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雨戸の掃除は汚れを確認してから
雨戸の外側の汚れは、外気に含まれている砂や花粉や土やホコリです。風や雨と一緒にやってきて雨戸についてしまいます。とくに台風や雨や風の強い日には、泥汚れがついてしまうこともあり、泥が飛んできたような跡が残されていることがあるのではないでしょうか。
こういった汚れは雨戸だけではなく、サッシのレール部分にもたまってしまいますので、放置していると掃除が大変になってしまいます。
雨戸の内側の汚れは、室内のゴミやホコリや髪の毛などです。サッシのレール部分にもたまっているのではないでしょうか。汚れがたまってしまうことを防ぐため、普段から掃除機で吸える分は掃除しておきましょう。
雨戸の掃除は種類によってやり方を変える
雨戸には主に2つの種類があります。
- 横にスライドして開閉するタイプ
- 雨戸を上下させることで開閉するシャッタータイプ
スライドタイプはサッシのレール部分に汚れがたまりやすく、そのまま放置していると汚れが詰まってしまい、雨戸を開閉できなくなってしまうことがあります。雨戸の種類によって掃除方法を変える必要があります。それぞれの掃除方法についてご紹介します。
雨戸の掃除方法
使用する道具
- ホース(水をかけて洗うため)
- 歯ブラシ
- ぞうきん
- 割りばし
- 化学モップ
雨戸掃除する手順
手順1:雨戸の内側を掃除する
- 雨戸を閉めて窓ガラスを開ける
- 雨戸の内側のゴミやホコリや髪の毛などの汚れはブラシやほうき、または掃除機で取リ除く
- 雨戸の内側を化学モップで拭き取る
洗剤やクリーナーを使用しなくても科学モップだけで十分にキレイにすることができます。
手順2:雨戸の外側を掃除する
- 雨戸の外側の汚れをブラシやほうきで落とす
- 雨戸の外側を化学モップで拭き取る
雨戸を水で濡らしたりせず、乾いた状態のまま科学モップで掃除します。
手順3:雨戸を外して水洗いする
- ホースで雨戸を洗い流す
- 乾いたぞうきんで水気を拭き取る
スライドタイプの雨戸であれば簡単に外すことができると思います。外し方がわからない場合には無理に外さなくても良いです。
シャッタータイプの雨戸は、ホースを使って上から下に向かって水をかけて洗います。高い場所は脚立などを使うとキレイに水洗いすることができます。
手順4:サッシのレール部分を水洗いする
サッシのレール部分にたまった汚れをブラシでかき出し、掃除機で吸い取ったら残りの汚れは濡らしたブラシでこすります。歯ブラシや割りばしなどがあると便利です。
水を入れたペットボトルなどを使って汚れを洗い流します。
手順5:ぞうきんで乾拭きして仕上げる
科学モップでほとんど汚れは落ちていると思いますので、スポンジや洗剤を使って擦り洗いをする必要はないでしょう。科学モップで汚れを落とした後は水洗いのみで十分キレイになります。キレイに汚れを落とすことができたら、乾いたぞうきんを使って乾拭きしましょう。
ぞうきんは普段のお掃除に使っているものでも良いのですが、ぞうきんに残っている汚れが雨戸についてしまうことがあります。キレイなぞうきんを使ってお掃除するのがオススメです。
雨戸を掃除するときの注意点
- 雨戸はスチール製のものが多く、たわしや金属ヘラなどでこすると傷がついてしまうと傷がついた部分から錆びたり腐食したりしやすいので、固い素材の掃除道具は使わないようにしましょう。
- 水洗いしたあと、水分をそのまま残してしまうと雨戸が錆びたり、カビが発生したりすることがあります。最後に乾いたふきんやタオルで水分を拭き取るようにしましょう。また、乾燥させやすい晴れた日に掃除するのがオススメです。
- 電動のシャッタータイプの雨戸の場合には、シャッターボックスに水が入らないように注意しましょう。故障の原因になってしまいます。
《 ポイント 》
- 埃や砂などの軽い汚れは化学モップで簡単に取れるので、普段の掃除のついでに拭き取る習慣を取ると良いです。雨が降って外側に泥がついたときは、雑巾で水拭きしておくと定期的な掃除がラクになります。
- 横開きタイプの網戸の場合、年1回くらいの頻度でレールの溝に潤滑剤を吹きつけておくと開閉がスムーズに。シャッタータイプの雨戸の場合も、異常音がするときにはガイドレールやロック部に潤滑剤を吹きつけると良いです。
まとめ
スライドタイプとシャッタータイプの雨戸の掃除の仕方についてご紹介しました。スライドタイプの雨戸は外すことができるので、外し方がわかる場合には外して掃除した方がよりキレイに仕上げることができます。
あまり汚れがひどい状態でない場合には、水洗いをしなくても、化学モップのみでキレイに掃除することができる場合もあります。雨戸がキレイになると気分も良いです。お天気の良い日にぜひチャレンジしてみてください。