スライムの保存方法!使用期限はどの位?固まった時の対処法と捨て方

スライム

プニョプニョ感が気持ちいいスライムの保存方法や使用期限について知っていますか?自由研究や子ども向けの理科実験としておすすめのスライムですが、今回はスライムの作り方だけでなく、長持ちさせる保存方法や小さく縮んで固くなってしまった時の対処法、そして遊び終わったスライムがいらなくなった時の処分方法も紹介しますのでぜひ、参考にしてみてくださいね。

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スライムを長持ちさせるポイント

スライム

せっかく手作りしたスライムなのに、放っておく保存方法だとカチカチになっていて遊べなくなってしまったことってありませんか?

自作のスライムは、ほとんどの場合、放っておく保存方法だとおよそ1週間でカチカチになってしまいます。

たった1週間ほどで固まって遊べなくなってしまうのは、スライムに含まれている水分が蒸発してしまうのが原因だと考えられます。

スライムの保存方法で乾燥を防ぎ柔らかい状態のまま長持ちさせるには、スライムから水分が蒸発しないよう、フタつきの容器に入れ、水に浸して保存しておく保存方法が良いでしょう。

容器はどこの家庭にもあるプラスチックの蓋つきタッパーでかまいません。密封できる蓋つきを利用することで水分蒸発が抑えられます。

さらに、それを常温で保管する保存方法ではなく、冷蔵庫で保管する保存方法だとさらに保存効果を高めることができます。

ただし、冬であれば常温での保存方法も可能なので、スライム好きのお子様にとっては気軽に扱うことができるでしょう。

《 ポイント 》

  • スライムの保存方法は水分が蒸発しないよう、蓋つきの密封容器に入れて水に浸しておく。
  • スライムの保存方法は常温ではなく、冷蔵庫で保管すると保存効果が高められる。

スライムの保存方法

サランラップ

スライムの保存方法は、できるだけ密閉できる容器に入れておくことがポイントだとおわかりいただけましたね。

スライムをそのまま放置しておくと、水分が蒸発することにより固くなってしまうだけでなく、触った時の感触も変わってしまいます。

そこで、スライムが劣化しないよう最適な保存方法をお伝えしたいと思います。

水分が蒸発しないように密閉できる入れ物に保存する

あのプニョプニョした感触を長持ちさせたい保存方法なら、スライムの水分が蒸発しないように密閉できる入れ物に保存する保存方法がベストでしょう。

密閉できる入れ物とは、以下のものを指します。

  • サランラップ
  • ナイロン袋
  • ジップロック
  • 蓋つきのタッパー

ボウルで作ったスライムをそのまま保存するときには、サランラップで密閉する保存方法がよいでしょう。ナイロン袋やジップロックなどの保存袋や、蓋つきのタッパーもスライムの保存方法に便利です。

乾燥してきたら水を加える

密閉していても長い期間放置していると、スライムが固まって小さく変化してしまうことがあります。なので、スライムを時々出して触って遊んだり、乾燥してきたら水を加えたりするといいようです。

加える水の量は、スライムの種類によってもことなりますが、霧吹きで水を4~5回かけます。好みの感触に戻るまで様子を伺いながら、スライム全体に水が行き渡るようにしてみましょう。

万が一、水を入れ過ぎたとしても、しばらく放置しておくとスライムが全部吸い込んでくれますよ。

冷蔵庫で保存する

スライムは基本的に常温の保存方法でも大丈夫ですが、冷たい感触を楽しみたい方や、より保存効果を高めたい場合には冷蔵庫で保管する保存方法をおすすめします。

一番手軽な密封できる保存容器はジップロック

家にあるもので何度も使い回しできるジップロックは、スライムの保存に適しています。

ポリ袋でも袋の口を結ぶと密閉保存できますが、固く結び過ぎるとハサミでカットすることになるので使い捨てになってしまいます。

その点、ジップロックは子供でも簡単に開け閉めでき、繰り返し使うことができます。

また、スライムを入れてジップロックの蓋を閉じると、スライムがだんだんと平たくなり重ねられますので、置き場所も省スペースですみます。

ジップロックは百均でも購入できるので、スライムの種類が多くて何枚も必要なときには便利ですよね。

《 ポイント 》

  • スライムの保存方法は、水分が蒸発しないように密封容器に入れる。
  • スライムの保存方法は、全体に水が行き渡るように霧吹きで水を4~5回かける。
  • スライムの保存方法で、保存効果をより高めたい場合は冷蔵庫で保管する。
  • スライムの保存方法で使うジップロックは繰り返し使えて子供でも簡単に開け閉めできる。

