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クッキングシートの裏表は気にしなくて大丈夫?
基本的にはクッキングシートに裏表はありません。どちらの面でも使用できます。
まれに裏表があるクッキングシートもありますので注意しましょう。クッキングシートの箱などに記載されていますので確認してください。
クッキングシートに裏表があるタイプは、どちらが裏表か見分けるために、クッキングシートに「表」「裏」がプリントされていることがあります。また、表面だけがツルツルしているものもあります。
《 ポイント 》
- 基本的にクッキングシートは裏表関係なく両方使える
- まれにクッキングシートが裏表に使い分けるタイプもある。箱やパッケージを確認する
クッキングシートの使い方
クッキングシートをどのようなカタチにして使用するかご紹介します。
クッキングシートを敷く
天板や型にクッキングシートを敷いて使います。クッキングシートはハサミで簡単にカットすることができますので天板や型にあわせてカットしましょう。
カットする方法
- 四角く平たい天板の場合は天板のサイズに合わせてカットします。
- 四角く奥行きがあるパウンドケーキ型の場合は底の型に合わせて折り目をつけて敷くか、折り目にそって角の4箇所に切れ目を入れて敷きましょう。
- 丸いカップ型ケーキの場合は底の形に合わせて折り目をつけて敷くか、折り目にそって切れ目を入れ隙間が無いよう重ねて敷きましょう。
クッキングシートを折る
クッキングシートを折り紙のように折って四角い箱を作り、ホチキスで止めれば型になります。
パウンドケーキやスイートポテトをオーブンで焼くのに適しています。
クッキングシートで包む
クッキングシートを具材のサイズにあわせてカットし、具材を包みます。
クッキングシートに具材をのせ、三角形に折ります。(シートの対角線を重ね合わせます)三角の先の部分を数回折りたたみ両端をねじってキャンディのように包みます。
シャケの蒸し焼などをオーブンやフライパンで火にかけるときに適しています。
クッキングシートを丸める
クッキングシートでデコレーション用コルネを作ることができます。
クッキングシートを二等辺三角形にカットし、斜めに丸めます。丸めたシートの先に絞り口ができるようにします。丸めた上部をホチキスで止めます。
ケーキやクッキなどのデコレーション用のチョコレートなどを絞るのに便利です。
クッキングシートを巾着にする
クッキングシートをラッピングとして使用することもできます。クッキーやキャンディなどをクッキングシートにのせ巾着状にリボンを結びます。
クッキングシートは料理に合わせてさまざまな型に変えて使用することができます。
《 ポイント 》
- クッキングシートは料理や調理法にあわせてカタチを変えて使用すると便利
クッキングシートを選ぶときのポイント
クッキングシートの裏表が無いものを選ぶ
クッキングシートは裏表が無く、両面使えるものにしましょう。裏表があると使う面を間違えると正しく料理できませんし、耐熱性が違う場合には注意が必要になります。裏表使えるクッキングシートだとどちらを使うか悩む必要がありませんので安心です。
クッキングシートの素材で選ぶ
クッキングシートにはさまざまな種類がありますが、材質は大きくわけて「シリコン樹脂」と「グラスファイバー」です。
シリコン樹脂加工の特徴
メリット
シリコン樹脂加工は、耐水性や耐油性にすぐれ汎用性があります。また必要な蒸気だけを通す性質があるため、オーブンの焼き料理以外にも蒸し料理や落し蓋としても使用することができます。
デメリット
シリコン樹脂加工の原材料は紙のため、耐熱時間が約20分~40分程度です。それ以上かかる長時間料理には向いていません。
グラスファイバーの特徴
メリット
グラスファイバーは細かいガラス繊維でできているため、耐久性があり繰り返し洗って使うことができます。
デメリット
グラスファイバーは、形状を変えることができず、折り曲げたり巻いたり、しっかり包まなければならない料理には向いていません。また、油汚れがのこりやすいので使用後はしっかり油を洗い流す必要があります。
クッキングシートの切れやすさ
クッキングシートについている刃の素材は、金属性と紙製のものがあります。金属製の刃はすぐ切ることができますが、パッケージを処分するときに刃を箱から剥がす面倒があります。
紙製の刃は金属製の刃に比べて切れ味が悪く、何度も使用していると切ることが難しくなることがありますが、分別不要なので捨てるときは楽です。
クッキングシートおすすめ6選
定番のロール型クッキングシートや、フライパンや鍋で使用するための丸型のクッキングシートなどをご紹介します。
日本製紙クレシア クッキングシート
裏表が無く両面シリコン加工ですのでどちらでも使うことができます。
ライオン 業務用 リード ホットクッキングシート
裏表が無く両面シリコン加工ですのでどちらでも使うことができます。
旭化成ホームプロダクツ 業務用クックパーEG クッキングシート
裏表シリコン加工ですのでどちらでも使うことができます。
アルテム フライパンシート
フライパン用のクッキングシートで裏表関係なく両面使用することができます。
クックパー セパレート紙
セイロ用のクッキングシートで穴があいており、裏表無く両面使用することができます。蒸し料理で余分な水分がついてべちゃっとするのを防ぎます。
cotta(コッタ) cotta シルパン
人気のシリコン製のクッキングマットです。
最後に
クッキングシートは、別名オーブンシートやベーキングシートなどと呼ばれています。
電子レンジには使用できないと思っていた方もいるようですが、電子レンジで蒸し料理を作る場合、ラップより美味しく仕上がるものが多いので試してみてくださいね。