目次
爪切りの研ぎ方
爪切りの切れ味が悪くなってしまったときは3つの身近にあるもので手軽に爪切りの切れ味を回復させる研ぎ方があります。
それぞれの爪切りの研ぎ方を詳しく紹介します。爪切りの刃の研ぎ方と言っても爪切りの刃は小さいので爪切りの刃を研ぐといってもその研ぎ方は簡単な方法です。
アルミホイル
アルミホイルには目で見ることができない細かく小さな傷に入り込んでくれるので、爪切りの刃を滑らかにすることができます。
アルミホイルで爪切りの刃の研ぎ方を手順を追って紹介します。
- アルミホイルを用意する
アルミホイルを3cmほど出して切り、細長い状態にします。 - 爪切りに入るように丸める
切り出したアルミホイルをくるくる巻いて爪切りに入る(切れる)大きさにします。 - アルミホイルを爪切りで切る
巻いて爪切りに入るサイズにしたアルミホイルを爪切りで爪を切るように切ります。
この3つの爪切りの研ぎ方の手順だけで爪切りの切れ味を復活させることができます。
これはアルミホイルを爪切りで切る研ぎ方で、目で見ることができない細かくちいさな傷が、爪切りでアルミホイルを挟んだ際に発生する摩擦熱でアルミホイルが溶けて埋めてくれるて、きれいな刃になって爪切りの切れ味が復活する研ぎ方ということになります。
このアルミホイルを切る研ぎ方は、爪切り以外にもハサミが切れなくなってきたときにも応用することができる研ぎ方なので、刃先の切れ味が悪くなってしまったと感じたときには1度試してみてください。
アルミ缶
アルミホイルではなくアルミ缶を使う研ぎ方でも同じ効果を得ることができるので、爪切りの切れ味を復活させることができます。
- アルミ缶を切る
アルミ缶の側面の部分を5センチ角くらいの大きさに切ります。 - 爪切りで切る
切り出したアルミ缶を爪切りで爪を切るようにして切ります。
この手順でアルミホイルを爪切りで切ったときと同じ効果を得ることができるので、爪切りの切れ味が復活します。
紙やすり
紙やすりがご自宅にある場合の研ぎ方は、爪切りの刃の部分をやすりがけして刃を磨いてみましょう。
爪切りは小さいのでやすりがけをするのは難しく感じてしまうかも知れませんが、爪切りを使うときのように刃が閉じた状態にして持ち手部分を固定してから、閉じた刃の部分にやすりがけをします。
持ち手の固定は輪ゴムやマスキングテープを利用して、すぐ外せるようにしておきましょう。
研ぎ方は下の刃をきれい研ぐイメージで爪切りの下の刃から上の刃に向って研ぎましょう。15回程度研ぐと爪切りの切れ味を復活させることができます。
爪切りの刃の研ぎ方には上記の3つ以外にも万能研ぎ器を使用しての研ぎ方もあります。万能研ぎ器には付属品に小型のシャープナーがついているので、簡単に爪切りの刃を研いで切れ味を復活させることができます。
《 ポイント 》
- 爪切りの切れ味が悪くなったときは寿命と諦めてしまう前に、ご家庭にある身近なものを使用して爪切りの刃を研いでみましょう。
- 爪切りの刃の研ぎ方は簡単ですので、すぐに爪切りの切れ味を復活させることができます。
- 爪切りの研ぎ方でアルミホイルを使う場合、アルミホイルは多くのご家庭にあると思いますし、数cm使うだけで簡単に爪切りの刃を研ぐことができるので、爪切りを処分する前に試してみてください。
爪切りを研ぐタイミング
爪切りの研ぎ方以外に、爪切りの切れ味が落ちる原因や切れ味が悪い時の原因を知って爪切りを研ぐタイミングを理解しましょう。
爪切りの刃が削れてしまっている
爪切りの刃そのものが小さいので気づきにくいのですが、爪切りは使っている内に目では見えない細かく小さな傷ができていることがあります。
爪切りは刃物ですので刃が削れてしまっていると、爪切りの切れ味が落ちてしまいます。
爪切りの刃がさびてしまっている
鉄でできている爪切りは錆びてしまうことがあります。爪切りを保管している場所や爪切りで爪を切ったときに水分が残っているとさびの原因になってしまいます。
錆びてしまうと爪切りの刃が凸凹した断面になってしまうので切れ味が落ちてしまいます。
爪切りの刃が欠けてしまっている