スライムが固まった時の対処法

スライムを揉む

作りたてや新品のスライムはプニョプニョと柔らかくとっても気持ちいいのですが、保存方法でスライムを放置しているうちにいつの間にか固まってしまって、無理やり伸ばそうとするとブチブチとちぎれてしまいます。

このように、時間が経過して遊べなくなったスライムを、捨ててしまうのはもったいない!と思っている方に・・・スライムの保存方法で縮んで固まってしまったスライムを戻す方法があるんです!

作りたてのものと全く同じ感触というわけにはいきませんが、遊ぶことができる程度の柔らかさに復活させることは可能です。

固くなったスライムにお湯を少しずつ加えてなじませる

最も簡単なのは、固くなったスライムにお湯をなじませる方法です。

スライムが固くなってしまうのは水分の蒸発が原因でしたよね?ということは、足りなくなった水分を補ってあげればいいわけです。

空き容器にスライムを入れて、お湯を少しずつ加えて馴染ませながらこね続けていくと、徐々に柔らかくなってきますので、試してみてください。

固くなったスライムに保湿クリームを混ぜる

もう一つおすすめできるのは、スライムに保湿クリームを混ぜるという方法です。

保湿クリームなら何でもかまいませんが、ハンドクリームやボディクリームなどで自分の好みの香りを使って、香り付きスライムを楽しむことができます。

ただ保湿クリームを混ぜる方法だとスライムが透明でなくなってしまいますので、透明なスライムが好みの方には、お湯をなじませる方法がよいでしょう。

簡単に復活するので、小さなお子様も手軽に試してみてくださいね。

《 ポイント 》

  • スライムが固くなったときは、お湯を少しずつ加えて馴染ませながらこね続ける。
  • スライムが固くなったときは、保湿クリームを混ぜると簡単に復活する。

スライムの使用期限と捨て方

手についたスライム

スライムの保存方法や復活方法についてご紹介してきましたが、そもそも使用期限や正しい処分方法はあるのでしょうか?

スライムはどの程度で捨てるのが良いか

スライムの保存方法で長期間にわたって放置していたスライムから、いやな臭いがしてくることがあります。これは、不衛生な手で捏ねたり触ったりしているうちに手アカや汚れが付着して、雑菌が繁殖しているのが原因です。

さらにそこへカビが生えてしまうこともあるようですが、こうなったらもう捨てるしかありません。

スライムを適切な保存方法を守って遊んでいるのであれば、ある程度の年月は持ちますが、手で遊ぶスライムはホコリや汚れが付きやすいため、衛生面を考えると最長でも1年以内には処分した方が良いと思われます。

先にお伝えした、固くなったスライムを戻す方法は、固く、縮んでしまったものに限られます。

それとは別に、スライムが「ドロドロに溶けている」「ブチブチと切れてしまう」「カビが生えている」「変な臭いがする」「変色している」という場合には、残念ですが捨てるしかありません。

遊び終わったスライムの正しい処分方法

スライムを捨てる場合、一般的には「可燃ごみ」に分類されています。

地域によっては処分の仕方が違いますので、住んでいる地域の役所で決められている処分方法を確認してから捨てるようにして下さい。

ここでひとつ、重要な注意点があります。ドロドロになってしまったスライムを、台所や洗面所などで水と一緒に流すのは厳禁です。配管が詰まってしまい、修理業者を呼ばなければならない可能性があるからです。

こうなると、思わぬ出費がかかってしまうという残念な事態になってしまいますので、遊んだ後は一般ごみ、もしくは可燃ごみなど、地域ごとの決まりに従って処分しましょう。

《 ポイント 》

  • スライムの使用期限は衛生面を考えると最長でも1年以内に処分する。
  • スライムを捨てる場合は住んでいる地域で決められている処分方法を確認する。
  • ドロドロのスライムを、台所や洗面所などで水と一緒に流すのは厳禁。

スライムの作り方

スライムの作り方

スライムの保存方法や使用期限についてご紹介してきましたが、ここではスライムの作り方を紹介します。

スライムは「洗濯のり」と、その成分PVA(ポリビニルアルコール)同士をつなぐ働きがある「ホウ砂水」を混ぜることで、簡単に作ることができます。

お子様と一緒に作って楽しめるスライムは、専用キットでなくても身近で準備できるもので作れますので、チャレンジしてみましょう!

