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みかんの皮、そのまま捨てるのはもったいない!
みかんといえば、冬の風物詩の一つです。こたつとみかんの組み合わせは、日本人にはなじみが深く、ドラマやアニメのゆったりとした場面でも活用されています。
食べた後のみかんの皮は、実はいろいろな方法で再利用できる万能アイテム!そのまま破棄してしまうのはもったいないので、ぜひ再利用しましょう。
みかんの皮を使った『裏ワザ』7選!
みかんの皮を使った、家事や料理の裏技をご紹介します。簡単にできるものをそろえているので、みかんを食べた後の皮を使ってぜひ実践してみてください。
1.油汚れや油性ペンの落書き掃除に
みかんの皮は、掃除をするときに大活躍します!
- 食器の油汚れ除去…みかんの皮の内側で油を吸い取り、外側でこすりながらお湯を流せば油汚れが落ちる
- 油性ペン汚れを落とす…みかんの皮で油性ペンの汚れをこすって落とせる
使用した場所には、さわやかなみかんの香りがほんのりと残るので、気分もリフレッシュできますよ。
2.レンジの掃除に
みかんの皮をお皿に入れてレンジでチンするだけで、レンジ掃除ができますよ。
- レンジの弱で1~2分加熱
- 取り出して蒸気を拭き取る
これだけで、レンジの汚れ掃除ができてしまいます。レンジにこもった嫌な臭いの除去もできるので、みかんの皮が出た際にはぜひ試してみてください。
3.ポプリとして再利用
みかんの皮を乾燥させると、自家製のポプリができます。みかんの皮は厚いので、内側の白い部分を取り除くと乾燥しやすくなりますよ。パリパリになるまで乾燥させて、きんちゃく袋などに入れれば、簡単な消臭剤の完成です。靴箱などのニオイが気になる場所に置いておきましょう。
乾燥させたみかんの皮は酸味が強めの香りなので、甘い香りを出したいときははちみつを少し塗って乾燥させましょう。はちみつは虫を呼びやすいので、その点だけ注意してくださいね。
4.煮汁でガラスや棚を拭く
みかんの皮で、万能みかんスプレーが作れます。
- みかんスプレー…みかんの皮4個分+水400mlを20分ほど煮て冷まして濾したら完成
- 重曹入りみかんスプレー…みかんの皮5個分+水500mlを15分ほど煮て、冷めたら重曹30gを加えて完成
窓ガラスや畳の汚れ取など、いろいろな場面で使用できます。安心できる成分でできているので、小さなお子さんがいる家庭でも使いやすいのが特徴です。保存料が入っていないので、できるだけ早く使い切りましょう。
5.お風呂に浮かべる
みかんの皮を湯船に浮かべると、柑橘系のさわやかな香りが満喫できますよ。みかんの皮に含まれている有効成分が湯船に溶け出して、体を温めたり風邪の予防効果にも期待が高まります。
みかんの皮は乾燥しているものでも、むいてすぐのものでも構いません。洗濯ネットなどに入れて散らばらないように工夫して使用してください。お風呂に浮かべるみかんの皮の数は、5~6個が目安です。
6.家庭菜園の肥料に再利用
みかんの皮を乾燥させて粉砕し、家庭菜園をしている土に撒くと、農作物の糖度が上がりやすくなります。みかんの皮は油分を含んでいるので、分解されにくい傾向がある点には注意しましょう。分解しにくいようであれば、米ぬかや酒粕を混ぜるのがおすすめです。
7.ジャムやピールに変身
みかんが無農薬栽培であれば、みかんの皮も安心して食べられます。みかんの皮でジャムやピールを作れば、みかん丸ごと食べられるので栄養価もアップ!子どものおやつやティータイムのお供などにもおすすめです。
国産の無農薬・海外産や農薬アリ、それぞれの活用方法
みかんの皮を使うときは、みかんの産地に注目してどう活用するかを決定しましょう。
- 国産の無農薬みかん…食品として再利用
- 海外産のみかん…掃除や消臭剤などとして活用
国産のみかんでも農薬が心配な場合は、塩水で洗ってお湯で洗えば簡単に農薬が落とせます。皮の栄養も丸ごと楽しみたい人は、無農薬の国産みかんを選びましょう。
まとめ
みかんの皮の使い方は、レパートリーが豊富です。自宅で試しやすい活用方法からチャレンジして、生活をより豊かにしましょう。