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ソイジョイは太る?
ソイジョイを食べて太るかは食べ方で決まる!
ソイジョイは、フレーバーにいくつか種類がありますので、その種類によってカロリーに多少差がありますが、ソイジョイ1本あたりのカロリーは、おおよそ130kcal前後になります。
一般的な食事内容のカロリーや、ケーキやクッキーやアイスクリームなどの代表的なおやつと比較してみても低カロリーの食品ですし、ソイジョイは低GI食品と呼ばれ、糖質の吸収が穏やかな太りにくい食品になります。ですので、一般的な高カロリー・高GIの食事やおやつよりも、太る心配はだいぶ低いと言えそうです。
しかし、それなのにソイジョイは太るという意見や口コミがあるのは、ソイジョイの食べ方が大きく関係しているようです。
ソイジョイは典型的な低GI食品
低GIの反対の、高GI食品は体内への糖質の吸収が早くなります。糖質と脂肪分が一緒になると、体内では脂肪としてため込んでしまいやすくなります。
大豆をベースにして作られているソイジョイは、一般的なお菓子などに比べると、タンパク質量が多く糖質量が少ないので、正しく食べさえすればダイエットには理想的な食品と言えるようです。
GI値とは、糖質の吸収率を数値化したものになります。太る原因の1つであるインスリンは、血糖値の上昇率によってその分泌量が決まってきます。
食後に血糖値が急に上昇してしまうと、インスリンが大量に分泌されるせいで脂肪になりやすいと言われています。血糖値が緩やかに上昇すれば、インスリンの分泌が少量になるため、体内で脂肪としてためにくくなります。
それぞれの人気のおやつのGI数値はどうなっているの?
一般的に良く好まれている人気のおやつのGI値と、ソイジョイのGI値は以下のようになります。
糖分の摂りすぎはダイエットに向かないだけでなく健康被害にも結びついてきますので、口にする食品は、カロリーの数字だけでなく、糖分についても意識を向け気を付けていきたいものです。
高GI食品:GI値70以上のおやつ
クラッカー、ドーナツ、大福、ショートケーキ、ホットケーキ、みたらし団子、キャラメル、クロワッサン
中GI食品:GI値56~69のおやつ
アイスクリーム、カステラ、黄桃缶詰、栗、パイナップル、みかんの缶詰
低GI食品:GI値55以下
ソイジョイ、プレーンヨーグルト、マンゴー、桃、柿、梨、ブルーベリー、パパイヤ、イチゴ、ゼリー、ココア
ソイジョイで太る原因は種類も関係している?
ソイジョイは、正しく食べている分には健康的に食品と言えそうです。
ソイジョイにはいくつか種類もあり、その種類によってはカロリーがやや高いものもあるという話しですので、こちらでは、現在販売されている代表的で人気のあるナッツ系のソイジョイと、フルーツ系のソイジョイの成分の比較をご紹介いたします。
ナッツ系、フルーツ系のそれぞれの商品をチェックしてみると、ナッツ系のソイジョイは、カロリーは若干高めだけれど糖質はやや低め、フルーツ系のカロリーは130kcal台でナッツ系よりも低めだけれど、糖質は若干高めだということが分かります。
さらに、より健康的に低GI・低カロリーを追求した商品として、「カロリーコントロール80」が発売されています。
ナッツ系ソイジョイの種類(商品名と成分)
コーヒー&ナッツ
- エネルギー:142kcal
- タンパク質 :5.7g
- 脂質:9.5g (飽和脂肪酸2.7g、トランス脂肪酸0g)
- コレステロール:6~13mg
- 炭水化物:11.7g(糖質6.6g、食物繊維5.1g)
- 食塩相当量:0.1~0.3g
- 大豆イソフラボン:20mg
抹茶&マカダミア
- エネルギー:149kcal
- タンパク質:5.3g
- 脂質:10.4g(飽和脂肪酸2.7g、トランス脂肪酸0g)
- コレステロール:6~12mg
- 炭水化物:11.2g(糖質7.2g、食物繊維4.0g)
- 食塩相当量:0.08~0.18g
- 大豆イソフラボン:25mg
アーモンド&チョコレート
- エネルギー:145kcal
- タンパク質:5g
- 脂質:9.7g(飽和脂肪酸2.2g、トランス脂肪酸0g)
- コレステロール: 6~13mg
- 炭水化物:12.2g(糖質7.6g、食物繊維4.6g)
- 食塩相当量:0.09~0.20g
- 大豆イソフラボン:18mg
ピーナッツ
- エネルギー:149kcal
- タンパク質:6.5g
- 脂質:10.5g(飽和脂肪酸2.6g、トランス脂肪酸0g)
- コレステロール:6~13㎎
- 炭水化物: 9.8g(糖質5.4g、食物繊維4.4g)
- 食塩相当量:0.08〜0.19g
