タオルの黒ずみを落とす簡単な方法2選!原因から紐解く予防方法まで解説

畳んで重ねられたタオル

顔を拭いたり体を拭いたりと清潔さが求められるタオルですが、ふと見るとタオルに黒ずみができていたという経験はありませんか。タオルの黒ずみを発見すると、体を拭くのを躊躇してしまいますよね。いったい、タオルの黒ずみは何が原因でできてしまうのでしょうか。

発見するとげんなり…タオルの黒ずみの正体は?

ショックを受ける女性

使うたびに洗濯をしているはずなのに、お風呂から上がって体を拭こうとタオルを手にした途端、タオルに黒ずみがあるのを発見してしまった…という経験はありませんか。タオルの黒ずみを見てしまうと、そのタオルで体を拭くのを躊躇してしまいますよね。

タオルの黒ずみとなる原因

タオルの黒ずみの原因には、主に以下の原因が考えられます。

  • 洗剤や柔軟剤の残りカスが蓄積
  • 黒カビ
  • 他の服からの色移り

考えられるのは以上の3つです。特に洗剤や柔軟剤の残りカスが蓄積してしまうことや、湿った状態のまま放置してしまうことにより発生する黒カビは、多く見られます。これらはカビや雑菌の温床なので、そのまま放置せず、きちんと対処する必要があります。

タオルの黒ずみ原因から予防する方法を考えよう!

洗濯をしている女性

タオルの黒ずみは、洗剤や柔軟剤の残りカスが蓄積することでできてしまったり、黒カビが発生してしまっていたりと主に3つの原因が考えられます。この原因から、黒ずみができないよう日頃から意識するべき予防法を覚えておきましょう。

1.洗剤や柔軟剤は適量を守る

洗剤や柔軟剤の残りカスが原因で黒ずみができてしまうため、まずは洗剤や柔軟剤の適量を守ることを意識してください。

意外と適当に洗剤を入れてしまっている人もいると思いますが、タオルの黒ずみの原因となるだけでなく、残りカスに雑菌が繁殖し、生乾き臭の原因となることもあります。

2.洗濯後はすぐに干す

青空の下で洗濯物を干す女性の後姿

洗濯したタオルは、そのまま洗濯槽に放置せず、すぐに干すようにしましょう。

洗濯槽に長時間放置してしまう人もいると思いますが、洗濯槽の中は高温多湿な環境が出来上がっているため、カビにとって快適な環境条件が整っています。そのため、洗濯槽に放置していると、カビが生えやすくなってしまうのです。

したがって、洗濯が終わった後は、すぐに洗濯槽の蓋を開け、そのまま取り出し、干すまでの過程を素早く行うようにしてください。

3.洗濯前のタオルはカゴの中に放置しない

顔や手の水分を拭うために使ったタオルをそのまま洗濯カゴに放置してしまう人も多いですが、なるべくカゴの中に長時間放置する行為は控えてください。特に数日分の洗濯物を一気に洗濯するというご家庭は注意が必要です。

濡れたままのタオルをそのまま放置していると、カビが生え、黒ずみの原因となります。特に梅雨場や夏場は湿度が高いため、黒カビができやすくなります。これを防ぐためにも、使ったタオルを数日間放置したりせず、遅くてもその日のうちに洗濯するようにしてください。

4.白や薄い色のタオルは必ず洗濯カバーを使用

黒色が色移りしてしまい、黒ずみができてしまった場合は、白や薄い色のタオルを必ず洗濯カバーに入れたり、濃い色の服とは別に洗濯するようにしましょう。

洗濯カバーを使用することで、ある程度予防することは可能ですが、網目を抜けて色移りしてしまうこともあるので、できる限り、白い色のタオルは別に洗濯すると安心です。

タオルに黒ずみが…黒ずみを落とす簡単な方法2選

洗濯したタオル

以上の予防法を実践していても、どうしても黒ずみができてしまうことはあります。タオルに黒ずみができてしまった場合は、以下の方法で簡単に落としたり、色を薄くしたりすることが可能なので、ぜひ試してみてください。

1.洗剤と漂白剤をW使いしてつけ置き洗い

洗濯物の手洗い

1つ目の方法は、普段使っている洗濯洗剤と酸素系漂白剤を40℃ほどのお湯に溶かし、そこに黒ずみができてしまったタオルをつけ置き洗いする方法です。手洗いなので、しっかりと黒ずみにアプローチすることができます。

  1. 洗面器やシンクに40℃程度のお湯を張る
  2. 張ったお湯に適量の洗濯洗剤と酸素系漂白剤を溶かす
  3. 黒ずみができてしまったタオルを浸して30分ほどつけ置きする
  4. つけ置きが終わったら、水でしっかりすすぎ、再度洗濯する

この方法で黒ずみを浮かして落とすことが可能です。使用する洗剤と漂白剤は、液体よりも粉末状のものが洗浄力や分解力が強いので、なるべく粉末状のものを使用するようにしましょう。

2.大きめの鍋で煮洗いする

タオルにできてしまったカビなどにも効果的な方法です。つけ置き洗いでも落とせなかった黒ずみが煮洗いで落とせることもあるので、①で落とせなかった場合も諦めずこちらを試してみましょう。

  1. 大きめの鍋に水を入れて、洗濯洗剤と酸素系漂白剤を入れる
  2. ①を溶かしたら黒ずみができたタオルを浸して弱火で煮る
  3. かき混ぜながら5〜10分ほど煮たら火を止めて冷めるのを待つ
  4. タオルやお湯が冷めたら取り出し、水で綺麗にすすぐ
  5. 再度洗濯機に入れて洗濯を開始する

この方法は、とても強力なので、大抵の黒ずみや生乾き臭などを落とし、殺菌効果も期待できます。しかし、①の方法よりもタオルへのダメージが強いので、①でも落とせなかった場合にのみ試すことをお勧めします。

タオルの黒ずみには洗濯洗剤と酸素系漂白剤が効果的!

洗濯したタオルと女性

いかがでしたでしょうか。タオルの黒ずみは、一見できてしまうとなかなか落とせないと諦めがちですが、タオルの黒ずみは洗濯洗剤と酸素系漂白剤で落とすことが可能です。もしもご家庭に黒ずみができてしまったタオルがある方は、ぜひ試してみてください。

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