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季節に応じて具を変えて楽しむ炊き込みご飯
炊き込みご飯は、季節の旬物をご飯と一緒に炊き上げるごちそうです。炊き込みご飯一品あると、食卓が一気に華やぎますよね。でも、調理の仕方によっては、炊き込みご飯の仕上がりにムラができやすくなるため悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。
今回は、炊き込みご飯をワンランク上の仕上がりにするための工夫をまとめました!炊き込みご飯を作るときの注意点もまとめています。
炊き込みご飯を劇的に美味しくする『4つの裏ワザ』
炊き込みご飯をおいしく仕上げるためのコツは、誰でも試せるものばかりです。
1.圧力鍋で炊き込む
圧力鍋でご飯を炊くと、炊飯器を使うよりも短時間で炊き上がります。これは炊き込みご飯を作るときも当てはまるので、料理の時短にもつながりますよ。
お米の加圧時間は圧力鍋によってばらつきがあるので、取扱説明書を確認してみてください。圧が下がったらすぐにふたを開けてご飯をまぜることで、蓋から落ちる余分な水分をご飯が吸い込むのを阻止できます。
混ぜるとご飯がふっくらと仕上がるので、炊飯器とは一味違ったクオリティの炊き込みご飯が満喫可能です。
2.調味料を入れたらすぐに調理を開始する
炊き込みご飯を作るときは、調味料を入れてすぐに炊飯を開始しましょう。調味料入りの水は、お米が吸水できないので、時間を置いて炊飯するとお米に芯が残りやすくなります。
また、炊き込みご飯の具をあらかじめお米に混ぜ込んだ状態で炊飯をスタートするのもNG。炊きムラが出やすく、お米に芯が残る原因につながります。
3.調味料に野菜を漬け込んで炊く
葉物野菜や根菜はあらかじめ切っておき、お米が吸水している時間調味料の中に浸しておきましょう。野菜が調味料を吸うことで、炊き上がったときに具にしっかりと味が付きやすくなります。
野菜嫌いな子どもでも食べられるよう味を染み込ませておくことで、苦手克服のきっかけになるかもしれません。
4.魚介の具は炊いている途中で投入
魚介類は、長時間熱を加え続けると身が固くなってしまいやすいですよね。魚介類をふっくら柔らかく仕上げたいのであれば、炊き込みご飯を仕上げる途中に魚介類を投入するのがおすすめです。
炊飯途中で魚介を入れられないのであれば、ぽさつきが気になりにくい鮭などを使用して最初から炊き込むことも可能。土鍋や鍋で炊き込みご飯を作る場合は、あらかじめ魚を焼いて途中で炊き込むこともできます。
炊き込みご飯を作るときの注意点
炊き込みご飯を作るときは、以下の点に注意しましょう。
- 水分を少なめに調整する
- 調味料を入れすぎない
- 炊飯器の容量をオーバーしないよう調整
- 具を入れすぎない
具を多く入れすぎると、ごはんとのバランスが取れず水分調整も難しくなってしまいます。水分を極端に減らしてしまうと、ごはんに芯が残ってしまうので、その点にも注意が必要です。
まずはレシピ通りに炊き込みご飯を作り、徐々に好みの炊きあがりになるよう微調整しましょう。
まとめ
炊き込みご飯は、調味料と水分量に気をつければ料理初心者の人でも気軽に作れる一品です。食材選びなどにもこだわり、ワンランク上の炊き込みご飯が作れるよう研究してみましょう!