食洗器が壊れてしまう『NG行為』5選

食器が入った食洗器

食洗器は、火事の手間を減らしてくれる強い味方です。せっかく食洗器を使用するならば、寿命までしっかりと使いたいですよね。今回は、食洗器が壊れてしまう可能性がある行動をご紹介します。食洗器はやすいものではないので、壊れやすい行動はできるだけ避けましょう。難しい注意点はないので、今日から実践して食洗器を長く使用しましょう。

食洗器には種類がある

ビルドインタイプの食洗器

食洗器は、食後めんどうな食器洗いを手助けしてくれる、非常に便利なアイテムです。まずは食洗器の種類について、見てみましょう。

  • ビルトインタイプ…台所に組み込まれている食洗器で、食洗器用のスペースを取らない
  • 据え置きタイプ…後付けする食洗器で、故障した際の取り換えが簡単

それぞれのタイプにメリットがあり、操作も簡単な機種がたくさん販売されています。食洗器そのものは安いものではないので、できるだけ長く使用したいものです。食洗器の寿命を早めてしまう可能性のあるNG行動を確認して、より長く食洗器が使えるようにしましょう。

食洗器が壊れてしまう『NG行為』5選

台所で困っている女性

食洗器の故障につながる、ついやってしまいがちなNG行動を紹介します。普段の食洗器の使い方の見直しを行い、故障しない使い方に切り替えましょう。

1.一般の台所洗剤を入れてしまう

手洗い用の食器洗い洗剤は、泡がたくさん出やすいのが特徴です。食洗器に手洗い用洗剤を入れてしまうと、以下のことが起こりやすくなります。

  • 食洗器内で泡が大量発生する
  • 泡の量が多く、洗い残りがおきやすくなる
  • ノズルが詰まりやすくなる

専用洗剤ではないものを使用すると、故障の原因になります。洗い残しは手洗いしなければならないので、二度手間になり食洗器のメリットを存分に活かせなくなってしまうかもしれません。

2.洗剤の量を多く入れる

使用済みの食器をきれいに仕上げたいからと、食洗器用の洗剤を多めに投入してしまうのもNGです。食洗器は使用する水分量が決まっているので、洗剤の量が多いとトラブルの原因になります。

  • 洗い残しが多くなる
  • 食洗器内に洗剤が残る

食洗器内に洗剤が残ってしまうと、衛生面での不安が高まります。毎日メンテナンスしていたとしても、食洗器に使用する洗剤量はきっちりと守りましょう。

3.メンテナンスを全くしない

食洗器のメンテナンスを全く行わないと、寿命を待たずして故障してしまう確率が高くなります。3日に一度を目安に、食洗器のお掃除をしましょう。忙しいのであれば、一週間に一度念入りに行って十分にメンテナンスを行ってください。

お手入れに必要なものは、主に以下のようなものです。

  • 食洗器専用洗浄洗剤
  • スポンジ
  • つまようじ
  • ブラシ

こまめにお掃除しておくと、嫌な臭いやカビの発生を防げます。水あかが気になるときは、庫内クリーナーを使用しましょう。臭いや汚れの洗浄には、酸素系漂白剤がおすすめです。

4.汚れがひどいお皿をそのまま食洗器に入れる

使用済みのお皿は、軽く洗ってから食洗器に入れましょう。油汚れなどがひどいまま食器を入れてしまうと、排水ホースに油がこびりついてしまい、故障につながってしまいます。

  • 油汚れを洗い流す
  • 食べ残しを食洗器に入れない
  • 調味料などの汚れを洗い流す

これらのひと手間を加えるだけで、食洗器の故障リスクを下げられますよ。ひどい汚れは庫内に残る可能性もあるので、衛生面を保つためにも予洗いを行っておいて損はありません。

5.不安定な場所に食洗器を置く

据え置きタイプの食洗器は、水平で安定した場所に置くことでパワーを発揮します。不安定な場所に置いてしまうと、以下のようなことが起こるかもしれません。

  • 使用中の振動で落下して破損
  • 振動で食洗器が移動して給排水ホースを圧迫

台所の広さを事前に確認して、食洗器を購入しましょう。設置状況が悪いと、食洗器の能力を引き出しにくくなります。食洗器を購入する前に、広めに場所を確保しておくと安心です。

種類別の食洗器の寿命を把握しよう

食洗器に食器を入れる様子

食洗器の寿命は、以下の通りです。

  • ビルトインタイプ…約10年
  • 据え置きタイプ…約5~7年

寿命年数を迎えたら、できるだけ早く買い替えるのがおすすめです。継続使用することもできますが、故障のリスクが高くなります。無理に継続使用してしまうと、思いがけない事故につながることもあるので、異変を感じたら使用を一旦停止してください。

まとめ

据え置きタイプの食洗器

食洗器は、正しい方法で使用すると長期間使えます。毎日のメンテナンスや、注意すべき点を把握して、上手に活用しましょう。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る