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みずみずしくて美味しいスイカは夏の風物詩!
毎年夏になると、スーパーや八百屋などで多く見かけるようになるスイカ。みずみずしくさっぱりとした甘みが美味しいスイカは、日本では夏の風物詩といっても過言ではありません。
そのまま食べても美味しいですし、塩をかけて食べるとより甘みを増すスイカは、大人から子どもまで幅広い世代から人気があります。
スイカの賞味期限は約2週間〜1ヶ月
夏になると家族揃って楽しめるスイカですが、意外とスイカの賞味期限を知らない人は多いです。スイカは、まるい状態のまま常温で保存している場合、賞味期限は約2週間〜1ヶ月が目安となります。
この賞味期限はあくまで目安なので、ご家庭ごとに異なる保存環境やスイカの鮮度によって、多少異なります。鮮度は徐々に落ち、美味しさも損なってしまうため、なるべく早く食べるようにしましょう。
こんなスイカは腐っているかも…食べてはいけないスイカ5選
比較的長持ちし、家族全員で美味しく食べられるスイカですが、スイカも新鮮さが重要な果物なので、あまりにも長い時間放置してしまうと、腐ってしまうことがあります。ここではすでに腐っている可能性の高い食べてはいけないスイカの特徴を紹介します。
1.果肉が濃い赤色に変色する
「スイカは通常、赤いでしょう?」と思うかもしれませんが、すでに傷み腐っているスイカは、よりドスの効いた濃い赤色に変色します。
通常のみずみずしく爽やかな赤い色とは異なり、暗く濃厚な赤になるため、果肉を見て「なんだかよく見るスイカの赤色とは違う」と感じたら、他にも異変が生じていないか確認するべきでしょう。
2.スイカの皮がぶよぶよに柔らかくなる
スイカの皮は、正常な状態であれば非常に硬いです。しかし、時間が経過して傷み、腐ってしまったスイカの皮は、水分を多く含み、ぶよぶよと柔らかくなってしまいます。
スイカを持った瞬間、皮の柔らかさに違和感を覚えるため、「何かが違う」と異変をすぐに察知できるでしょう。こうなってしまったスイカは腐っている可能性が高いので、食べずに廃棄してください。
3.生ゴミのような臭いが漂う
スイカは無臭、あるいはほんのり甘い香りがするものが正常です。しかし、時間経過とともに腐ってしまったスイカからは、生ゴミのような腐敗臭が漂います。
皮の外からでも感じるものはもちろん、切って中身を剥き出しにした際に腐敗臭が漂う場合も食べずに廃棄してください。
4.スイカにカビが生えている
スイカを切った際、スイカの果肉に白いカビが生えている場合は、絶対に食べてはいけません。スイカにカビが生えるということは、すでに傷み、腐っているサインです。
カビの部分だけ取りのぞけば食べられるのでは、と思うかもしれませんが、スイカは追熟するような果物ではなく、段階を追って鮮度が落ち、傷んでいく果物です。
カビが生えているということは、収穫されてから多くの時間が経ったことを意味しているため、鮮度も悪く、品質も劣化しています。食べると腹痛や下痢を引き起こす恐れがあるため、控えてください。
5.スイカの果肉から糸が引いている
傷んで腐ってしまったスイカは、果肉から糸を引くなどの異常を見せます。また、糸を引いていなくても、一口食べた際に酸っぱい味がするなど、通常の巣にかとは異なる味を感じたら、傷んでいるサインだと思ってください。
スイカは常温?冷蔵保存?スイカの正しい保存方法を解説!
皆さんはスイカを持ち帰った際、どのように保存していますか。多くの人がみずみずしく冷たく美味しいスイカを求めているため、冷蔵庫に保存しているでしょう。しかし、実はスイカは冷やしすぎると品質が劣化してしまいます。
スイカの保存環境として、適切な温度は10〜15℃です。そのため、冷蔵庫や野菜室では冷えすぎてしまい、低温障害により旨味が損なわれてしまうのです。
丸い状態のままのスイカを保存する際は、以下の条件を押さえた場所で常温保存しましょう。
- 直射日光が当たらない
- 暗くて涼しい場所
- 風通しの良い場所
- 10〜15℃の温度環境
丸い状態のスイカは、上記の条件を満たした常温保存が最も長持ちします。カットした後は、切り口をラップで密着させた状態で冷蔵庫に入れましょう。カット後は、鮮度が急速に落ちるので、早めに食べ切ってください。
スイカは常温保存で2週間を目安に食べ切って!
いかがでしたでしょうか。夏に美味しいスイカは、冷蔵庫で保存すると品質が落ちてしまいます。風通しの良い涼しい場所で保管し、2週間を目安に食べきることで、スイカを腐らずに美味しく食べられますよ!