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ユズ(柚子)の旬と選び方のコツ
ユズは、奈良時代から栽培されている、日本人に愛されているかんきつ類です。旬は11月~12月で、その時期には黄色いユズが出回ります。夏に見られる青いユズは、未成熟のものですが、風味豊かでいろいろな料理に使われていますよね。
おいしいユズの選ぶポイントは、とっても簡単です。
- 皮にハリがある
- ヘタの切り口が乾燥しておらず、茶色に変色していない
- 香りが立っている
上記のような特徴がみられるユズは、鮮度抜群!購入時に、ぜひチェックしてみてください。
買うべきではないユズ3選!
買うべきではないユズの特徴をまとめました。購入するときに、以下の特徴がないかチェックしてみてください。
1.皮がシワシワになっている
ユズの皮がシワシワになっているものは、収穫から時間が経っていて水分が抜け始めているサインです。皮を剥いたとき、果実も水分が抜けていてパサパサになっている可能性があります。
一度水分が抜けてしまったものは、自宅に帰ってどんなことをしても風味がよみがえることはありません。加工しても思っているような香り高いものが出来上がらない可能性もあるので、皮にシワが多いものは購入を踏みとどまるべきです。
2.腐敗臭がする
ユズは、鼻を近づけるととてもいい香りがしますよね。しかし、傷み始めたものからは、カビっぽい腐敗臭がすることがあります。生臭さや明らかに柑橘系の香りとは異なる臭いを感じ取った場合は、購入しない方が無難です。
ユズは、見た目だけでは鮮度を見極めるのが難しいケースもあります。購入前、可能であれば香りをチェックしてみましょう。
3.皮に傷が複数ついている
ユズに限らず、野菜や果物は表面に傷がついていると、傷ついている部分から劣化し始めます。
ほんの小さな傷であれば、あまり深刻にとらえる必要はないかもしれません。しかし、大きなへこみや明らかな傷あとがある実は、表面からはみえなくても内部が傷んでいる可能性があるので要注意!
ユズの正しい保存方法
新鮮なユズを購入したら、鮮度を落とさずに保存したいものです。自宅にあるものを使って、ユズの鮮度を保ちましょう!
- ユズの表面の水分を拭き取り、新聞紙でくるむか紙袋に入れる
- その上からビニール袋をかぶせて、野菜室で保存
ユズは、常温での保存も可能です。高温多湿の場所を避け、風通しのよい場所に置くと常温で2週間ほど保存できます。上記の方法を取った上で冷蔵庫で保存したら、3週間ほど日持ちしますよ。
ユズは、丸ごと冷凍保存することも可能です。冷凍する場合は、表面の水分を拭き取り、ラップでくるんで密閉袋に入れてください。水分を蒸発させないよう保存すると、約3ヶ月持ちます。
まとめ
ユズは、いろいろな場面で活用できる、とっても便利なかんきつ類です。鮮度の高いものを入手し、料理やお菓子作りなどに活用しましょう。