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じゃがいもの賞味期限
じゃがいもの賞味期限は比較的長いため、たくさん入手してもあせらず調理できるのが嬉しいポイントです。
- 夏…気温が高温のときは野菜室に入れ、紙袋などに入れて約1週間~1か月
- 冬…風通しのよい暗所で、袋に入れて約2~3ヶ月
じゃがいもは高温多湿を嫌うため、涼しい場所で保管すると腐敗を防げますよ。傷んでいるときのサインを知っておくと、さらに安心してじゃがいもの調理が可能です。
食べてはいけない『じゃがいも』4選!
食べるべきではないじゃがいもには、いくつか特徴があります。
1.見た目が変化している
じゃがいもの見た目に、下記のような変化があるときは食べるのはNGです。
- カビが生えている
- あちこちから芽が出ている
- 皮の色が緑がかっている
- 水分が出ている
- 水が蒸発し、硬くなっている
外見に異変があるときは、食べられないほど腐敗が進んでいるケースが多い傾向です。無理に調理するのはやめましょう。
特に気を付けたいのが、じゃがいもの芽です。じゃがいもの芽にはソラニンなどの毒素が含まれています。芽だけでなく、根の部分もかなり深くごっそり切り取れば食べられますが、芽が四方八方から出ているのであれば破棄するのが無難です。
2.触感が変化している
じゃがいもに触れたとき、通常の触感と異なるときは傷んでいる可能性があります。
- 表面がヌルヌルしている
- べたべたして、じゃがいもから手を離すと糸を引く
- 妙な柔らかさを感じる
- ブヨブヨしている
- 水分が抜けてカチカチになっている
もともと柔らかめの品種のじゃがいもであれば、問題なく食べられます。少し不安な場合は、ニオイや断面なども見て傷んでいるか見極めましょう。
3.異臭がする
じゃがいも本来のニオイではない異臭を放つものは、できるだけ早く破棄しましょう。
- カビ臭い
- 腐敗臭がする
- ツンとした臭いがする
見た目や触感には変化がなかったとしても、異臭がしているじゃがいもは使用すべきではありません。
4.切ったときに断面をチェック
じゃがいもを切ったとき、通常のものとは異なる変化がみられるときは注意しましょう。
- 真ん中が黒くなっている…中心空洞症と呼ばれており、中心部の黒い部分を取り除けば食べてもOK
- じゃがいもの中が茶色っぽくなっている…食べるのはNG
じゃがいもの中全体が茶色っぽく変色している場合は、食べられる部分があったとしても食べずに破棄してください。
じゃがいもの正しい保存方法
じゃがいもの正しい保管方法は、とっても簡単です。
- 紙袋か新聞紙でじゃがいもを包む…光を遮断し、発芽を抑制
- 湿気の少ない、冷暗所で保管
上記のことを守れば、じゃがいもの急激な腐敗を避けられます。長く保管できる食材なので、正しい保管方法を身につけて、長くおいしいじゃがいもを食べられるよう工夫しましょう。
まとめ
じゃがいもの正しい保管方法は、どの家庭でも気軽に試せます。傷んでいるときのサインを把握し、傷みを見逃さないようにしましょう。