- 大豆イソフラボン:21mg
フルーツ系ソイジョイの種類(商品名と成分)
ストロベリー
- エネルギー:133kcal
- タンパク質:3.9g
- 脂質:7.1g(飽和脂肪酸2.8g、トランス脂肪酸0g)
- コレステロール:5〜11mg
- 炭水化物:15.6g(糖質11.5g、 食物繊維4.1g)
- 食塩相当量:0.07〜0.17g
- 大豆イソフラボン:17mg
ブルーベリー
- エネルギー:134kcal
- タンパク質:4g
- 脂質:7.4g(飽和脂肪酸3g、トランス脂肪酸0g)
- コレステロール:5〜11mg
- 炭水化物:15.2g(糖質11.3g、食物繊維3.9g)
- 食塩相当量:0.07〜0.17g
- 大豆イソフラボン:18mg
3種のレーズン
- エネルギー:132kcal
- タンパク質:4.3g
- 脂質:7.1g(飽和脂肪酸2.1g、トランス脂肪酸0g)
- コレステロール:4~10mg
- 炭水化物:15g(糖質11.3g、食物繊維3.7g)
- 食塩相当量:0.06〜0.14g
- 大豆イソフラボン:18mg
2種のアップル
- エネルギー:133kcal
- タンパク質:4.5g
- 脂質:7g(飽和脂肪酸1.9g、トランス脂肪酸0g)
- コレステロール:6〜13mg
- 炭水化物:15.2g(糖質11.8g、食物繊維3.4g)
- 食塩相当量:0.10〜0.22g
- 大豆イソフラボン:20mg
カロリーコントロール80 (16.5gあたり)
- エネルギー:80kcal
- タンパク質:2.8g
- 脂質:5.3g(飽和脂肪酸1.2g、トランス脂肪酸0g)
- コレステロール:3〜8mg
- 炭水化物:6.7g(糖質4.2g、食物繊維2.5g)
- 食塩相当量:0.04~0.11g
- 大豆イソフラボン:9mg
ソイジョイで太る人の食べ方
ソイジョイは基本的に太る心配はありませんが、食べ方で太ることがあります。ここではソイジョイで太る人の食べ方を説明します。
食べ過ぎ
ソイジョイは低GI食品とはいえ、食べ過ぎると太る可能性があります。一般的におやつとして推奨されているカロリーは、1日200kcalまでです。
それに対し、ソイジョイ1本は130kcal~150kcalとなっています。ソイジョイ2本のカロリーは、約ごはん一杯分のカロリーがありますので食べ過ぎに注意しましょう。
他のものを食べ過ぎている
ソイジョイには、食べることで脂肪を燃焼させるような効果はありません。食べたから痩せるのではなく、ダイエット中に不足しがちなたんぱく質や食物繊維を簡単に摂れるということが最大の特徴なのです。
ですので、そもそもの食生活がカロリーオーバーなのに、さらにソイジョイを食べてしまえば、太ってしまうのは当然といえます。
寝る前に食べる
ソイジョイに限らず、寝る前に食べるとエネルギーとして消費されず、脂肪として体内にため込まれますので太る可能性があります。とくに食物繊維は消化に時間がかかるため、より脂肪としてため込みやすいという特徴があります。
ソイジョイは食物繊維が豊富なので、寝る前に食べると太りやすいのです。太りにくい食事をするには食べるタイミングが重要となります。
ソイジョイで太らない効果的な食べ方
ソイジョイをダイエットに取り入れる場合、カロリーを摂り過ぎず太らない食べ方をしましょう。
一緒に水をたくさん飲む
ソイジョイと一緒に水をたくさん飲むことで、胃の中でソイジョイが膨らみ満腹感を得やすくなります。水以外のものを飲む場合は炭酸水やお茶などを飲みましょう。
1日3食のうち1食をソイジョイに置き換える
1食をソイジョイにかえることで、カロリーの摂り過ぎを防ぐことができます。おすすめは朝食です。朝食に食べたものは日中にエネルギーで消費されますので太りづらくなります。体に余分な脂肪がたまることはありません。
またソイジョイは低GI値食品なので、昼食後の血糖値まで上がりにくくすることができます。ですので、ランチは外食が多いという方にもおすすめです。
ゆっくりよく噛んで食べる
ゆっくりよく噛むことはダイエットの基本です。ソイジョイをよく噛んで食べることで、満腹中枢が刺激され満腹感を得やすくなります。また細かく噛み砕くことは、大豆の栄養を無駄なく吸収することにも役立ちます。
ダイエットにソイジョイを取り入れる場合、ソイジョイ カロリーコントロール80をおすすめします。
最後に
ソイジョイは太るというのは大きな勘違いでしたね。ソイジョイが太るのではなく、ソイジョイの食べ方が悪いと太るのです。
「食べ過ぎない」「寝る前に食べない」最低限この2つに注意しましょう。ソイジョイは低糖質・低GIの機能性食品ですので、上手にダイエットに取り入れましょう。