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使い終わったライター、ため込んでいませんか?
所持していると、いつでも火を手の中で発生させられて便利なライター。しかし、使わなくなったものをどうすればいいかわからなくて、悩む人は少なくありません。
使用しなくなったライターを自宅の引き出しなどにため込まないためにも、正しい捨て方を身に着けましょう。間違った破棄の仕方も紹介しています。
ライターの絶対NGな『捨て方』4選!
ライターの捨て方を間違えると、思いがけない事故を招いてしまう可能性があります。他人を巻き込んだ事故を起こさないためにも、NGな捨て方の把握はしっかりと行っておくべきです。
1.ガスを抜かずに捨てる
ガスを抜かずに破棄するのは、非常に危険!なにかの拍子にライター内のガスが漏れてしまうと、引火して爆発や火事を招いてしまう可能性があります。ガスを抜く手間はあまりかからないので、破棄する前に必ずガスを抜きましょう。
2.可燃ごみに紛れ込ませる
ライターは手のひらサイズなので、可燃ごみの中に紛れ込ませて破棄してしまう人もいるかもしれません。しかし、これは非常に危険な行為!可燃ごみにライターを混ぜてしまうと、以下のようなことが考えられます。
- 破損して、ごみ置き場を含む周辺の家屋などの火災
- ゴミ収集車に引火、爆発
不慮の事故が起きてしまったら、取り返しがつきません。人命にもかかわるので、ゴミの分別を行わずにライターを破棄するのは絶対にやめましょう。
3.喫煙者の知り合いに押し付ける
喫煙者はライターを所持する確率が非常に高い傾向ですが、自分が使わなくなったライターを喫煙者の知り合いに押し付けてしまうのはNG。不使用になって処理に困ったものを押し付けるという行為は、非常に自分勝手で押し付けられた人にとっては迷惑な行動です。
喫煙者の中には、ライターではなくマッチを愛用している人もいます。自分が使わなくなったものを他人に押し付けるのは、今後の人間関係にも大きく響くためやめるべきです。
4.野外にポイ捨て
ガスの残りが少ないからなどの自分勝手な理由で、野外にライターをポイ捨てしてしまうのはNG!山であれば山火事の原因につながり、海や街中であれば破損後の引火や爆発につながります。誰かが怪我をする可能性があり、環境へも悪い影響しか与えません。
正しいライターの捨て方
ライターを捨てる際は、以下のようなことを行ってください。
- 残りのガスを抜く…屋外で行うこと
- 自治体の分別に従って、ガスを抜ききったライターを捨てる
ライターは手のひらサイズですが、ガスは引火する可能性があるため、野外でガス抜きを行いましょう。
ガス抜きをするときは、着火レバーを押して火をおこし、火だけを吹き消してレバーを下げっぱなしにするだけです。レバーを押した状態でテープや輪ゴムで固定すると、放置しておけばガス抜きは完了します。
破棄するときは、必ず自治体のゴミの分別表に従ってください。表にライターの項目がなかったら、自治体や市役所に問い合わせればすぐにわかりますよ。
まとめ
ライターを捨てる手順は、ガスボンベを捨てるときの要領とよく似ています。不使用のライターを家の中にため込んでおくと、不慮の事故を招く可能性があるため、使用しないものはできるだけ早く破棄してしまいましょう。