目次
人見知りは成長の証
子どもは心身の成長に従って、人見知りをする時期があります。また、子ども本人が持つ個性によっても、人見知りしやすいケースもありますよね。
人見知りすることは、決して悪いことではありません。人見知りは、成長の証!子どものペースに合わせて、少しずつ周囲の環境に慣れすよう配慮してあげましょう。
『人見知りな子ども』の心理3選!
我が子が人見知りだと、親としてはなんとか周囲となじめるようにと焦ってしまいがちです。子どもには、子どものタイミングがあります。いろいろなことを経験させてあげて、少しずつ周囲に目が向くよう配慮してあげてください。
1.親以外の人とどう接するべきかわからない
昨今は核家族化が進んでおり、親以外の大人と接する機会が非常に少ないまま乳児期を終えた子どもも少なくありません。両親以外の大人と出会った場合、どう接すればいいか、信頼できる人間なのかを子どもは瞬時に見極められないため、人見知りをすることがあります。
これは、両親のことを信頼し頼っているという証拠です。信頼する両親がほかの大人と楽しげに話しているのを見て、子どもの警戒心が薄れやすくなる可能性があります。
2.他人に近づきたいけれど不安や恐怖が勝っている
今までたくさんの人と接する機会がなかった場合、多くの人の中に入っていくイベントに参加すると、どうすればいいかわからずに子ども自身身動きが取れなくなることがあります。
- 親戚などの集まり
- 保育園の一時預かり
- プレ幼稚園など
人に対する興味は持っているけれど、初めて接する人に対しての恐怖や不安が勝っている状態です。場数を増やし、経験を積むことで解消されやすくなりますよ。
3.まだ自分に接してほしくない
大勢の人の中に入っていくのは、大人でも勇気が必要です。人生経験の少ない子どもにとっては、かなりの勇気が必要になるため、子ども本人のタイミングも重要!無理に仲間に引っ張り入れるのではなく、子どもが入りやすい状態を作っておくことが重要です。
人見知りな子どもと打ち解ける方法
人見知りな子どもと打ち解けたい場合は、以下のようなことを試してみてください。
- 距離を置き、子どものペースに合わせて接する
- 急激に距離を縮めない
- 周囲の子と遊び、人見知りな子に対しても周囲の子と同じよう声をかける
早くなじむためには距離を縮めるのが一番と思いがちですが、そうではありません。子どもにとって、大人や自分と同じ年頃の子どもと接するのは、未知との遭遇というケースもあります。
恐怖心を抱いている可能性も視野に入れ、人見知りをしていて輪に入りたくなさそうにしているときはむやみに引き入れないようにしましょう。
打ち解けるきっかけは、子どもそれぞれ違っています。いろいろな遊びなどを見せて、仲間に入りたいと思えるような雰囲気づくりをしてみてください。
まとめ
子どもが人見知りをしていたとしても、次第に周囲の状況が飲み込めてくると人見知りが和らぐケースもあります。子どものペースに合わせて、少しずついろいろな経験を体験させてあげてくださいね。