようにしてください。
ヨーグルトを保存する正しい方法は?
基本的にヨーグルトの保存場所は冷蔵室です。1週間以内に食べ切れる場合は、冷蔵室にヨーグルトを入れた容器を密閉した状態で保存しましょう。
また、先ほど紹介しましたが、ヨーグルトは振動や衝撃などに弱い食品です。こうした刺激を受けない棚に保存するようにしてください。
ヨーグルトは砂糖を加えて冷凍保存も可能!
ヨーグルトを1週間以内に食べきれない場合は、冷凍保存も視野に入れましょう。しかし、ちがイーグルとをそのまま冷凍保存してしまうと分離してしまいます。したがって、以下の方法で冷凍保存してください。
- プレーンヨーグルトに10%ほどの砂糖を加えて混ぜる
- 蓋つきの冷凍可能な保存容器や冷凍用保存袋に入れる
- しっかり蓋やジップを閉めたら金属製バットに乗せた状態で冷凍室で保存
この方法でヨーグルトは分離せずに解凍することができます。解凍する際は、冷蔵室に半日ほど置いて自然解凍させましょう。
正しく保存してヨーグルトを残さず楽しもう
いかがでしたか。ヨーグルトは傷みやすい食品なので、正しい保存方法を意識して実践しましょう。消費期限までに食べきれない場合は、冷凍保存することで1ヶ月ほど長持ちさせることができます。