絶対にNGな『アイロンの使い方』5選!最悪の場合、火事に発展することも…!

NGなアイロンの使い方とは

アイロンは高温になる製品のため使い方を誤ると火傷や最悪の場合、火事に発展することもあります。出かける間際に慌てて使う場面もあるかもしれませんが、間違った使い方が無いようにしましょう。絶対にNGな『アイロンの使い方』をご紹介します。

絶対にNGな『アイロンの使い方』5選!

洋服に付いている洗濯表示を確認している

1.洗濯表示を確認しない温度設定はNG

アイロンを使う時、アイロンを当てる衣類の素材によって適切な温度が変わります。自分の判断でアイロンの温度設定をするのではなく、必ず付いている「洗濯表示」で確認するようにしましょう。

高温でかけると「てかり」や「縮み」など素材が傷む原因になります。逆に温度が低すぎてもシワを伸ばすことができません。アイロンがけは温度設定がとても重要でので、初めてかける衣類は必ず表示タグを確認してください。

2.スチームアイロンの水を残したままにしておくのはNG

スチームアイロンを使った場合、タンクに水を入れっぱなしにしておくのはNGです。残っていると水垢の原因や水道水のカルキで目詰まりを起こし故障の原因となるそうです。使い終わったら毎回水を捨て、2~3分通電してタンク内の水分を蒸発させておくと良いでしょう。

3.電源を入れたまま放置するのはNG

アイロン台の上にあるアイロンとシャツ

アイロンは寝かせていなければ、つい電源を入れたまま放置してしまっても、出火することはまず考えられないそうです。ですが、アイロンを長時間寝かせたままにしておくと服やアイロン台を焦がし火事につながる恐れあります。

地震で転倒したり、ペットがコンセントに引っかかり本体がアイロン台から落ちてしまうことなども考えられます。自動電源オフの安全装置が付いているアイロンがほとんどですが、故障していた場合、火事になることも考えられます。電源を入れている間はそばを離れないようにしましょう。

4.傷む素材に当て布を使わないのはNG

アイロンを当てると生地が傷む素材には「当て布」を使うようにしましょう。当て布が必要な素材はいくつかあります。

  • ウール
  • カシミヤ
  • シルク
  • ポリエステル
  • レーヨン
  • 黒色の服
  • プリント柄
  • 装飾品(裏返して当て布をする)

素材に関わらず「黒色の服」はそのままアイロンをすると「てかり」が発生するものが多いため当て布をしてアイロンがけをしたほうが安心です。

また、ボタンや刺しゅうなどの装飾品は生地を裏返して、当て布を使うようにしたほうがいいでしょう。プリント部分は熱によって変質する可能性もあるため注意が必要です。

5.テーブルや段ボールの上で直接アイロンを使うのはNG

木製の机の上でスチームアイロンを使おうとしているところ

アイロン台の代用としてタオルや段ボール、新聞紙、テーブルを使う場合もあるかもしれません。その場合、段ボールや新聞紙は直接使うと熱によって焦げてしまう恐れもあります。

アイロン台がなくて、どうしても段ボールや新聞紙を代用する場合は、必ず厚めのタオルを重ねて使うようにしましょう。テーブルや机をアイロン台の代用にする際も、直接衣類を置くのはNGです。代用品にダメージが無いよう薄手のタオルや布であれば重ねるようにしましょう。

アイロンの使い方のポイント

アイロン台の上にあるアイロンと霧吹きスプレー

アイロンがけをする際、火傷をしたり火事を起こさないためにも必要なものを準備してから行いましょう。用意するものは『アイロン・霧吹き・スプレーのり・当て布』があれば完璧です。使う時は次のことを意識してみましょう。

  • たるみを作らずプレスして当てる
    縫い目を片手で引っ張りながらたるみを作らず、表面を滑らせるかけ方より少しの力を加えプレスしながら当てていきましょう。
  • かける順番は細かい部分から
    アイロンをかける順番は基本的に、広い面より腕部分など細かい箇所からにするほうが余計なシワができにくくなります。
  • すぐにしまわない
    アイロンを当てた直後は蒸気が残っているのですぐに畳むと新しいシワができやすくなります。

アイロンを収納するときのNG行為にも気を付けて!

アイロンがけをしている女性

アイロンを使い終わり収納する際にも注意しておきたいことがあります。コードレスタイプでないアイロンを収納する時にアイロンの電源コードを小さく折り曲げたりすると、コードの根元部分や本体付近が断線しやすくなります。

故障につながるだけでなく、感電やショートなどの発火原因にもなりかねないので注意しましょう。

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