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世界三大穀物の1つである『とうもろこし』
とうもろこしは、加熱してそのまま食べたり、醤油を塗って焼きとうもろこしにしたり、あるいは実の部分を使って、調理の具材にしたりと様々な食べ方ができる食材です。
人間が食べる食材としてだけでなく、家畜の餌となったりデンプンや油などの原料となるため、世界的に見ても生産量がとても多く、世界三大穀物の1つに数えられます。
甘みがあり、粒が小さく食べやすいので、小さなお子様から高齢の方まで食べやすいという点も人気の理由の1つです。
とうもろこしの旬はいつ?とうもろこしの選び方も解説
とうもろこしは、時期によってはスーパーなどで見かけにくい食材でもあります。では、とうもろこしの旬はいつ頃なのでしょうか。また、美味しいとうもろこしを選ぶ際、どのようなポイントを見て選ぶべきなのでしょうか。
とうもろこしの旬は6月〜9月中旬頃
一般的に、私たちが普段食べているとうもろこしは、スイートコーンと呼ばれる品種です。このスイートコーンの旬は、収穫される6月〜9月中旬ごろと言われています。
スイートコーンは、収穫した直後の新鮮な状態が、最も甘みが強いと言われているので、収穫され次第、すぐに出荷されるため、収穫時期と旬の時期が重なります。
ちなみに、スイートコーンは通常、1つの株から2本収穫されますが、栽培過程で1つの株から3本見がなっている場合は、ヤングコーンとして若採りされます。
6月よりも前にとうもろこしが出回ることがありますが、この場合はヤングコーンという品種となり、旬の時期も少し早い5月〜6月頃になります。
美味しいとうもろこしを選ぶには?とうもろこしの選び方
6月を過ぎると徐々に見かけることが増えてくるとうもろこしですが、美味しいとうもろこしを選ぶには、どのようなポイントを見極めるべきなのでしょうか。とうもろこしを選ぶ際は、以下の点を意識して選びましょう。
- 皮付き
- 皮が濃い緑色をしている
- ヒゲの部分がふさふさとしている
- ヒゲが濃い茶色をしている
- 粒が大きくふっくらとしている
- 粒の大きさが揃っている
- 粒がぎっしりと隙間なく埋まっている
少々選ぶポイントが多いですが、実である粒とヒゲの部分はつながっているため、ヒゲが多くふさふさとしているものほど、中に身がぎっしりと詰まっている証拠です。また、皮付きの方が新鮮なとうもろこしが多いため、できるだけ皮付きのものを選びましょう。
とうもろこし本来の味を楽しみたい!おすすめの食べ方を紹介
最後にとうもろこし本来の味を楽しめるおすすめの食べ方を紹介します。茹でるだけでも、茹で方によってジューシーさなどが変わるので、ポイントを押さえた調理法を試しましょう。
素材本来の味を堪能!茹でたとうもろこし
やはり、まずとうもろこし本来の味を楽しむのならば、まずは茹でるだけの調理法で、とうもろこしの持つ甘みを楽しみたいですよね。とうもろこしは茹で方によって、ジューシーさが変わります。
塩水に皮付きのとうもろこしを浸かるように入れ、強火にかけます。この時、沸騰したお湯ではなく、水の状態から茹でるのがポイントです。沸騰した後は、3〜4分茹で、ざるに上げて皮を剥いたら完成です。
水から茹でることで、水分をしっかりとうもろこしが吸収でき、よりジューシーな味わいになります。とうもろこしを茹でる際は、ぜひ水から茹でて加熱してください。
みんな大好き!とうもろこしのバター醤油揚げ
とうもろこしのバター醤油焼きはよく試す人が多いですが、とうもろこしをあげる人は意外と少数派です。揚げ物自体、少々手間がかかるイメージがあるので、敬遠しがちですが、揚げたとうもろこしを使うことで、格別の美味しさを楽しめます。
- 皮をつけたまま根元を2cm切り落として、ラップをかけずに電子レンジで600W、3分加熱する
- 両手で皮を引き上げて中身を取り出し、2等分にする
- 2等分にしたとうもろこしをさらに縦に4等分にして片栗粉をまぶす
- 170℃に熱したサラダ油に4等分にしたとうもろこしを入れて揚げる
- 3〜5分ほど揚げたら取り出して油を切る
- フライパンにバターを入れて溶かし、そこに砂糖、醤油、⑤を加えて絡めたら完成
揚げた後に炒めなければいけないので、少々手間はかかりますが、時間のある時にぜひ試してみてください。お祭りの屋台に売られているようなとうもろこし焼きの香ばしさを再現できます。
旬のとうもろこしは新鮮なものを選んで素材の味を楽しもう
いかがでしたでしょうか。旬のとうもろこしは、新鮮でとうもろこしならではの甘みがあります。ぜひとうもろこし本来の美味しさを楽しむために、今回紹介したようなレシピを試してみてください。