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お刺身を選ぶなら鮮度の見極めポイントを押さえて!
スーパーでお刺身を購入する際、最もきになるポイントは鮮度ですよね。お刺身は生物ですし、長持ちさせることができないため、より鮮度の良いお刺身を選ぶ必要があります。
みなさんはお刺身の鮮度を見極める際、何を基準に選んでいますか。消費期限や加工日を基準にしている人は多いと思いますが、合わせて以下のポイントを押さえておきたいですね。
- 艶があるもの
- 色が鮮やかなもの
- 身に厚みがありふっくらしている
- 白身魚は透明感があるもの
この4つのポイントを押さえて選ぶことで、より新鮮なお刺身を選ぶことができますよ。「今まで消費期限だけ見ていた!」という人は、次回からこの点も見逃さないようにしましょう。
スーパーで買うべきではない『お刺身』5選
では、反対に買うべきではないお刺身とは、どのような特徴を持っているのでしょうか。スーパーで一緒に陳列されているお刺身にも、鮮度の良いものと悪いものがあります。以下のような特徴を持つお刺身は、少々鮮度が悪いので、なるべく選ばないようにしましょう。
1.色が黒ずんでいる
鮮度の良いお刺身は鮮やかな赤色をしていますが、徐々に鮮度が落ちてくると、色味が茶色く変化し、最終的に黒ずんでいきます。スーパーに並んでいるお刺身の中には、鮮度が劣化しているお刺身も珍しくありません。
パッケージの外から見ても、他のお刺身と比べると少し黒んでいたり、茶色く見えるお刺身があったりすると思います。こうしたお刺身は、他のお刺身に比べて鮮度が悪いので、なるべく選ばない方が良いでしょう。
2.身が薄くへたっている印象
鮮度の良いお刺身は、プリッとしていて厚みがしっかり残っているものが多いです。対して鮮度の悪いお刺身は、すでにハリがなくなり、へたってしまっていることで、身が薄くなっているものが多くあります。
上からだけでなく、パッケージの少し斜めから覗いてみて、他のお刺身に比べて薄くへたっている印象を受けたお刺身は、鮮度が劣化している可能性が高いです。他にハリがあり厚みがしっかり残っているお刺身があれば、そちらを優先して選びましょう。
3.艶がなく乾いている
最初に紹介した通り、鮮度の良いお刺身は艶があります。しかし、徐々に鮮度が失われていくと、艶がなくなり、水分が失われていくため、他のお刺身と比べて乾いてしまっていることがあります。
艶のあるなしはパックの外から見てもわかりやすいので、お刺身を選ぶ際のポイントとして押さえておきましょう。
4.ドリップが滲み出てきている
スーパーに並んでいるお刺身の中には、時々ドリップが少し滲み出てきているお刺身が置かれています。お魚やお肉などの生鮮食品は、品質が劣化してくるとドリップを出すことがあります。
つまり、スーパーに置かれているお刺身であっても、パッケージの中でドリップが滲み出ているお刺身は、鮮度が劣化している状態です。すぐに傷み食べられなくなる恐れがあるので、見つけた際は選ばないようにしましょう。
5.生臭い匂いが漂っている
周囲に人が少ない場合は、購入を検討しているお刺身のパッケージを手に取り、臭いを嗅いで確かめてみてください。もしも生臭い匂いがパッケージ越しに感じ取れる場合は、見た目が良いお刺身であっても鮮度が落ちています。
生臭い匂いが漂ってくるお刺身は、傷み始めているサインなので、買ってしまうとすぐに痛み腐ってしまう恐れがあります。生臭い匂いを感じたら、出来るだけ臭いの弱いお刺身を選ぶと良いでしょう。
お刺身はなるべく早く食べて!新鮮な状態で保存する方法
お刺身は生鮮食品なので、原則は当日に食べることが推奨されます。しかし、中には次の日に食べたいという人もいますよね。その場合は、なるべく購入した当日の鮮度を保ちつつ保存する方法を実践しましょう。
- お刺身の下にキッチンペーパーを敷いて保存する
- 冷凍保存ではなく、チルド室に保存する
この2点を押さえて保存することで、購入した翌日でも鮮度を落とすことなく楽しむことができますよ。
基本的に当日が原則!遅くても翌日には食べきって
何度もお話ししているように、お刺身は基本的に購入した当日に食べ切るようにしてください。もし当日に食べる機会がなくても、翌日中には食べ切るようにしましょう。また、翌日に確認して黒ずんでいたり異臭が出ている場合は、買ったばかりでも食べるべきではありません。
お刺身はポイントを押さえて鮮度の良いものを選ぼう
お刺身は消費期限だけでなく、見た目やドリップが出ていないかどうかなどを見極めることも重要です。スーパーには、時々品質が劣化したお刺身が並んでいることもあります。鮮度の落ちたお刺身を選ばないようにするためにも、こうしたポイントを事前に押さえておくことは大切ですよ。