爪切りを長年に渡って使用していると劣化してしまったり、爪切りを落としてしまうことで爪切りの刃が欠けてしまうことがあります。
爪切りの刃が欠けてしまうと、爪を切るときに力が分散されてしまい上手に切れなくなってしまうため切れ味が落ちてしまいます。または切ることができてもてもきれいに爪をきれなくなってしまいます。
爪切りが上記のような状態になってしまっていたら、爪切りを研ぐタイミングと言えます。
《 ポイント 》
- 爪切りを研ぐタイミングは、爪切りの切れ味が落ちてしまったときです。
- 爪切りの切れ味が落ちてしまう原因は、爪切りの刃が削れてしまっているときや刃がさびてしまっていることや刃が欠けてしまっていることが原因です。
- 刃が大きく欠けてしまった場合は研いでも切れ味を戻すことができないので、その際は爪切りの買い替えを考慮してください。
爪切りの種類
爪切りの研ぎ方とは別に、爪切りには3つの種類があります。大きく分けてグリップタイプ、ニッパータイプ、ハサミタイプです。それぞれの特徴を紹介します。
グリップタイプ
グリップタイプは一般的な爪切りと言われて思いつく形をしているもので、小さい力で爪を切ることができるので使いやすく爪を切りやすいタイプとなります。
ニッパータイプ
ニッパータイプは工具のニッパーと同じ形をしている爪切りで、切るときに爪に対して少ない負担で爪を切ることができます。
切れ味が良く先端が鋭利な形状になっているため、厚い爪や変形してしまった爪も切りやすいので、医療行為や介護の現場でも活躍する爪切りのタイプとなります。
ハサミタイプ
ハサミタイプはその名の通りハサミの形をしている爪切りで、爪の端から爪を切るので小さい爪や薄い爪を切るときに役立ちます。
爪が小さくて自分で切ることができない赤ちゃんの爪や小さなお子さんの爪を切るときに役立ちます。他のタイプの爪切りと比較して爪を傷つけてしまいにくいという特徴もある爪切りのタイプとなります。
《 ポイント 》
- 爪切りの種類は大きく分けて3つの種類があり、一般的な爪切りの形状で小さな力で爪を切ることができるグリップタイプ、爪に対して少ない負担で細かい部分を切ることができるニッパータイプ、小さい爪や薄い爪の赤ちゃんの爪を切ることができるハサミタイプがあります。
爪きりのおすすめ5選
爪切りの研ぎ方はお分かりになったと思いますので、ここではおすすめの爪切りを紹介します。
フェザー 特撰ツメキリ
特許を取得しているオートオフセット機構で新採用の補助板が、最適な刃のかみ合わせを実現してくれるので、爪を切る力を効率よく刃先に伝えてくれるため、爪の硬さや厚さを選ばずに軽いタッチで心地良く切ることができます。
木屋 爪切り 黒
寛政4年創業の刃物の老舗である「木屋」オリジナルの爪切りです。硬い爪も簡単に切れる切れ味の鋼製で切り口も滑らかなので切った後のやすりがけも必要ないと言われています。
匠の技 キャッチャー付きステンレス製高級つめきり
手に馴染んで扱いやすい大き目のグリップが持ちやすい、爪を切りやすく使いやすさにこだわった日本製の爪切りです。耐久性も良くおすすめの爪切りです。
MARUTO ネイルニッパー ネイルプロII
耐久性の高いダブルリーフスプリングを採用した、ストレート刃の自由度の高いニッパータイプの爪切りです。爪の端など細かい箇所にも切ることができるので巻き爪の方やお年寄りの厚い爪や割れやすい爪も切ることができます。
ピジョン ベビーつめきりハサミ
先端が丸く小さく薄い刃の安全設計なので、爪が薄くて小さい赤ちゃんの爪にも安心して使用することができるハサミタイプの爪切りです。じっとしてくれない赤ちゃんの爪も切りやすくおすすめです。
最後に
爪切りは切れ味が悪くなってしまったら寿命と考えていませんでしたか?
爪切りの研ぎ方はご家庭にあるもので簡単に刃を研ぐことができます。今回紹介したアルミホイルを使った爪切りの刃の研ぎ方は簡単に試すことができるので、爪切りを処分する前に試してみてください。
あれ?これが同じ爪切り?と思ってしまうほど切れ味が復活して気持ちよく爪を切ることができますよ。