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コロナ渦でおうち時間にパン作りを始める人が急増!?
皆コロナ渦で新たに趣味を作ったという人はいますか。おうち時間を充実させるべく、多くの人が家でできる新たな趣味にチャレンジしています。
その中でも、お菓子作りやパン作りにチャレンジしてみたという人がとても多く、ここ1年でオンライン開催されたお菓子教室やパン作り教室も多くあります。
しかし、パン作りは初めて挑戦するとなかなか上手くできず、「やっぱり諦めよう」と途中で挫折してしまったという人も多いのでは?もしかすると、パンを焼く時にあるNG行為をやってしまっていたのかもしれません。
パンを焼く時にするべきではない『NG行為』4選
パン作りは温度や焼き時間、そして材料の分量が重要です。きちんと記載されている通りの分量で材料を混ぜ合わせ、レシピ通りに作り、初心者の場合は焼いている最中も目を離さないことが大切です。ここではパンを焼く時にするべきではないNG行為について紹介します。
1.オーブンを予熱せずにそのまま焼き始める
パンを焼く前に、オーブンをあらかじめ温めておくことが大切です。意外と予熱せずにそのまま焼き始めてしまう人が多いのですが、予熱せずにパンを焼き始めてしまうと、パンが膨らまなくなってしまう恐れがあります。
また、上手くパン全体に熱が当たらず、焼きあがったと思って中を確認したら、焼きムラができてしまったという経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
小さなポイントだと思われがちですが、オーブンの予熱はパン作りにおいてとても重要なので、必ずあらかじめオーブン内を温めておくようにしてください。
2.焼き始めたばかりでオーブンを開ける
パンをオーブンの中に入れて「いざ、焼こう!」と焼き始めた時、まだパン作りに慣れていないと「ちゃんと焼けているかな?」と心配になってしまいますよね。オーブンに入れて焼き始めたばかりなのに、開けて確かめたという人もいるでしょう。
しかし、実は焼き始めたばかりのタイミングでオーブンを開けてしまうと、パン作りが失敗してしまう原因になりかねません。焼き始めたタイミングは、まだイースト菌が生きている状態なので、このタイミングでオーブンを開けてしまうと膨らまなくなってしまうのです。
「きちんと時間通り焼いたのに」と思っていても、最初の段階でオーブンを開けてしまえば、上手にパンが膨らまなくなってしまうため、焼き時間が半分に到達するまではグッと我慢しましょう。
3.焼きあがるまで一度もオーブン内を確認しない
反対に、パンが焼き上がるまで一度もオーブンの中を確認せず、焼きっぱなしで放置する行為も失敗の原因となります。パンの焼き時間半分を超えたあたりから、時々「焼きすぎていないか」をこまめに確認するようにしましょう。
パンの大きさや置く場所によっては、焼きムラができていることもあるので、その場合は、その都度、向きや置く位置を調節してください。
4.「焼き足りない」と焼き時間を延ばす
「パンが上手く焼けていない」と焼いている途中で感じた時、皆さんはどのように対処していますか。焼き時間を延ばしてこんがり焼こうとする人が多いですが、実はこの対処法は間違いです。
焼き時間を余計に増やしてしまうと、パンを作る上で必要な水分が蒸発してしまい、乾燥してしまう原因となります。パンは乾燥してしまうと、割れ目が入ってしまったり、パサパサと食感が悪くなってしまったり、硬くて食べにくくなってしまうこともあります。
パンを焼く時間はレシピ通りに調節し、「焼き足りないな」と感じたら温度を少しだけ上げるようにしてください。もしも途中で「温度を上げすぎた」と思ったら、再び温度を下げましょう。
意外とご家庭で簡単にできちゃう!基本のパンの作り方
パンを作る際に注意するべきNG行為を理解したところで、ご家庭でも意外と簡単に作れる基本のパンの作り方を紹介します。今まで「難しそう」と躊躇していた方も、ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがでしょう。
準備するもの
- (☆)生イースト…20g
- (☆)常温水…30ml
- (☆)強力粉…30g
- 強力粉…260g
- 砂糖…35g
- 牛乳…125ml
- 卵…1個
- 塩…小さじ1
- 溶き卵…1個分
きちんとこの分量通りに材料を用意すれば、パンを作ることが可能です。道具もボウルとオーブンさえあれば作ることができるため、お子様がいるご家庭では、お子様と一緒に作ることもできますね。
作り方
- ☆をボウルに入れて混ぜ合わせる
- ①ができたら温かい場所にしばらく置いておき、泡状の粒が見られるか確認する
- ②に強力粉260g、砂糖、牛乳、卵を入れて軽く混ぜて10分ほど置く
- ③に塩を加えて、生地が切れないほど弾力や伸びが出てくるまで手でこねる
- 大きめのボウルに軽くオイルを塗り、④でできた生地をこちらのボウルに移す
- 生地全体にオイルをなじませ、ボウルにラップをかけて温かい場所に30分ほど置く
- 2〜3倍ほどの大きさに膨らんだら、ボウルから出して空気を抜く
- 再び生地をまとめ直して20分ほど置く
- 粉を振ったテーブルに生地を出し、食べやすい大きさにカットしてまとめ直す
- 型に生地を入れて20分ほど休ませてから溶き卵を塗る
- 180度のオーブンに入れて20〜25分ほど焼く
パン作りは段取りが多く、時間もある程度必要とします。しかし、レシピ通りに作れば、美味しいパンをご家庭でも作ることができますし、何より自分で作ったパンは格別です!
上記で紹介したレシピは基本のレシピなので、ここにお好みで別の材料を加えて焼くこともできます。まずは基本のレシピに挑戦し、少しずつ家族好みのパン作りに挑戦していきましょう。
余ったおうち時間をパン作りで充実させよう
いかがでしたでしょうか。コロナ渦で思うように外出できませんが、このようにお家でできる新しい挑戦も多くあります。ぜひ余ったおうち時間を活用して、パン作りに家族でチャレンジしてみてはいかがでしょう。