所要時間

  • 10~20分

材料

  • PVA洗濯のり 50mL (ホームセンターなどで購入可能)
  • ホウ砂(ホウシャ) 2g程度 (薬局やインターネットで購入可能)
  • プラスチックコップ 2個
  • 割りばし
  • 計量カップ 1個
  • 絵の具 少々
  • スプーン
  • 水 50mL
  • お湯 25mL

スライムの作り方(基本)

  1. プラスチックコップ1個に、PVA洗濯のり50mLを入れる。
  2. ①に水50mLと好きな色の絵の具を少々加え、割りばしでかきまぜる。この時、透明のスライムを作りたい人は絵の具入れない。
  3. もう1つのプラスチックコップに、お湯25mLとホウ砂2g程度を入れてよくかきまぜる。
  4. 洗濯のりを入れた①のプラスチックコップに、③の作ったホウ砂水をスプーン1杯程度入れ、割りばしでよくかきまぜる。ホウ砂水の量が少ないと柔らかく、多いと硬くなる性質があるため、ホウ砂水の量を調整して硬さを決める。
  5. 少し水っぽいくらいに全体が固まってきたら、しばらく置いておく。
  6. 固まったものをプラスチックコップから取り出して、手でよくもむと完成。

光るスライムの作り方

  1. ホームセンターなどで買える「蓄光パウダー」を少量準備する。
  2. 透明スライムに蓄光パウダーをまぜる。
  3. 蓄光パウダーが広がるように混ぜたら完成。

しばらく光を当ててから暗やみに入れると光るスライムの出来上がり!

ホウ砂なしのスライムの作り方

  1. 洗濯のり100mlと、ホウ砂の代わりに、アリエールなどの「液体洗濯洗剤」大さじ2杯を準備する。
  2. 洗濯のりと液体洗濯洗剤アをボウルに入れ、泡立つまで混ぜる
  3. 泡立ってきたら手で粘り気が無くなるまで混ぜ合わせる。
  4. 手に付着せずに伸びるようになったら完成です。

《 ポイント 》

  • スライムは専用キットでなくても身近で準備できるもので作れる。
  • ホウ砂水の量でスライムの硬さを調整する。

スライムに使うホウ砂は危険?

スライムの作り方

スライムの保存方法とは別に、スライムを作るときに使用する、ホウ砂の取り扱い注意点を紹介します。

スライムの材料にあるホウ砂は、皮膚に触れるとかぶれの原因になったり、誤って口に入れたり、触った手で目をこすったりすると危険ですので取り扱いには十分に注意してください。

よって、自由研究などご家庭で作る場合には、お子様だけで使うことなく大人と一緒に作るようにしましょう。

そして、作った後は十分に手を洗い、作成後に余ったホウ砂水は、大量の水道水で薄めてから流してくださいね。

1回スライムを作ったくらいでは、ホウ砂が大量に余ってしまいますので、スライムの保存方法やホウ砂の保管にも十分注意してください。

《 ポイント 》

  • スライムで使うホウ砂の取り扱いには十分注意する。
  • スライムはお子様だけでなく、大人と一緒に作るようにする。

最後に

スライム

スライムの「保存方法」「固まった時の対処法」「作り方」「使用期限」「正しい処分方法」についてご紹介してきましたがいかがでしたか?

ちょっとだけ気を配る保存方法だけでスライムを長持ちさせ、固くなってしまったスライムでも意外と簡単に復活させられるんですね!

絵の具の色を変えれば、いろいろな色のスライムや光るスライムも作れますので、皆さんのアイデアを活かしてスライムを作るのもおもしろいでしょう。

スライムの材料は簡単に用意できるので、自由研究のテーマや、簡単な理科実験としても是非ためしてみてください。

これからスライムを作ろうと思っている人にも、家にあるスライムを復活させたいと思っている人にも、この記事が参考になれば嬉しいです。

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