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電車でよく見かける『迷惑行為』ランキングワースト6選
1.座席の座り方
迷惑行為の中でも毎年ワースト1位にあげられているのは座席の座り方です。具体的な行為は
- 隣の人との距離を広く取って座る
- 座席に荷物を置く
- 足を広げて座る
- 前の方に足を伸ばす
- 足を組む
- 眠って隣の人に寄りかかる
- 膝の上でPCをする
- お年寄や身体の不自由な方、妊婦の方等に席を譲らない
- 子供が靴を履いたまま座席に立つ
などがあります。電車の中では一人でも多くの人が座れるよう配慮が必要です。空いているときは隣の人との距離をとってもよいですが、混雑時は余分なスペースを取らず隙間を作らないように座りましょう。
2.騒がしく大声で会話する
電車が混んでくるとストレスが増し、騒音に対して過敏になりがちです。そのため、混んでいる電車ほど話す声は控えめにするのがマナーです。近年ではコロナ禍の影響もあり、車内で会話をするのを控えている人が多く、騒がしい会話や大声を出す人は周囲には大迷惑となります。
特にグループでの乗車やお酒を飲んだ後の乗車では、大きな声で話すことがないよう十分に注意しましょう。
3.荷物の置き方・背負いリュック
乗車中の荷物の扱いは、座っている場合は膝の上に置くか荷物棚にのせるのが基本で、隣のスペースに荷物を置くのはNGです。立っているときは、隣の人にぶつからないようできるだけ自分の体の方に寄せて、体の前で抱えるように持つか荷物棚にのせるのがマナーです。
また、足元に大きな荷物を置くのは移動をする時につまずく可能性がありとても危険です。背負いリュックは体積が大きく、背負っていると気づかない間に人にぶつかることが多く、乗客どうしのトラブルの引き金となることもあるため要注意です。
4.くしゃみや咳
新型コロナウイルス感染症の流行によって、飛沫を拡散させる「くしゃみ」「咳」に対して敏感になっている人が増えています。電車内でくしゃみ・咳が出たときに、他の人にうつさないように、必ずマスクを着用しましょう。
どうしてもマスクがない場合は、ハンカチやティッシュ、上着の内側やそでで口と鼻をおおい、顔を他の人には向けずに、できれば1m以上離れてください。
くしゃみが出そうになった時は、くしゃみを止めるツボを押してみる裏技をご紹介します。鼻の下に、人差し指と薬指を当て強く押します。そうすると、くしゃみをする神経の伝達をストップさせることが期待できますので活用してみてください。
5.乗降時のマナー
電車の乗降時のマナーは、「降りる人が先で、乗るのは降りる人がいなくなってから」というのが一般的です。降車している人がいるにも関わらず、途中で無理やり乗り込むのは迷惑行為となります。
また、電車を待つ際はきちんと列に並んで待ち、前の人に続いて乗車し後の人のことを考え奥まで詰めていきます。並ばずに横から割り込んだり、入り口付近で立ち止まるのはNG。
降りる時は、前の人に続いてスムーズに降りましょう。扉付近に立っている場合も、乗降の妨げとならないよう配慮を忘れないようにしてくださいね。
5.スマートフォンの操作・ヘッドフォンの音漏れ
満員電車の中でのスマートフォンの操作は周囲の人にぶつかったりするため迷惑になります。また、ヘッドフォンからの音漏れやスマートフォンでの通話や着信音にも気を付けましょう。乗降しながらの使用や空いている車内を歩きながら操作するのもNGです。
6.化粧・食事
女性のメイクや在来線での食事は匂いの問題もあり迷惑行為となります。電車が揺れた時に隣の人に汚れがついてしまうことも考えられます。
お茶や水を飲んだり、ガムや飴など食べても目立たないものは問題ない場合がほとんどですが、食事として物を食べたり飲んだりするのは在来線では迷惑行為となります。
また、飲み残しの飲み物を座席の下などに置いたままにすることは、車内を転がり中身が流れ出て、滑ってケガをする恐れもあるため、とても危険な行為です。
車内では思いやりの気持ち持つように心がけよう!
混雑している電車の利用は、乗っているだけでもストレスを感じることが多く、マナー違反の人がいるととても迷惑です。
一方で、「忘れ物があることを声かけしてもらった」「自分のゴミじゃないのにゴミを拾っていた人を見た」「(妊娠中)(怪我をしている際)たくさんの人から席を譲ってもらえた」など心温まる行為も多くあります。混雑している時こそ、思いやりの気持ちを持つように心がけましょう!