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子どもはゲームに夢中になりやすい
ゲームの世界は、現実では決して味わえないスリルや世界観があるため、大人だけでなく子どもも引き込まれていきます。子どもがゲームにばかり夢中になると、親としては心配ですよね。
今回は、子どもがゲームに夢中なときにしてはいけない行動をご紹介します。子どもとの関係を良好に保つためにも、ゲームの取り扱いには注意しましょう。
子どもがゲームに夢中な時にしてはいけないNG行為3選
子どもがゲームに夢中になっているときにやってはいけない行為を、具体的にご紹介します。親ならばついやってしまいがちな行為も含まれているので、ぜひチェックしてみてください。
1.いきなりゲームを取り上げる
約束していた時間になったからといって、いきなりゲームを取り上げてしまうのはNGです。時間制限があり、決まった時間だけというルールですが、親が権力をかざしてゲームを取ってしまうと、子どもからの信頼を失うきっかけになってしまいます。
2.ゲームをしていることに対して文句を言う
決められた時間内でゲームをしているにもかかわらず、「ゲームだけは毎日する」「勉強も同じくらい熱心にやってほしい」など、楽しい時間に水を差すようなワードを出すのはNGです。
子どもはゲームに夢中であっても、親の話を聞いています。自分の悪口や陰口を言われていることも把握しているますよ。
3.制限時間になった途端ゲームを強制終了させる
親子で決めた制限時間になった途端、親がゲームの電源を切るなどの強制終了を行うのはよくありません。ゲームにはセーブするというワンクッションがあり、セーブが完了しなければ同じことを繰り返すことになります。
ゲームをセーブすること自体には長くても1分ほどしか時間はかかりません。しかし、チェックポイントまで行かなければセーブができないゲームの場合は少し時間がかかってしまいます。
子どもが約束の時間になってもゲームをやめないときは、なぜやめていないか事情を聞くことから始めましょう。
ゲームをする前に子どもと決めておくこと
子どもとゲームをする前に決めておくことは、以下のようなものをおすすめします。
- 子どもと話し合い、ゲームをする時間を決める
- プレイしようと考えているゲームの内容を見て、暴力シーンなどがないかを事前に確認する
- ゲーム内課金がある、やりすぎると依存症になることなどを、子どもによく話して考えさせる
- ゲームを始めるまでに、今日のプレイ時間を確認する
- ゲームの終了時間が迫ってきたら、状況を見て知らせる
- タイムオーバーしてもキリがよくないときなどは数分の延長を認める
- 「今日だけだからね」など、親がルールをしっかり把握していることを知らせる
子どもは、ルールで縛り付けられると親に隠れてゲームをし始めます。臨機応変に対処し、ときには厳しく声をかけて話し合いなどを行いましょう。
まとめ
子どもがゲームに夢中になるのは、おかしなことではありません。ゲームに対するルールを親子で作り、家族で楽しめる時間を共有しましょう。