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六曜の由来
六曜とは、中国から伝わってきたもので、その日の吉凶を占う指標のような役割を担っています。絶対に従わなければならないわけではありませんが、気にする人もたくさんいます。
今回は、六曜の基本情報をご紹介します。六曜の基礎知識を身に着けて、今後なにかを行うときの日時の決定などに活用してみてください。
六曜の意味とやるべきこと
六曜には、それぞれ違った意味を持っています。単語の意味や、その日やるべきことなどをみてみましょう。
1.先勝
先勝は、用事ややらなければならないことは早めに済ませよという意味を持っています。なにか行動するならば、午前中が吉、午後は凶とされている日です。
とはいっても、午後からの運気が非常に悪くなるというわけではありません。午後よりも午前の方が運気がよい、という程度なので午後に予定を入れても大丈夫です。
2.友引
友引は、読んで字のごとく「友達を引っ張りこむ」という意味を持っています。友引は朝夕の時間が吉、昼間の時間は凶とされているため、結婚式は朝少し早い時間か昼過ぎからの開始が吉です。また、友引の日にお葬式をするのはよくないとされています。
3.先負
先負は、先勝と正反対の意味を持っています。用事は昼からこなすのが吉、午前中は凶。午前中の運勢が悪いというわけではなく、午後の運勢が午前夕よりもよいという程度の意味を持っています。特別運勢がよい日ではないので、そつなく用事をこなしましょう。
4.仏滅
仏滅は、ものが消滅する意味を持っているため、大きな買い物には不向きです。なんとなく不吉な雰囲気を感じてしまいますが、新たな出発に踏み出す日として最適。悪縁を断ち切るのにも適しています。
5.大安
大安は、特に害がなく、やってはいけないことがない日とされています。時間にとらわれず物事に取り組めるので、結婚式に最適!入籍などを行う人も多い日です。大きな買い物や引っ越しなどにも適しています。
6.赤口
赤口は、丑三つ時の時間帯を表す日で、不吉とされています。すべての消滅を表す日とされており、大凶に当たる運気の日です。午前中は吉とされているので、大事なことは午前中に済ませておきましょう。
どれくらい信じるべき?
六曜は、中国から入ってきた当初のものから時代の経過とともに意味合いが徐々に変化して、現代のものになっています。単語にはそれぞれ意味合いがこもっていますが、信じるかそうでないかはその人次第です。絶対に信じなければならないわけではありません。
しかし、意識して行動している人もいて、結婚式やお葬式の日取りを決めるときにも六曜を参考にする人は多くいるのも事実です。いろいろな考え方があるように、六曜のとらえ方も幅があるととらえて、無理なく上手に取り入れてみましょう。
まとめ
六曜は、曜日ごとに入っています。厳守すべきではありませんが、占いの一環のように取り入れて行動してみると、普段見えないちょっとした日常の変化に触れられるかもしれません。