目次
子供は親をよく見ている!
子供は親の鏡、という言葉があります。その言葉通り、子供は両親や身近な大人の行動や言動をよくみているものです。もしかすると、普段何気なく行っていることが、子供にとってはバッドマナーかも!
今回は、大人がやってしまいがちな子供の前ですべきではないことをご紹介します。日頃の言動を振り返り、子供との関わり方を考え直してみましょう。
子供の前で絶対にするべきではないNG行為5選
では、具体的にどのようなことが、子供にとってよくない影響を与える可能性があることなのかを見ていきましょう。親だけでなく、子供が同居している家庭の大人必見の内容です。
1.他人の悪口をいう
子供がいるにもかかわらず、誰かの悪口や陰口を言ってしまうと、子供に負の感情が伝わってしまいます。
- 子供は精神的に安定しにくくなる
- 攻撃的な言動が目立つようになる
- 内向的になり、人前でなにか言うのを戸惑うようになる
冗談だとしても、親や大人が他人の悪口をいうのはよくありません。愚痴をこぼしたいときは、子供がいない日中や、友人とのお出かけなどに留めておきましょう。
2.相手によって態度を変える
大人が相手によって自分の態度を変えているのを見ていると、子供は相手の顔色をうかがいながら接するようになってしまいます。人間関係に上下をつけ、いびつな人間関係を形成してしまう可能性も否定できません。
3.家の中で時間を気にせずだらだらし続ける
親も人間です。週末になると疲れが出てしまい、寝巻のままだらだら過ごしてしまうこともありますよね。たまにそんな日があっても問題はありませんが、毎週末あるいは毎日だらだらとメリハリなくだらけるのはよくありません。
やるときはやると決め、メリハリをつけて行動しなければ、子供もメリハリの付きにくい性質になってしまうかもしれません。
4.暗い内容のテレビ番組ばかり見せる
昨今は暗いニュースなどが多い傾向です。テレビをつければ暗いニュースばかり、見るテレビは心霊番組や警察が犯人を追い立てるような内容ばかりだと、子供は外の世界に漠然とした不安を抱きやすくなってしまいます。
大人が見たいテレビが、子供も見たい内容とは限りません。子供が起きている時間帯は、みんなが笑顔になれる、心休まる番組を選びましょう。
5.いやいや仕事や家事に取り組む
仕事や家事、毎日の料理は気が進まないこともありますよね。子供は、親がなにかに取り組む後ろ姿を見ています。
気乗りしない場合でも、少し元気を出して前向きに取り組む姿勢を見せましょう。なにをするにも前向きになれない親だと、子供も宿題や勉強に対して前向きになりにくいものです。
前向きに勉強に取り組んでほしいと願うなら、まず親が積極的になにかに取り組む姿勢を見せてあげてください。
普段からしておきたい、親がすべきこと
日頃の大人の様子を子供が見ているということは、子供が真似したくなる行動を心がければ親子で楽しい時間が過ごしやすくなりますよ。
- いろいろな人のいいところを見つけて、よくほめる
- 子供を叱りたい場面を客観視して、親の行動を正す
- 怒りたいのをグッと堪えて、子供のわがままの理由を探る
- 子供に大人の失敗を隠さない
子供にとって、両親の存在は取り換えができないほど大切な存在です。親が積極的に周囲の人と関わり、自分のことは自分でこなしている様子が常日頃からあるならば、子どももそれを見習います。失敗を隠さず、失敗したときの立て直し方も見せてあげましょう。
普段から特別なことばかりするのではなく、押さえるべきところをしっかりと押さえることが、子供にとって大切なことなのです。
まとめ
子供にとって、親や周囲の大人はよくも悪くもお手本になります。自分の考え方や思いを口に出す前に、愛する我が子の笑顔を思い浮かべて、子供に悪影響がないかを考えてみましょう。