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洗濯物の部屋干し『絶対NG行為』6選!
1.カーテンレールや壁際に干すのはNG
窓際はカーテンレールがついていたり、日差しも当たりやすいため、洗濯物を干したくなる場所ではありますがNGです。湿った洗濯物によって、窓枠やサッシに結露が発生することや、カーテンも湿気を帯びてしまい、部屋の湿度が上がってしまいます。
洗濯物も乾くのに時間がかかりイヤな部屋干し臭の原因となります。また、カーテンレールは洗濯物を干すためのアイテムではないため、濡れた洗濯物の重さで変形してしまうことも考えられます。干す場所は、窓際や壁から離れた部屋の中央がおすすめです。
2.大量の洗濯物を密集させて干すのはNG
部屋干しでは、洗濯もの同士の間隔をあける工夫が必要です。一度に洗濯する量が多くなると、干すときに洗濯もの同士が密集してしまい生乾きの原因となることや、部屋の湿度も上がりやすくなります。
室内干しが多くなる時期は洗濯物はためこまず、こまめに洗うようにしましょう。または、複数の部屋に分けて干すという対策もあります。
3.風通しの悪い部屋や和室・寝室に干すのはNG
風通しの悪い場所で室内干しするのもおすすめできません。締め切ってある室内や風の通り道がない場所では洗濯物が乾きにくく、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。さらに、和室の畳やふすまは湿気を帯びやすい季節は、湿気を吸ったままの状態になりやすいと言われています。
また、布団やカバー、マットレスなども寝ている間の寝汗で湿気を帯びているため、寝室も室内干しには不向きです。このような場所でしか干せない場合は、除湿器やサーキュレーター、扇風機などを併用するようにしましょう。
4.お風呂の残り湯を使うのはNG
部屋干し臭を防ぐには衣類に雑菌を残さないことです。ニオイの元となる雑菌がついていると、正しい室内干しの干し方をしても、部屋干し臭が残ってしまいます。お風呂の残り湯を使うのは節約になりますが、残り湯にはさまざまな菌が混ざっているのでおすすめできません。
「すすぎ」だけ水道水を使えば雑菌が落とせることもありますが、繊維の中に入り込んでしまうと落としにくくなりますので、部屋干しの際は残り湯を使うのは控えたほうがいいでしょう。
5.カビが発生している浴室の乾燥機を使うのはNG
浴室乾燥機を使うのは効果的ですが注意点もあります。浴室内にカビが発生していると、浴室乾燥機は一緒にカビ菌を吸い込み、フィルターに付着したほこりをエサにカビがどんどん繁殖します。
そして、フィルターにカビが付着している乾燥機で洗濯物を乾かすと、洗濯物にカビが付着することになりますので気を付けて下さい。
6.洗濯槽の掃除をしないのはNG
洗濯槽の裏側は湿気がたまっていてカビが発生しやすい箇所です。洗濯槽がカビだらけだと、洗濯物をキレイに洗っても部屋干しの生臭いニオイが落ちないこともあります。洗濯槽は日頃から頻繁に掃除をするようにしましょう。
部屋干し臭を防ぐポイント
部屋干し臭を防ぐポイントは
- 早く乾かすこと
- 部屋干し専用の洗剤や酸素系漂白剤、抗菌・防臭効果のある柔軟剤を使うこと
です。早く乾かすためにできる工夫としては
- 洗濯物を干す前にアイロンをかける
- サーキュレーターや扇風機などで洗濯物に風を当てる
- バスタオルなどは蛇腹干しで多くの面に風が当たるようにする
- フード付きや厚手のトップスは専用ハンガーを使うか、逆さに干して脇の下などにも風が当たるようにする
- ボトムはピンチハンガーなどで筒状に干す
などがあります。
洗濯物は溜め込まないようにしする!
部屋干しであっても外干しであっても、洗濯物を溜め込むのはNGです。雑菌が繁殖しやすくなり汚れ落ちも悪くなります。
せっかくさまざまな臭い対策をしても、洗濯物に菌が繁殖していては台無しです。通気性の良いカゴを使うことや、風通しの良い場所に置くなどの工夫もしてみて下さい!