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日々の生活に欠かせないキッチンアイテムである炊飯器
毎日の食事やお弁当作りに欠かせない、炊飯器。子どもでも使えるほど操作がシンプルで、美味しいお米が炊き上がってとても便利ですよね。
しかし、使い方を間違えると事故を起こす可能性もあります。今回は、炊飯器の間違った使用方法をご紹介します。炊飯器の正しい使い方も紹介しているので、今までの使い方を振り返ってみましょう。
炊飯器の『間違った使い方』5選!絶対NGな理由も解説
炊飯器の間違った使い方とは、どのような行為が当てはまるのでしょうか。どうして間違えているのかという理由も、解説しています。
1.24時間以上保温機能を使った状態をキープする
保温機能は非常に便利な機能ですが、24時間以上つけっぱなしにするのはよくありません。長時間の保温は、ごはんの黄ばみや異臭の原因となります。それを繰り返してしまうと、内窯や外蓋にごはんの異臭がこびりついてしまうのです。
臭いは一度つくと取れないため、最悪の場合買い直しになるかもしれません。
2.炊飯機能以外の機能がついていない炊飯器で、炊飯以外の調理を行う
炊飯器には、炊飯のほかに調理機能がついているものがあります。炊飯機能のみの炊飯器で調理をするのは、基本的にNGです。炊飯器で行いやすい調理方法は、以下のようなものが挙げられます。
- ポリ袋調理…ポリ袋が蓋に貼り付いて、途中で蓋が開く可能性アリ
- 油を使った調理…内窯が焦げ付き、炊飯器の故障につながる
- 膨らみやすいものの調理…蒸気の逃げ道を塞ぎ、吹きこぼれの原因になる
膨らみやすいものとは、練り物や豆類、ケーキやパンなどが挙げられます。上記のような調理は、炊飯モードではなく多機能な炊飯器の調理モードと使用すると安全に調理しやすくなります。
3.内窯でお米を洗う
内窯でのお米研ぎは、ついやってしまいがちなNG行為です。内窯でお米を研ぐと、内窯の中に小さな傷ができてしまい、劣化の原因になります。ごはんがこびりつきやすくなる原因にもなるので、お米はボウルで研ぎましょう。
4.炊飯窯以外の部分のメンテナンスを行わない
炊飯器を使用した後は、洗えるものは全てその都度洗いましょう。蒸気蓋は毎回洗う必要はないと思われがちですが、蒸気蓋にお米のノリが付着したまま使用すると故障の原因になります。衛生面も考慮して、少し面倒でもこまめに炊飯器のメンテナンスは行うべきです。
5.蒸気蓋を布巾でふさぐ
炊飯器の蓋には、基本的になにも置くべきではありません。布巾などを置いてしまうと、炊飯窯の蒸気が抜けず、本体の変形などのトラブルにつながってしまいます。蒸気が出ないタイプの炊飯器も、炊飯器の上に布巾やタオルなどを置かないようにしましょう。
炊飯器の正しい使い方
炊飯器の正しい使い方は、決して難しいものではありません。
- 炊飯したいお米の量をきっちり守る
- 内窯ではなく、ボウルでお米を研ぐ
- 炊き上がりの水の量を守る
- 炊飯器を使った後は、その都度メンテナンスを行う
- 炊飯器の機能に適している調理を行う
炊飯器は、基本的にお米を炊くために開発されているため、炊飯以外の調理を想定されていない可能性があります。昨今の炊飯器は炊飯以外にも煮込み料理やケーキを作る機能が搭載されているものもあるので、炊飯器でいろいろな調理を楽しみたいならば購入時に多機能なものを選びましょう。
まとめ
炊飯器を使用するときは、搭載されている機能に合った使い方をしましょう。多機能な機種を使用するときは、説明書などを熟読して事故を招かないよう注意してください。