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使用用途が幅広いアルミホイル
アルミホイルは料理や図工などに欠かせない、幅広く使用できる便利なアイテムです。しかし、どんな場面でも使用できるわけではありません。特に、料理に使用するときは注意が必要です。
今回は、アルミホイルにしてはいけないNG行動をご紹介します。アルミホイルを適切に使用できる場面も紹介しているので、安全面に考慮した使用方法を身に着けましょう。
アルミホイルに絶対してはいけない『NG行為』4選
アルミホイルに絶対にしてはいけないことを、具体的にご紹介します。普段の調理でやってしまいがちなものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
1.電子レンジで温める
電子レンジでアルミホイルに包んだおかずを温めるのは、非常に危険!電子レンジは電磁波を出して食材を温めているため、金属であるアルミホイルとの相性はよくありません。アルミホイルに電磁波が流れて、火花や煙が出るくらい高温の状態になります。
アルミホイルが高熱状態になることだけでも十分危険ですが、アルミホイルの火花が電子レンジに飛んでしまうと火事になる原因になるので絶対にやめましょう。
2.高温調理に使う
アルミホイルは熱や酸化の影響で、アルミニウムが溶けだしてしまいます。ホイル焼きなどの高温調理に使用すると、アルミニウムを食材と一緒に体内に入れてしまいます。
アルミニウムはホイル焼きなどに溶けだした量であれば、排出されるため問題ありません。しかし、毎日アルミホイルを高温調理に使用してしまうのはNG!体内に有害な成分が蓄積されてしまいます。
3.食材を長期間くるむ
アルミホイルを使った食材の急速冷凍の裏技は、非常に有名です。使い方を間違えなければ、食材の品質を保ったまま冷凍できるので便利ですよね。
アルミホイルは、食材にくるんだら1~2日ほどではがすのがベストです。数日から数週間、長時間アルミホイルを食材に巻いたままにしておくと、アルミホイルの成分が溶けだして食材にしみこんでしまいます。
アルミニウムの成分を体内に含んでしまうと、現代病を引き起こす原因にもつながります。家族と自分の健康を守るためにも、アルミホイルを長期間食材と密着させないよう管理してくださいね。
4.落し蓋として使う
アルミホイルを煮物の落とし蓋として使うこともあるでしょう。アルミホイルは、熱だけでなく醤油や味噌などの酸や塩分にも弱いため、有害物質が溶け出てしまう可能性があります。
アルミホイルの落し蓋を長時間かぶせ続けるのは、よくありません。使用後は、できるだけ早く取り外すようにしましょう。
アルミホイルが使える場面
アルミホイルは、いろいろな場面で活用できます。
- 食材の急速冷凍…冷凍が終わったら取り外す
- ハサミやシュレッダーの切れ味を復活させる
- ゴボウの皮むき
- 排水溝のイヤなぬめりの除去に使用
アルミホイルは、熱を加えない使い方がおすすめです。丸めるだけである程度の強度になるので、面倒なゴボウの皮むきなどに最適!排水溝のぬめり取りや菌の繁殖を抑える効果もあるとされているので、実験してみるのもよいですね。
使用頻度の高いキッチンバサミなどの切れ味復活にも一役買ってくれるので、アルミホイルは持っておいて損のないアイテムといえます。
まとめ
アルミホイルは比較的安価で売られているので、ぜひ所持しておきたいものです。使い方によっては人体に害を及ぼす可能性があるので、その点は注意しましょう。