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なぜか貯金がたまらない…
貯金しなきゃと焦る気持ちはあるのに、なぜか貯金が貯まらない。お金が貯まらない理由は、生活を見直すとより明確に見えてくるかもしれません。
今回は、貯金ができない人がよくやりがちな無駄遣いをご紹介します。1か月前の出費の内容を見直し、貯金が貯まりにくい生活を送っていないかを振り返ってみましょう。
貯金できない人がよくやってしまう『無駄遣い』6選!
お金が貯まりにくい人は、思っているよりもたくさん不必要な出費をしている可能性があります。どんな場面で不要な出費があるのかを、確認しましょう。
1.固定費が高い
固定費とは、毎月かかる必要不可欠な出費のことです。
- 居住費
- 公共料金
- 通信料
- 保険料
- 教育費など
コンタクトレンズやサプリメントなどの定期購入代やジムやゲーム内課金などのサブスクリプションサービスの出費も、固定費に含まれます。それぞれどれくらいの金額がかかっているのかを書き出し、出費が多いものはプランの見直しなどを行うと節約できるかもしれません。
2.衝動買いをしてしまう
外出先で目に留まったものや、ショップチャンネルなどでの商品紹介を見て、今すぐ必要ではないにもかかわらず衝動買いをしてしまう人は貯金が貯まりにくい傾向です。1回の衝動買いの上限金額と月に何度までならOKなのかを明確に決めると、思いがけない出費を抑えやすくなります。
3.自分へのご褒美の回数を把握していない
毎日仕事や家事を頑張る自分に、外出時などにちょっとしたご褒美を買うことは、決して悪いことではありません。しかし、自分へのご褒美の回数が多くなると、その分出費も増えてしまいます。
小さな出費も、回数が多くなると思いがけない大きな出費に変化しているかも…。自分へのご褒美の回数をしっかりと把握することが、節約への第一歩です。
4.賞味期限を気にせず食べ物を大量に買いだめる
大型スーパーなどに行くと、普段よりも安い値段でいろいろな商品が取り揃えられています。特に目新しい食品は、購買意欲が上がりやすく、賞味期限などを見ずに大量購入してしまいがち。
気が付くと賞味期限が過ぎていて消費しきれずに破棄してしまう事態になってしまい、出費だけが手元に残ってしまいます。買いだめをするときは、賞味期限と消費できるかを考慮して購入に踏み切りましょう。
5.サイズが合わない衣類の購入
モデルさんが着用している服は、どれも美しく見えるものです。今は少しサイズが合わないけれど、痩せたら着ようと意気込んで、サイズが合わない服を購入してしまうこともありますよね。
サイズが合わない服を購入するとダイエットへの意欲がわきますが、その意欲を継続するのは難しいものです。ダイエットが達成できなければ購入した服が着用できないままお蔵入りとなってしまうので、無駄な出費になる可能性が高くなります。
6.安いものを買ってすぐに壊す
ちょっとしたアクセサリー類などは、安い価格でかわいいものがたくさん販売されています。手軽な価格で購入しやすい反面、壊れやすいものも少なくありません。
安いものには、安い理由があります。短期間に壊れて買いなおす行動を繰り返すと、いつの間にか大きな出費になっているかもしれません。
貯金が貯まりやすくなるコツ
貯金を増やすためには、以下のようなことに気をつけましょう。
- 貯金を作る明確な目標を決める
- 1か月の出費を鮮明に書き出して無駄を削除
- 収入に対して毎月の貯金額を決める
貯金=なんとなく未来のために、という漠然とした目標では貯金が貯まりにくい傾向。○年後に○○万円貯金する、など明確な金額を決めることで貯金への意識が高まりやすくなります。
出費の見直しは、こまめに行いましょう。自分へのご褒美があまりに多い、出先での余計な買い物が多いなど、課題をその都度見つけることで無駄を省いた生活を目指しやすくなります。
毎月の貯金額の目安は、手取り収入の約2割程度が理想です。無理のない金額を設定して、毎月貯金するお金をあらかじめ別の口座に預けてしまうのもよいですね。
まとめ
貯金額を決めるときは、無理のない金額を設定しましょう。家計を大きく圧迫してしまう金額を貯金に回すと、生活がカツカツになって心のゆとりがなくなってしまいます。心のゆとりを失ってしまわない金額を設定し、賢く貯金額を増やしましょう。