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使い続けているとゴワゴワしてくるタオル
新しく買ったタオルは、ふわふわで肌触りがいいですよね。しかし、使い続けていくうちに、そのふわふわ感は失われ、いつしかゴワゴワとした肌触りの悪いタオルになってしまうことが多いです。
「タオルは使えばゴワゴワするもの」と諦めている人も多いですが、実はちょっとした洗濯のコツでふわふわ感を維持することができるんです!
タオルのゴワゴワ原因に!?5つのNG行為とは
まずはタオルがゴワゴワしてしまう原因となるNG行為について確認していきましょう。以下のような洗濯での行為は、タオルがゴワゴワしてしまう原因となるので、今日の洗濯から見直してみてください。
1.洗濯機から取り出してそのまま干している
洗濯機でタオルを洗濯した後、タオルを干すときにそのまま干していませんか。取り出したタオルを単に干しただけだと、タオル生地にあるパイルという部分が寝ている状態のまま乾燥されることになります。
すると、ふわふわの大きな要素でもあるパイルが寝ているため、乾いた後のタオルもふわふわ感がなくなり、いつしかゴワゴワとした感触になってしまうのです。
2.直射日光に当てた状態で長時間干す
洗濯したタオルを直射日光に当てて乾燥させる人は多いですよね。しかし、直射日光の当てた状態で長時間干してしまうと、タオル生地が傷んでしまい、ふわふわ感がなくなる原因となります。
これは、タオルに含まれている水分が蒸発しすぎてしまったことによって起こる現象です。水分が必要以上に短時間で蒸発してしまうと、繊維が硬くなってしまい、ゴワつきの原因となるのです。
3.洗濯機の設定時間を間違えている(洗いすぎ)
現在販売されている多くの洗濯機は、洗濯物の容量を設定して自動で洗濯したり、入れた洗濯物の量から自動的に計測し、それにあった洗濯時間を自動で設定してくれる洗濯機が多いです。
この洗濯機の自動機能は、とても正確です。基本的には、設定時間通りに洗濯することで、衣類の素材を傷めずに綺麗に洗濯することができます。
しかし、あえて洗濯時間や脱水時間をより長めにしようと設定を変えてしまうと、洗いすぎによってタオル生地が傷んでしまい、ゴワゴワの原因となります。汚れがひどい洗濯物は別にして、まずは汚れの軽い洗濯物から洗うようにしましょう。
4.洗濯物を洗濯機に詰め込みすぎている
洗濯機に入る容量は、それぞれの洗濯機によって異なります。しかし、44Lが最大容量だからとパンパンに入れてしまうと、洗濯物同士が擦れあいダメージを受けてしまうことがあります。
繊維が繊細なタオルは、こうした摩擦によるダメージによってパイルが傷んでしまい、フワフワ感を損ねる原因となります。洗濯機で洗濯する際は、洗濯物を詰め込まないように注意しましょう。
5.洗剤を規定量以上に投入している
タオルがごわつく原因の1つに、洗剤の残りが付着していることがあります。洗剤を規定量以上入れてしまうと、溶け残った洗剤がタオルなどの吸収の良い素材に付着してしまい、それが乾燥することでタオルがゴワゴワしてしまいます。
洗剤は、多く入れればその分だけ清潔になるものではありません。きちんと規定量を守らなければ、かえって洗濯物にダメージを与えることになってしまいます。必ずパッケージに記載されている規定量を守ってください。
タオルをふわふわの状態に保つコツは?
タオルをふわふわに保つためには、上記のようなNG行為を見直し、以下のようなコツを意識しながら洗濯することが重要です。
- 洗剤は液体洗剤を使う
- 洗剤の量は定められている通りに入れる
- 洗濯機に余裕を残して洗濯物を入れる
- 洗濯物の量にあった「自動」設定で洗濯する
- 洗濯機から出したら上下にパンパンと振ってから干す
- ある程度乾いたら仕上げに10分ほど乾燥機で乾燥させる
粉末洗剤よりも液体洗剤の方が溶けやすいので、タオル地が吸収しにくいというメリットがあります。また、洗濯したタオルは、干す前にパンパンと強めに振ることで、パイルを立たせることができます。
また、ある程度乾いたら、仕上げに乾燥機で10分ほど乾燥させて乾かすことで、よりふわふわとした感触を維持することができますよ!ぜひ試してみてくださいね。
タオルは洗い方と干す際のコツでふわふわを維持できる♪
いかがでしたか。タオルは洗濯機の使い方や洗い終わった後の干し方を意識することで、ふわふわを長持ちさせることができます。ぜひタオルのゴワつきに悩んでいる方は、今日から正しい洗濯法を実践してみてください。