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一度使うとなかなか消えない油性マジック
油性マジックは、子供の学習用品などの名前書きなどに欠かせない便利なアイテムです。それと同時に、使う場所を間違えると、消せなくなってしまう可能性も含まれているので扱いには注意が必要です。
今回は、油性マジックにしてはいけない行動と、マジックをきれいに消すためのコツをご紹介します。使用したものの素材によってはキレイにマジックが消えないこともあるので、油性マジックを扱う前にチェックしておきましょう!
油性マジックにしてはいけないNG行為4選!
油性マジックは、使い方や使った後の行動によっては、マジックがキレイに落ちなくなってしまう可能性があります。まずは、間違えた使い方を知り、普段から気をつけられるようにしましょう。
1.油性マジックの汚れを長時間放置する
油性マジックは、水性マジックとは成分が異なります。水性のように水でこすれば落ちる成分ではないため、長時間放置するとどんな素材であっても跡が残って消えにくくなってしまうのです。
最悪の場合は全く汚れが落ちないこともあるので、油性マジックがついたら長時間放置せずに対処法を見つけて実行してみてください。
2.油性マジックが落ちない素材にマジックを使ってしまう
油性マジックが付着してしまったときにすぐに対応したとしても、マジックを落とすのが難しい素材があります。
- 紙
- 木
- コンクリート
- 石
- 皮の素材
家の中によくあるものばかりですが、これらの素材のものは油性マジックが付着するとキレイに落としきるのが非常に難しいです。できる限り油性マジックがつかないよう、マジックを扱うときには十分注意してくださいね。
3.色落ちするものに油性マジックを使う
衣類やハンカチなどの布は、マジックを落とすために使用する液体の成分との相性がよくないと、色落ちしたり劣化することがあります。毛糸や絹といった素材は、エタノールや除光液の成分に触れると色落ちしてしまうので要注意!
4.揉み洗いなどをしてインクをしみこませてしまう
油性マジックが大切な服に付着したら、焦って水で洗ってしまうかもしれません。しかし、水での揉み洗いは、インクが服の繊維の奥まで浸透してしまうため、事態を悪化させてしまいます。
服に油性マジックがついたら、まずは服の素材をチェック!色落ちする素材は素人では対処が難しいので、プロにお任せしましょう。
油性マジックをきれいに落とすコツ
油性マジックが付着したものによって、落とし方が異なります。基本的に時間が経過してしまったらキレイに落ちにくくなってしまうので、油性マジックがついてしまったらインクが乾ききる前に対処を行いましょう。
- 肌…ハンドクリームや口紅を塗り、インクがなじんだら拭き取ってせっけんで洗う
- プラスチック…プラスチック消しゴムでこする
- ビニール…除光液を布にしみこませてマジックを優しく拭き取る
- 洋服…いらない布を服の上に置き、エタノールをしみこませて、不要な布で下のにのにマジックを落とし込む
洋服は、色落ちしないものに試すことが大前提です。色落ちするものである場合は、できるだけ早くクリーニングに持っていきましょう。
まとめ
油性マジックでできた汚れは、落とせないことがあるので扱いには十分注意してください。小さなお子さんがいる家庭であれば、子供の手が届かない場所で保管しましょう。