目次
冷めにくい蒸しタオルの作り方
蒸しタオルは「電子レンジ」または「お湯」を使って作るのがスタンダードです。
簡単に作れるのに女性に嬉しい効果ばかり。例えば、疲れがたまった部分を蒸しタオルで温めると血行が促進されます。筋肉が解されて凝りや疲れが取れるという仕組みです。
そして、目元や顔を蒸しタオルで温めると血行が促進されることで浮腫みが取れて顔色も良くなります。肝心なのは冷めにくい蒸しタオルを作ること。電子レンジまたはお湯を使って冷めにくい蒸しタオルを作ってみましょう。
【電子レンジ】冷めにくい蒸しタオルの作り方と手順
- タオルにたっぷりと水を滲みこませます。
- タオルをギュッと固く絞ります。
- タオルをラップに包み、電子レンジの耐熱皿に乗せます。
- 600Wで1分温めて蒸しタオルの出来上がりです。
電子レンジを使って作った蒸しタオルを冷めにくくするためのポイントは2つあります。
まずはタオルにたっぷりと水を滲み込ませて濡れていない部分がないようにすること。そして、しっかりと絞ること。
絞る力が弱く水が垂れるようでは温度差ができてしまいます。握力が弱い方は何度かに分けてギュッとしっかりめに絞ってみてください。
熱い方が気持ちが良かったり効果がありそうな気がしてつい熱めの蒸しタオルを作ってしまいがちですよね。肌の乾燥原因になることがありますので、ほど良い温かさで作ってみましょう。
【お湯】冷めにくい蒸しタオルの作り方と手順
- 容器に45℃くらいのお湯を用意します。
- お湯にタオルを浸します。
- タオルをギュッと固く絞ります。
お湯を使って作った蒸しタオルを冷めにくくするためのポイントはお湯の温度にあります。
お湯に浸したタオルを手で絞る必要があるため、できる限り熱めのお湯を用意するけれど、素手で絞れる温度でなければなりません。アチチッとなってしまうほど熱いお湯で蒸しタオルを作ってしまうと、絞るのに時間がかかり冷めてしまいます。
火傷しないようにゴム手袋を着用して絞ったとしても蒸しタオルそのものが熱ければ、結局は肌に当てられる温度になるまで冷まさなければなりません。体感温度に個人差はありますが45℃くらいが蒸しタオルが冷めにくく丁度よい温度です。
蒸しタオルの温かさを長持ちさせるコツ
美容のために蒸しタオルを肌(顔)に当てて使いたいのであれば2分~3分くらいで十分です。
血行を促進させることで肌のターンオーバーが活性化されます。毛穴が開くことで肌に負担をかけることなく角栓や汚れを落とすことができます。肌のトーンが明るくなるのも実感できるはずです。
クレンジングの後に蒸しタオルを当て、その後で化粧水・美容液・乳液・クリームという具合にすると浸透力も保湿力もアップします。
蒸しタオルを使った美容法は2分~3分で十分ですので、3分くらい蒸しタオルの温かさが長持ちしてくれれば良いわけです。
少し長めのフェイスタオルを使う
少し長めな分を折り曲げて使うことで層ができ、蒸しタオルの温かさを長持ちさせることができます。
一般的な長さのフェイスタオルでは顔の上に乗せた時にちょっと足りないかなと感じることがあります。ズレ落ちてしまいやすいのも難点です。少し長めのフェイスタオルを折り曲げて使うと物足りなさも解消され、丁度よい重みが安定感にもなります。
厚手のタオルを使う
厚手のタオルは水を吸う量が多い分、蒸しタオルの温かさを長持ちさせることができます。厚手のタオルを使う場合には電子レンジで温めるのがおすすめです。
作り方と手順でも言いましたが、タオルにたっぷりと水を滲み込ませた後、ギュッと固く絞ってください。絞る力が弱く水が垂れるようでは温度差ができて冷めやすくなります。
厚手のタオルは少々絞りにくいですが、十分に絞ってから電子レンジで温めてください。
水分の吸収力が高いタオルを使う
買ったばかりの真新しいタオルは水分をあまり吸収しません。蒸しタオルはタオルにたっぷりと水(またはお湯)を滲み込ませた後に固く絞ることでムラを作らず、冷めにくく温かさを長持ちさせることができます。
真新しくても水分の吸収力が高いタオル、もしくは長く使って少しゴワゴワするけど水分の吸収力が高いタオルが蒸しタオルに向いています。
ラップで包んで温める
ラップで包まれた蒸しタオルは熱が逃げにくく冷めにくいです。
水を滲み込ませて固く絞ったタオルをラップで包み、電子レンジで温めることで蒸しタオルの温かさを長持ちさせることができます。
ただし、ラップに包んだまま肌に当てなければなりません。せっかく肌触りの良いタオルを選んでも意味がなくなってしまいます。また、蒸しタオルの蒸気を肌に当てることもできなくなってしまいます。
温かさは長持ちしますが、ちょっぴり残念な点があります。目元の血行を良くしたい時、目元の浮腫みを取りたい時、首や肩の凝りを解したい時におすすめします。
ビニール袋に入れる
ビニール袋に入れた蒸しタオルは熱が逃げにくく冷めにくいです。口をギュッと結んで使えばさらに熱が逃げにくく温かさを長持ちさせることができます。
電子レンジまたはお湯で蒸しタオルを作った後でビニールに入れてください。ラップと同様に温かさは長持ちしますが、肌に蒸しタオルを当てた時のタオルの肌触りや蒸気を感じることができません。
蒸しタオルの代わりになる便利グッズ
100%あずきの天然蒸気あずきのチカラ
美容とリラックスのために顔専用の蒸しタオルが欲しいなという時におすすめの便利グッズです。電子レンジ600Wで30秒くらい温めて顔全体に乗せて使います。約250回繰り返し使うことができるのでコスパも良いです。
温めすぎる(熱すぎる)とキケン(危険)という文字が浮かび上がり、丁度良い温度にまで冷めると文字は消えます。火傷にも配慮されていて良いです。
アルファックス タオラップ
顔に当てるタオル部分は高密度マイクロファイバーで作られており、さらにその上にはポリエチレンで作られたラップが取り付けられています。
多層にすることで蒸気が逃げにくく冷めにくいです。50℃くらいのお湯にタオル部分を浸した後軽く絞って顔に乗せます。普通のタオルのようにギュッと固くチカラを入れて絞らなくても良いのが嬉しい点です。
タイプが3つあり、色で分けられています。ピンクのタオラップにはコラーゲンを配合、グリーンのタオラップにはヒアルロン酸を配合、イエローのタオラップにはビタミンEが配合されています。
パナソニック スチーマー ナノケア
手軽にできる蒸しタオルも良いけれど、一度は使ってみたいのが美顔スチーマーですよね。コンパクトなサイズなので初めてにも使いやすいです。
蒸気を浴びることができるのはもちろんですが、別売りで専用のアロマタブレットがあります。100%天然の精油の香りまで楽しむことができるので一日の終わりのご褒美になりそうです。
最後に
冷めにくい蒸しタオルの作り方、温かさを長持ちさせるコツについて解説しました。
- タオルにたっぷりと水(お湯)を滲み込ませる
- 水が垂れないようにギュッと固く絞る
- 電子レンジ600Wで1分温める
- お湯の温度は45℃くらい
- 少し長めのフェイスタオルを使う
- 厚手のタオルを使う
- 水分の吸収力が高いタオルを使う
- ラップで包んで温める
- ビニール袋に入れる
ほんのちょっとした事なのですが、その小さな手間を惜しまないことで蒸しタオルは冷めにくいです。