目次
ドレッシングの正しい処分方法
キッチンペーパーを使う
少量のドレッシングを捨てる時はキッチンペーパーに吸収させて捨てます。そのままゴミ袋に入れて燃えるゴミとして処分します。キッチンペーパー1枚~2枚程度の量のドレッシングなら良いですが、大量のキッチンペーパーが必要な量であれば他の捨て方を利用してください。
ポリ袋とキッチンペーパーを使う
ポリ袋やレジ袋にキッチンペーパーを丸めて入れ、ドレッシングを流し入れます。キッチンペーパーにドレッシングがしみ込んだら袋の空気を抜いて口を結んで閉じます。薄く破けやすい袋は二重にすると良いです。燃えるゴミとして処分します。
使い古しの衣類やタオルを使う
掃除や雑巾に使えるかもと処分前の衣類やタオルにドレッシングをしみ込ませて捨てます。燃えるゴミとして処分します。吸収率が悪いとこぼれてしまいすので、ポリ袋やレジ袋があればご利用ください。
油吸収パッドを使う
油吸収パッドにドレッシングをしみ込ませ、燃えるゴミとして処分します。100円ショップで購入すれば安上がりです。100円+税で10枚~15枚ほど入っています。
揚げ物を調理した後の廃油・タレ・ソース・マヨネーズ・ケチャップ・醤油など、あらゆる液体調味料の処分に使えます。
紙パックとキッチンペーパーを使う
牛乳や豆乳などの紙パックにキチンペーパーを丸めて入れ、ドレッシングを流し入れます。キッチンペーパーにドレッシングがしみ込んだら紙パックの口を粘着テープで閉じます。燃えるゴミとして処分します。
注意点がひとつあります。
牛乳パックなどの中が白い紙パックは資源物として処分することができ、再利用されます。資源や環境を守るための活動です。
ドレッシングの正しい捨て方も同じです。紙パックは資源物として処分し、ドレッシングは他の方法で処分することをおすすめします。
ドレッシングの容器(ボトル・瓶など)の捨て方
ドレッシングの容器は素材や種類によって捨て方が違います。パッケージに表示されている内容をご確認ください。
- ボトル: PET
- キャップ:PE
- ラベル :PP
- ボトル :瓶(ビン)
- キャップ:PP
- 中栓 :PE
- ラベル :紙
PET・PE・PPはプラスチックの種類を表わしています。プラスチックやビンの処分方法や分別方法は地域によって異なります。お住まいの自治体の方法に従って捨ててください。
「プラマーク」が表示されている容器の捨て方
プラマークが表示されている容器はプラスチック類として捨てることができます。手でにぎると潰れるくらい柔らかいのが特徴です。
リサイクルできる容器・キャップ・ラベルの対象ですが、資源物として回収されるかは自治体によって異なります。回収されない場合は容器とキャップは燃やせないゴミ、ラベルは燃えるゴミとして処分します。
「PETマーク」が表示されている容器の捨て方
PETマークが表示されている容器はペットボトルとして捨てることができます。容器本体はお住まいの自治体が指定するペットボトルの捨て方に従って捨てます。資源物もしくは燃やせないゴミです。
キャップとラベルはプラスチック製容器包装に区分されていますので、自治体が指定する捨て方をご確認ください。基本的には燃えるゴミとして処分できますが、自治体によっては資源物として回収されています。
プラスチック類の容器は水洗い不要
空の容器を水洗いする必要はありません。容器を逆さまにしてドレッシングが垂れてこなければOKです。基本的にはキャップを取り外して捨てます。外れない時はカッターなどで切り離しても良いです。
自治体によっては、資源物として回収される場合に水洗いすることをルールやマナーとしていることがあります。中にドレッシングが少しでも残っている容器は回収されない場合があります。
お住まいの自治体でご確認ください。役所のホームページに掲載されています。
瓶の容器の捨て方
ドレッシングの瓶は資源物もしくは燃やせないゴミとして捨てます。
基本的にはキャップとラベルを外します。ラベルが紙製で糊付けされていると剥がしきれないことがあります。無理に剥がさずそのまま捨てて構いません。
キャップにはプラスチック製と金属製があります。金属製のキャップは金属類として捨てます。お住まいの自治体の捨て方に従ってください。
やってはいけないNGな捨て方
排水口に流す
ドレッシングをキッチンの流し台や洗面台などの排水口に流すと水質や環境を汚してしまいます。15mlのドレッシングを排水口に流した場合、魚が安全に暮らせる水質に戻すために500Lの水が必要だという説があります。
間違った捨て方は私たちの暮らしを脅かすことになります。キレイで安全な水を飲めなくなってしまいます。ドレッシングを排水口に流すのは絶対ダメな捨て方です。
排水溝に流す
ドレッシングを外の排水溝に流すと雨水が排水されなくなってしまいます。液体だから大丈夫は安易な考えです。
排水溝は家の外や道路の横にある側溝やドブと呼ばれている部分です。コンクリートの蓋がありますが、小さな穴からドレッシングや家庭ゴミ、たばこの吸い殻など捨ててしまう人がいます。
排水されなくなった雨水が溢れ、床上浸水など水害を招くことがあります。水質や環境を汚す原因にもなるためドレッシングを排水溝に流すのは絶対ダメな捨て方です。
トイレに流す
ドレッシングをトイレに流すと水質や環境を汚してしまいます。下水道を通り、河川に繋がっているからです。汚物を流す場所だから大丈夫は安易な考えです。トイレにドレッシングを流すと詰まりや故障の原因にもなるためドレッシングをトイレに流すのは絶対にダメな捨て方です。
容器に入れたまま捨てる
ドレッシングを容器に入れたまま捨てるとゴミの回収や処分をされる作業員の方々に大迷惑です。容器が割れたり破裂するなどし、飛び散ったドレッシングで作業服や作業場所を汚してしまいます。ニオイも強烈ですよね。ドレッシングを容器に入れたまま捨てるのは絶対にNGです。
容器ごと燃えるゴミとして捨てる
ドレッシングが入った容器(プラスチックやビン)を燃えるゴミとして捨てると回収や処分をされる作業員の方々に大迷惑です。容器が小さくてバレにくくても、ドレッシングが燃えるゴミの対象でも、容器ごと燃えるゴミとして捨ててはいけません。
割れたプラスチックやビンの破片で作業員の方がケガをします。容器が紙パックであれば燃えるゴミとして捨てることも可能ですが、破裂してドレッシングが飛び散ってしまいます。
プラスチックやビンの容器が外から見えないように新聞紙や紙に包んで燃えるゴミに捨てる人がいますが、絶対にダメな捨て方です。
最後に
ドレッシングは燃えるゴミとして捨てます。
- キッチンペーパー
- ポリ袋
- 使い古しのタオル
- 油吸収パッド
- 紙パック
これらを使った正しい捨て方を解説しました。
キッチンペーパーさえあれば処分できます。ティッシュやトイレットペーパーでも構いません。どれかひとつは必ずどのご家庭にもあります。
間違った捨て方は水質や環境を汚すリスクがあります。私たちの暮らしや命にも深く関係します。ゴミの回収や処分をされる作業員の方々に迷惑がかかります。
少量のドレッシングはキッチンペーパーに吸収させてから燃えるゴミとして捨ててください。大量であれば油吸収パッドを利用すると無駄なく処分できます。