目次
親しき仲にも礼儀あり!鍋はマナーを守りましょう
仲間や恋人、家族や親せきと囲む鍋は、わいわいと盛り上がって楽しいものです。しかし、鍋を楽しむためには、最低限度のルールを守る必要があります。ルール違反をして相手に不快な思いばかりさせてしまうと、もう鍋パーティーに声がかからなくなってしまうかもしれません。
今回は、鍋を食べるときにしてはいけない行動をご紹介します。鍋を食べるときに守るべきルールを知り、大切な人と楽しい時間を過ごしましょう。
鍋を食べる時にしてはいけないNG行為6選
みんなで美味しく鍋を楽しむためには、どんなことに注意すべきなのでしょうか。やってはいけない行動は、極力避けたいものです。では、どのような行動が嫌われやすいのかを見てみましょう。
1.直箸でおかずを取る
鍋は、基本的に菜箸やお玉で具を入れてとりわけをします。どんなに仲がよい友達であっても、口の中を経由した箸で鍋をつつきあうのは抵抗を感じやすいものです。直箸で鍋を食べたことがきっかけで、距離を取られてしまう可能性もあります。
みんなで同じ料理を分け合うときは、鍋だけに限らず菜箸やトングなどとりわけ専用に準備されたものを使用しましょう。
2.他人の取り皿に、許可なくおかずを入れ続ける
肉や魚など、火が入りすぎると風味を損なうものもありますよね。出来上がったおかずは、美味しい状態で食べるのがベストです。
しかし、人にはそれぞれ好みや腹具合があります。出来上がっているからといって、空いているお皿に許可なくおかずを入れてしまうのはよくありません。人気が高いおかずであっても、無断でお皿に入れるのではなく、まず許可を取りましょう。
3.仕切りたがる
鍋を複数人で囲むとき、具材を入れるタイミングを細かく指示する鍋奉行は嫌煙されがち。火の通り具合などを考慮して、声掛けをし合うことは大切です。
しかし、具材を入れるタイミングすべてに指示を出しているとうっとうしい印象を持たれてしまい、最終的に周囲が引いてしまいます。楽しい雰囲気で鍋を楽しむためには、細かすぎる指示は不要です。
4.人気があるものばかり食べる
肉や魚など、人気の高い美味しいおかずは、みんなで取り分けるのがマナーです。自分が食べたいからといって人気があるものだけを取ってしまうのは、わがままで行儀が悪い行為。適度な量を取り皿に取って、みんなで楽しく鍋を分け合いましょう。
5.勝手に調味料を入れて味変
美味しい鍋のアレンジ方法を知っていて、いつも自宅で試しているとしても、それを仲間で囲む鍋でいきなり実施するのはよくありません。人によって味の好みは異なるので、いきなり調味料を入れてしまうと食べられなくなってしまう人がいるかも。
鍋を準備してくれた人の前で「味がイマイチだから、味を変えたいんだけど」などクレームのようなことを言ってしまうのもNG。味変を楽しみたいなら、自分用の小皿だけにしましょう。
6.後片付けをしない
鍋を食べたら、後片付けまでするのがマナーです。鍋は容器だけでも重量があるので、出汁などの水分が残っているだけでも洗うのが大変!それに加えて生ごみなどの処理もあるので、片付けは食べた人みんなで積極的に行いましょう。
片付けをせずに一人でくつろいでいると、次回の鍋からは呼んでもらえないかもしれません。
鍋を美味しく食べるコツ
鍋を食べるなら、よりおいしく食べたいですよね。ちょっとした配慮をするだけで、鍋が格段に美味しくなりますよ!
- 出汁が出るもの(肉や魚類)から投入する
- 火が通りにくいもの(大根や人参、白菜の芯など)を入れる
- 豆腐やキノコ類を入れて、葉物野菜を入れる
- 薄切りの肉は硬くならないように最後にサッと茹でる
鍋は火が通りにくいものから茹でると、葉物野菜が食べごろのときに根菜類も一緒に取り分けられます。一緒に食べる人のアレルギーや味の好みなどにも配慮すると、さらにおいしくなります。
まとめ
みんなで美味しい鍋を食べると、心の距離が縮まり絆が深まりやすくなります。だからこそ、みんながおなか一杯楽しく鍋が食べられるよう、最低限度のルールとマナーを守りましょう。