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軽くて便利なプラスチック製まな板
プラスチック製のまな板は、とても軽いため扱いやすいですよね。平均寿命は2年ほどですが、丁寧に使用するともう少し長く使用できるケースもあります。黒ずみが落ちにくくなり、へこみなどが気になり始めたら買い替えのサインです。
長くプラスチック製まな板を使うためにも、まな板に負担をかけてしまうNG行為を把握しましょう。
プラスチック製のまな板にしてはいけない『絶対NG行為』3選
プラスチック製まな板にすべきではない行動とは、どのようなものがあるのでしょうか。自宅で行っていないかを振り返りながら確認してみてください。
1.熱湯や日光による消毒
プラスチック製のまな板に、熱湯をかけてしまうのはNG!煮沸での殺菌を目指しているのかもしれませんが、有害な菌が死滅するのではなくまな板表面に付着しているたんぱく質が固まってしまいます。
日光に当てて消毒するのも、NGです。表面のコーティングが剥げやすくなってしまいます。熱湯ではなく、中性洗剤を使って毎日メンテナンスを行う方が効率がよいのでおすすめです。
2.表面に傷がつくような洗い方はNG
たわしやブラシなどで、プラスチック製まな板の表面をごしごし洗ってしまうと、細かな傷がついてしまいます。傷が入ると、くぼみに細菌などが入り込みやすくなり、食中毒を起こす原因になってしまうかもしれません。
プラスチック製まな板の表面は傷つきやすいため、鋭利なものでこすり洗いするのはNG。柔らかなスポンジを使用して、汚れを洗い流しましょう。
3.食洗器に入れる
食洗器にプラスチック製まな板を入れてしまうと、長時間水と熱風にさらされることによって変形してしまう恐れがあります。
食洗器対応のものであれば問題ありませんが、そうでない限りまな板を食洗器で洗うのはNG。使用したらできるだけ早く汚れを落とし、清潔な状態をキープするよう心がけてください。
プラスチック製まな板の正しいメンテナンス方法
プラスチック製まな板の正しいメンテナンス方法は、とても簡単です。
- 使用前に水で濡らして、まな板の表面をコーティングする
- 使用後は十分乾燥させる
- カビや黒づみがあるときは、漂白剤や研磨剤でメンテナンスを行う
- 頑固汚れには、漂白剤を塗ってラップで湿布して1時間ほど放置して洗い流す
漂白剤を使用する場合は、素手で触ってしまうと手が荒れてしまうかもしれません。季節問わず、漂白剤を使用するときはゴム手袋の使用をおすすめします。
塩素系漂白剤を使用する場合、ほかの洗剤や薬剤と混ぜると有毒ガスが発生する恐れがあるので、その点には十分注意して使用してください。
まとめ
プラスチック製まな板は、簡単なメンテナンスで比較的長く使用できる便利なアイテムです。間違った使い方を避け、大切に使用しましょう。