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オリーブオイルの味がイマイチ
オリーブオイルは、アヒージョやコーンポタージュなど、ちょっとした付け合わせにも使用されるオイルです。オリーブオイル好きの人であれば、テイスティングを行うという人もいるでしょう。
しかし、オリーブオイルは保管方法を間違えてしまうと、風味や味の質が急激に損なわれてしまいます。オリーブオイルをダメにしてしまわないよう、正しい保管方法を身に着けましょう。
オリーブオイルが不味くなる『NG行為』4選!
オリーブオイルがまずくなってしまう原因は、以下のようなものが考えられます。
1.開封後、使い切るまでに時間をかけてしまう
オリーブオイルは、スーパーなどで販売されている一般的なサラダ油よりも値が張るものがほとんどです。高価なオリーブオイルを思い切って購入したとなると、少しずつ長く使用したいですよね。しかし、オリーブオイルは開封と同時に劣化し始めます。開封後は、1~2カ月ほどを目安に使い切りましょう。
2.直射日光が当たる場所で保管
オリーブオイルは、直射日光を浴びると酸化して本来のおいしさを保てなくなります。購入したオリーブオイルの容器が透明であった場合は、アルミホイルなどで包み込んで日光が当たらないようにしてください。
3.容器を移してオイルを保存する
せっかくオリーブオイルを購入したならば、見て楽しむためにおしゃれな瓶に移し替えたいと思う人もいるでしょう。オリーブオイルは、酸素に触れると酸化してしまうため、基本的にほかの瓶に移すのはNG。どうしてもほかの容器に移し替えたいときは、その日か翌日くらいまでに使い切れるくらいの量だけを移し替えましょう。
4.温度が急激に変化する場所に置く
オリーブオイルは、温度の変化に弱い食材です。
- コンロの近くなど…高温になると酸化が進む
- 冷蔵庫の中…オイルが白濁して沈殿する原因になる
冷蔵庫で保存して白く固まったオリーブオイルは、急激に劣化したわけではありません。固まっているだけなので、ぬるま湯などで温めると元通りになります。しかし、状態の一部が変化するほどの温度の変化を与えてしまうのは、劣化の原因につながるので要注意。
オリーブオイルの正しい保存方法
オリーブオイルの味を劣化させないための保存方法は、以下の通りです。
- 日光が入らない、暗い場所に置く
- 比較的涼しい、棚やシンク下や床下収納などで保存する
- 購入したときの瓶から、中身を移動させない
オリーブオイルは、なまものです。開封したらできるだけ早く使い切りましょう。もったいないからと時間をかけて使用していると、酸化が進んで風味が落ちてしまいます。
まとめ
オリーブオイルは、正しい保存方法を守ると、おいしい状態を少し長くキープしやすくなります。キッチンを見渡し、オリーブオイルを保存する場所を確保!