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グレープフルーツの旬と賞味期限の目安
国内でのグレープフルーツの旬は4~6月ですが、スーパーでは海外産のものも販売されているため1年を通しておいしく食べられます。
比較的安値で売られているため、手軽に購入できるのも嬉しいポイント。生の状態のグレープフルーツの保存期間は、以下の通りです。
- 常温…約3~5日
- 冷蔵…約2~3週間
- 冷凍…約1か月
グレープフルーツは、皮が厚くて防腐剤なども使用されているので、比較的長持ちします。切ってしまった場合は、翌日中に食べきりましょう。
食べるべきではない『グレープフルーツ』3選
長期間保存可能であるグレープフルーツですが、食べるべきではないサインが出ているものもあるかもしれません。腐敗のサインを見逃さないようにしましょう。
1.皮や見た目が変化する
腐敗が進んだグレープフルーツは、見た目が大きく変化します。
- 皮がシワシワになって、乾燥しているのがわかる
- 白や緑のカビが生える
- 皮の表面にぬめりがでて、溶け始める
皮を剥いたときに実が縮んでいることがありますが、これは劣化ではないので食べても問題ありません。実の水分量が減少している状態なので、食感がパサパサで風味は落ちています。保存場所を見直し、水分が飛ばないような保存方法を試してみてください。
2.実の水分量に変化がみられる
グレープフルーツが傷むと、実の水分量が変化します。
- 実の水分が内側の皮からにじみ出て、ぶよぶよになる
- 外の皮から内側の汁がにじみ出る
購入したときと見るからに水分量が変化しているときは、食べない方が無難です。味見をして食中毒にかかることもあるので、水分量が変化しているものは口に入れないようにしましょう。
3.ニオイが変わる
グレープフルーツが腐敗すると、香りにも変化がみられます。
- カビっぽい臭いがする
- ツンと鼻を刺すような刺激臭がする
グレープフルーツはかんきつ類なので、酸味のある香りだけで腐敗を見抜くのが難しいかもしれません。香りだけでは判断が難しい場合は、皮の様子や触感などを頼りに腐敗しているか見極めてください。
グレープフルーツを食べるときの注意点
グレープフルーツを食べるときは、食べ合わせや飲み合わせに注意してください。
- 薬…高血圧・狭心症・てんかん・慢性動脈閉塞症・脳梗塞・免疫抑制剤・肺高血圧症・副甲状腺機能亢進症・高脂血症など
- 牛乳…消化が悪く、下痢をしやすくなる
- お酒…アルコール中毒の引き金になるかも
- きゅうり…ビタミンC吸収の妨げに
上記のものとグレープフルーツは相性がよくないので、同時摂取は控えましょう。薬は原則水や白湯で服用し、グレープフルーツを食べるときはフルーツと一緒に楽しむか単体で食べるよう心がけると安心です。
まとめ
グレープフルーツは、実ひとつが大きく食べ応え十分な果物です。食べ合わせや飲み合わせ、腐敗サインには十分注意してグレープフルーツの風味を満喫しましょう。