食べてはいけない『かぼちゃ』の特徴5選!腐っているサインや賞味期限を解説

完熟したかぼちゃ

夏の終わり頃になるとスーパーなどで新鮮なかぼちゃを多く見かけるようになります。かぼちゃは比較的日持ちする野菜として知られていますが、長期間放置していると腐ってしまうこともあります。今回は食べてはいけないかぼちゃの特徴を紹介するので、食べる前に確認してください。

秋〜冬にかけて最も美味しい『かぼちゃ』

かぼちゃのカット

皆さんはかぼちゃの旬はいつ頃かご存知でしょうか。一般的に、かぼちゃは夏頃を中心に収穫され始め、8月頃になるとスーパーなどで多く見かけるようになります。

しかし、かぼちゃは夏に食べるよりも、少し追熟させた秋から冬の時期が最も美味しいと言われています。また、食べ頃になる秋から冬のかぼちゃの方が栄養価も高くなるため、より豊富な栄養を摂取することができます。

かぼちゃは日持ちしやすい!賞味期限はどのくらい?

半分に切ったかぼちゃ 

一般的に、かぼちゃは日持ちしやすい食材として有名です。先に紹介したように、かぼちゃは購入してからしばらく置いておくことで追熟が進み、より美味しくなります。では、具体的にかぼちゃの賞味期限はどのくらいなのでしょうか。

丸ごと1玉を常温保存で約1ヶ月〜1ヶ月半

かぼちゃを丸ごと購入している場合は、カットせずに常温保存するだけでも約1ヶ月〜1ヶ月半ほど保存が可能です。むしろ夏場に購入したかぼちゃであれば、1ヶ月ほど置いておくことで、旬の時期を迎えてより美味しくなります。

常温で保存する場合は、風通しの良い温度の低過ぎない場所に保管することがポイントです。5℃を下回ると低温障害を起こしてしまうため、目安として10℃前後の環境下で保管しましょう。

カットされたかぼちゃは冷蔵保存で約1週間

丸ごと1玉保管している場合は、基本的に1ヶ月以上日持ちします。しかし、すでにカットされているかぼちゃは、約1週間が賞味期限の目安です。

カットされたかぼちゃを保存する場合は、傷みやすいワタは取り除き、水分をキッチンペーパーなどで拭き取った上でラップに包みます。冷蔵庫の中でも温度の高い野菜室に保管することで、より良い状態で日持ちさせることができます。

食べてはいけない『かぼちゃ』の特徴5選

皮につやのある大きなかぼちゃ

かぼちゃは日持ちしやすい食材ですが、適していない場所で保管したり、あまりにも長い期間放置していると腐ってしまいます。ここでは食べてはいけないかぼちゃの特徴を紹介するので、以下のサインが現れたかぼちゃは食べずに廃棄してください。

1.白いカビが生える

カビの生えたかぼちゃ 

表面や中に白いカビや緑色のカビが生えている場合は、すでに傷みが進行し食べられない状態になっているため、廃棄してください。

また、食材によっては「カビの部分だけ取り除けば食べられる」と言われる食材もありますが、かぼちゃの場合は有毒な成分が含まれているため、カビが発見されたらそのかぼちゃは捨てるようにしてください。

2.中のワタ部分がドロッと溶けている

かぼちゃはワタの部分から傷みやすいと言われています。したがって、かぼちゃが腐っているかどうか見極める際は、中のワタの部分を確認すると正確です。

もしもワタの部分がドロッと柔らかく溶けている場合は、すでに腐敗が進行しているため、食べられる状態ではないと判断してください。無理に食べてしまうと食中毒を引き起こす危険性があります。

3.酸っぱい味や臭いがする

カボチャと犬

腐ったかぼちゃからは、明らかに違和感を感じるような酸っぱい臭いが漂ってくることがあります。通常、無臭であったり、ほんのりと甘い匂いを放つかぼちゃですが、酸っぱい臭いは異常なので、無理に食べようとせずに捨ててください。

また、見た目には問題ないと判断したかぼちゃであっても、食べた際に酸っぱい味を感じたり、舌に違和感を感じた際は、すぐに食べることを中断し廃棄してください。

4.中の色が明らかに濃く変色している

かぼちゃをカットして断面を確認すると、明らかに通常のかぼちゃよりも色味が濃く変色していると感じたことはありませんか。

日持ちしやすい野菜ですが、長期間放置していると傷み始め、このように変色を引き起こすことがあります。このように通常のかぼちゃよりも色味が濃く増しているかぼちゃは、他に異変が生じていないか注意深く確かめてください。

5.切った時に糸を引く

かぼちゃに包丁を入れて切った際、かぼちゃが糸を引く場合は、すでに腐敗が進行していることを示しています。腐敗によりかぼちゃが柔らかくなり、糸を引いている可能性が考えられるため、食べずに廃棄してください。

また、かぼちゃを触った時にぬめり気を感じたり、表面がべたついている場合も傷み始めている可能性が高いです。少しでも「おかしい」と感じた場合は、無理に食べずに廃棄処分してください。

腐敗サインが現れているかぼちゃは要注意!

かぼちゃの煮つけ

いかがでしたでしょうか。かぼちゃは比較的長持ちする野菜ですが、今回紹介したような腐っているサインが現れているかぼちゃは、腹痛や下痢などの食中毒症状を引き起こす可能性があります。無理に食べずに安全のため廃棄するようにしてください。

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