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心理学を活用して心の距離を縮めよう
心理学と聞くと、専門知識を用いた難しいものと思いがちですが、実はそうではありません。実生活で活用できる、とっても簡単なものもありますよ。
心理学を活用することで、初対面の人や気になっている人との距離を縮めることも可能。良好な人間関係を構築するための、大きな一歩になるよう活用しましょう。
日常会話で使える『心理学』5選!
日常会話でこっそり使える、心理学をご紹介します。
1.ダブルバインド
ダブルバインドとは、一歩踏み込んだ二択を提案することです。例えば食事に誘うとき、食事に行くか行かないかの選択を相手にゆだねてしまうと、食事そのものを断られてしまうかもしれません。
食事そのものを断られる確率を下げるために、食事に行くことを前提とした選択を提案するのです。中華とフレンチどちらがいい?土曜と日曜、どちらがいい?といった内容の提案をすると、食事に行く誘いを飲んでもらえやすくなります。
2.初頭効果
初頭効果とは、最初に自分のよい部分を相手に伝えて、ウイークポイントを伝える方法です。相手からよい印象を持ってもらえると、ウイークポイントが目立ちにくくなります。最初に欠点を伝えてしまうと、よい部分がかすれてしまうので要注意!
3.ドア・イン・ザ・フェイス
ドア・イン・ザ・フェイスとは、相手が譲歩しなくてはと思う心理をくすぐる方法です。
- 最初に、叶えるのが難しい大きな要求を相手にする
- 相手から提案を断られたら、少しハードルを下げた同じ内容のお願いをする
- 相手が譲歩してくれたのだから自分の譲歩しなければと、提案を飲んでもらいやすくする雰囲気を作る
仕事の納期などに活用されることが多い心理学です。大きな買い物を提案したいときなどにも、活用されやすいですよ。
4.フット・イン・ザ・ドア
フット・イン・ザ・ドアは、恋愛やビジネスなど幅広い場面で活用されています。
- 最初に小さなお願いをする…簡単に叶えられるお願いがベスト
- 少し大きな要求をする…少し頑張れば達成できるお願いをする
- 徐々にお願いのグレードを上げ、最終的に飲んでほしいお願いをする
洋服の試着などの場面でも使われる、実用的な心理学なので実践してみましょう。
5.反報性の法則
相手に対して注いだ好意や愛情が、相手から返ってくるという法則です。毎日愛をささやくというわけではなく、相手にしか見せない特別な笑顔や配慮などをすることで、相手があなたが与えてくれた愛情を返したいと思い行動することを指します。
とても簡単であり、毎日の積み重ねの行動なので実践しやすいのが特徴です。
身近な事例を紹介
心理学を用いた、身近な事例をまとめました。
初頭効果で面接や合コンでの印象をアップ
最初の印象がよければ、相手からの好印象を持ってもらえる初頭効果。進学後の初めての登校時や入社の日、会社やバイトとの面接などに活用しましょう!
自分の長所や実績、得意分野などを最初に紹介し、ハキハキと爽やかに言葉を発するとよい印象を持ってもらえやすくなりますよ。
反報性の法則などを用いて気になる人との距離を縮める
恋愛に心理学を活用することは、非常に有効です。反報性の法則やダブルバインドなどを駆使することで、相手との距離を縮めて好印象を持ってもらえやすくなります。
初頭効果の影響で最初の印象がよいと、のちに試す心理学もよい方向に発展しやすい傾向です。心理学とうまく活用して、気になる人との親密度をアップさせましょう。
まとめ
心理学は、決して難しいものばかりではありません。使用するコツをつかみ、活用すべき場面に当てはめることで大きな効果が得られることもあります。