目次
ハッカ油スプレーの作り方
ハッカ油スプレーは、エタノールなしでも作れますが、ここでは、エタノール入りハッカ油スプレーの作り方をご紹介します。
【ハッカ油スプレー100mlの作り方】
<用意するもの>
- ハッカ油 :5~10滴(お好みの量で)
- 無水エタノール:10ml
- 精製水 :90ml(清潔な水道水でも可能)
- スプレー容器 :必ず「ポリプロピレン(PP)製」か「ポリエチレン(PE) 製」か「ガラス製」を!
<作り方>
- ハッカ油、無水エタノール、水をスプレー容器に入れる。
- スプレー部分をしっかり閉めてキャップをする。
- 上下にシャカシャカ振って混ぜたら出来上がり!
ハッカ油スプレーは、なるべく1週間~10日以内に使い終えるのが良いでしょう。
精製水とは、水道水から作られる水で、水道水を逆浸透膜処理をすることで、有機物やイオン成分を除去した水のことをいいます。
こちらもどのドラッグストアでも購入しやすいものです。精製水は有機物や塩素などが含まれてないので、敏感肌や肌が荒れやすい人に使いやすく、手作りの化粧水やアロマオイルを作る時の溶剤向きですが、水道水と比べると長持ちしない点がデメリットかもしれません。
《 ポイント 》
- ハッカ油スプレーはなるべく、1週間~10日以内に使い終える。
- 精製水は有機物や塩素などが含まれてないので、敏感肌や肌が荒れやすい人に使いやすい。
- 精製水は溶剤向きだが、水道水と比べると長持ちしない。
ハッカ油スプレーはエタノールなしでも作れる?
ハッカ油スプレーは、結論としてエタノールなしでも作れます。
ハッカ油と水道水でも作れますが、エタノールを加えないとハッカ油と水を融和させる働きがないため、水と油なので分離します。それが気にならなければ、しっかりと良く振ってから使うようにすると良いでしょう。
《 ポイント 》
- ハッカ油スプレーは、結論としてエタノールなしでも作れる。
- ハッカ油スプレーは、しっかりと良く振ってから使う。
「エタノールなしハッカ油スプレー」と「エタノール入りハッカ油スプレー」の違い
ここでは、エタノールなしハッカ油スプレーとエタノール入りハッカ油スプレーの違いをご紹介します。
「エタノール入り+精製水」を使用したハッカスプレー
エタノールは、水と油を融合させるは働きがあるので品質が一定で安定します。また、精製水には有機成分や塩素が含まれていないので、お肌に優しくお肌用の虫よけスプレーに最適です。
「エタノールなし+水道水」を使用したハッカスプレー
エタノールが入っていないので、水と油が分離します。そのため、使う前にしっかりスプレーボトルを振って、なるべく水と油が混ざる用にする必要があります。
ただし、完全には混ざりません。水道水には塩素等がふくまれてはいますが、特に肌荒れが酷かったり敏感肌でなければお肌につけても問題はないでしょう。
塩素が含まれている分、精製水よりも長持ちする点がメリットです。エタノールなしのハッカ油スプレーの方が、ハッカの匂いを強く感じるようです。
《 ポイント 》
- エタノールのハッカ油スプレーは、水と油を融合させるはたらきがある。
- 精製水のハッカ油スプレーは、お肌に優しいので虫よけスプレーに最適。
- ハッカ油スプレーにエタノールが入っていない場合は、水と油が分離する。
- 水道水は塩素が含まれている分、精製水よりもハッカ油スプレーが長持ちする。
- エタノールなしのハッカ油スプレーの方が、ハッカの匂いを強く感じる。
ハッカ油スプレーの使い方
エタノールなしハッカ油スプレーは、虫よけをはじめ、こんな使い方ができます。
- 虫よけに。お肌に優しくコスパが良い。
- キッチンの生ごみや、ごみ箱、トイレなどの消臭に使う。
- マスクにスプレーして、リフレッシュに使う。
- 蒸し暑い季節の清涼スプレーとして、お風呂上りの体に使う。
- 汗を拭く前に乾いたタオルに吹きかけると、清涼感がまして汗止めになる。
- 洗髪、リンスやコンディショナー後、地肌にスプレーでヘアトニック代わりにさっぱりとさせる。
<おすすめのハッカ油&ハッカ油スプレー>
ハッカ油P 20ml(アロマ・お風呂・虫よけ)
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ハッカ油スプレーを使うときの注意点
エタノールなしハッカ油スプレーを使うときに注意することがいくつかありますのでご紹介します。
ポリスチレン素材はNG
ハッカ油の性質でポリスチレン素材を溶かしてしまう可能性があります。ハッカ油でスプレーボトルを使うときは、ポリスチレン素材以外のスプレーボトルを選んでしようしてください。
ハッカ油が使えるスプレーボトルの素材は、ガラス製や陶器の素材、ポリエチレン素材のスプレーボトルなので、スプレー容器を選ぶときはよく確認してから選んでください。
ペットには使えない
ハッカ油は天然素材で食用や医療用として使用されていて安心して使うことができます。ですが、犬や猫などのペットはハッカ油を体内で分解ができないため、中毒症状になる可能性があるので使用するのはやめましょう。
目や粘膜の周囲はNG
ハッカ油を使うときは、目や粘膜への使用はしないでください。それ以外にも、皮膚が薄く敏感な部分の胸や太ももなどへの使用も控えてください。
ハッカ油を他の部位で使用する場合は、皮膚の一部でパッチテストをしてから、使用することをおすすめします。
ハッカ油を使用中に間違って目や粘膜についてしまった場合やパッチテストの結果で、皮膚にかゆみや赤みがでた場合は、すぐに使用するのをやめて皮膚科などの専門医に診てもらってください。
ハッカ油は、注意点に気をつければ虫除けをはじめ色々使えて便利なので、最初にハッカ油を使うときは濃度は少なめにして、目の周りなどの粘膜近辺を避けて使用してください。
《 ポイント 》
- ハッカ油が使えるのは、ガラス製や陶器の素材やポリエチレン素材。
- ハッカ油は、犬や猫などのペットには使用しない。
- ハッカ油を使うときは、人間の体の目や粘膜への使用はしない。
最後に
エタノールなしのハッカ油スプレーは、虫除けや肌のお手入れ、掃除などで大活躍する万能アイテムです。
他にも、エタノールなしのハッカ油スプレーをマスクに吹きかければ、スーとした良い香りがして鼻の通りもよくしてくれるので、この時期にはとてもおすすめです。
特に花粉症などで悩んでる人は、ぜひ試してみてくださいね。