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ついうっかりついてしまう、洋服のシミ
食事や料理を作るときや、育児に奮闘している最中など、気を付けているつもりでもついうっかり洋服にシミが付いてしまうことはあるものです。
今回は、シミになってしまう汚れの中でも、生活に密着したものをご紹介します。シミを落とすときの正しい手順も紹介しているので、正しい知識を身に着けるきっかけにしましょう。
洋服のシミになってしまう『汚れ』6選!
付着すると洋服にシミを作ってしまう原因につながるものを、ピックアップしてご紹介します。生活密着型のシミの原因を取り上げているので、チェックしてみてください。
1.醤油・ソース・ケチャップ
食卓に並びやすい調味料でもある、醤油やソース。ケチャップも、洋服についてしまうとなかなか落ちないですよね。ついうっかりつけてしまうこともありますが、小さな子どもの食べこぼしのシミで多いのもこちらの調味料です。
黒や赤色に布が染まるため、同系色のシャツを着ていない限り汚れが目立ってしまいます。
2.ワイン
ワインはお酒として楽しむだけでなく、料理にも使用します。飲むとき以外にも、調理のときにはねて洋服に付着してしまうこともありますよね。醤油やソースと同じように、水溶性のシミを作る原因になります。
洋服にワインが飛んできたときは、できるだけ早く応急処置を行ってある程度の汚れを取り除きましょう。
3.チョコレート
チョコレートは、主に子どものおやつのときやお菓子作りをしていて洋服にシミを作ってしまう原因となります。パンにプチンと絞って出すチョコレートも、垂れやすいのでついうっかりのチョコレートシミを作ってしまいやすいですよね。
チョコレートのシミは、油性のシミになるので冷たい水をかけてしまうと落ちにくくなります。お湯やクレンジングオイルを使用しましょう。
4.ファンデーションや口紅
着替えのときなど、気を付けているつもりだったのに、気が付いたら衿ぐりにファンデーションや口紅がついていた!着替えてからお化粧すればいいとわかっているけれど、どうしてもお化粧が先行してしまう場面もありますよね。
ファンデーションや口紅は、油性のシミになります。チョコレートのときと同じアイテムを使用して、シミを取りましょう。
5.油性ペン
油性ペンといえば、子どもの持ち物に名前を書くときに大活躍するアイテムです。大人が使っているのを見て子どもがイタズラしやすく、気が付いたら洋服に細かないたずら書きができていたということもあるものです。
油性ペンも油性のシミを作ってしまいます。落とすときは、ごしごしこすらないよう心がけてシミ抜きを行ってください。
6.泥・墨汁
泥や墨汁は、子どもの生活の中に密着したものです。子ども自身が気を付けていたとしても、多かれ少なかれシミを作って帰ることがよくあります。泥や墨汁は、不溶性のシミに属しています。水や油には溶けない性質を持っているので、落とすとなると少し難易度が高くなります。
洋服にシミが付いたときに対処法
洋服にシミが付いたときは、まずシミの種類を見極めましょう。水を一滴落として、シミにしみこめば水性で、弾けば油性のシミになります。水になじまない上に弾かない場合は、不溶性のシミです。
- 水性のシミ…ぬるま湯でシミを洗い、中性洗剤をかけて綿棒などでシミに洗剤を入れ込む。布の下にタオルを敷いて、そこにシミを移すように軽くたたく。
- 油性のシミ…クレンジングオイルをシミ部分につけて、布の下にタオルを敷く。5分ほど待って中性洗剤をシミにつけ、お湯で揉み洗い。
- 不溶性のシミ…中性洗剤をシミにかけて固形洗剤で上からこすり、汚れが浮いたら洗い流す。これをシミが消えるまで繰り返す。
上記の染み抜きを行い、通常洗濯を行います。毎回染みがひどい場合は、シミ取り専用ハイターや専用クレンジングオイルなどを購入しておくのもおすすめです。
まとめ
洋服の染み抜きは、素材に合った方法で行うと汚れが落ちやすくなりますよ。染み抜きの作業を行った後は、必ず洗濯機で衣類を洗ってきれいな状態に仕上げましょう。