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シンとしたリビング…重い空気をどうにかしたい!
家族団らん楽しい時間を過ごすはずのリビングで、誰も声を発しない。重苦しい雰囲気のなか、テレビの音やスマホからのゲーム音だけが響いているのはむなしいものです。
無言が広がる家族の重い雰囲気をどうにかしたいときは、どのようにすべきなのでしょうか。家族内の雰囲気をよくする方法と、家庭内の雰囲気が悪いままだったら起こる可能性のある事態をご紹介します。
家族の会話がないときにやるべき『6つの対処法』
家族の会話がない場合、以下のような対処法を取ってみましょう。
1.挨拶をするルールを作る
挨拶は、人とコミュニケーションを取る際の第一歩です。挨拶をするルールを作れば、顔を合わせたときに声をかけあう習慣を作るきっかけにつながりますよ。子どもの反抗期などでなかなか難しいケースもあるかもしれませんが、挨拶を続けていれば突破口が開けることもあります。
2.「ありがとう」「ごめんなさい」を口に出して伝える
家族や夫婦だからこそ、「ありがとう」や「ごめんなさい」といったやり取りは照れくさくて省いてしまいがちです。しかし、感謝や謝罪は家族であれば言わなくてもよいと、いうわけではありません。家族だからこそ、感謝や謝罪の言葉をかけあうべきです。
3.嘘をつかずに話をする
家族だからこそ、聞かれたくない個人の事情なども、年齢を重ねるごとに出てきます。しかし、家族に嘘をついてはいけません。心配して声をかけてくれたのであれば、自分の抱えている事情などを嘘偽りなく話しましょう。
場合によっては叱責されることもあるかもしれませんが、それは大切な家族だからこその叱責です。
4.家族に心を開く
家族に心を閉ざしている状態では、お互い本音で語り合えません。閉ざしてしまった心を開くのは勇気が必要ですが、家族であれば受け止めてもらえるはずです。自分の本当の気持ちをぶつけ、相手との心の距離を縮めましょう。
5.相手の気持ちを考えた話題を振る
家族であっても、好き嫌いや価値観には大きな違いがあります。自分が好きなものや興味あるものだけを語っても、家族には響かないかも。お互いに楽しいと思える話題を探して、相手との会話が弾むよう配慮してみてください。
6.わからないことを質問する
自分では解決できない、どうしてもわからないことが発生したときは、家族を頼ってみましょう。人生の先輩である両親は、経験も知恵も豊富なので、なにかよい案を提供してくれるかもしれません。
家族の会話がなくなると起こるかもしれないこと
家族内での会話がなくなると、以下のようなことが起こる可能性があります。
- 不登校・引きこもり…子どもからの「わかってほしい」というサイン
- うつ病…家族からの理解が不可欠、早期治療にも家族の理解が必要
- 離婚や別居…夫婦どちらかが我慢し続けたり、どちらかの裏切りが招く悲劇
家族内、夫婦間でのコミュニケーション不足は、深刻な問題です。放置せず、突破口となるきっかけを作る努力をしてみましょう。
家族に対しての裏切りなど、信頼を回復できないことをしてしまった場合は、再度信頼してもらえるまで時間がかかります。それも踏まえ、家族との時間を大切にして信頼関係を再構築してください。
まとめ
家族間の関係性は、徐々に変化していくものです。その変化に柔軟に対応し、お互いに信頼しあえる関係を保ちましょう。